ヘアスプレー

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ヘアスプレー

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レビューの数

80

平均評点

77.3(779人)

観たひと

1447

観たいひと

85

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ミュージカル
製作国 アメリカ
製作年 2007
公開年月日 2007/10/20
上映時間 117分
製作会社 Gabriel Simon Production Services
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ジョン・ウォーターズが1987年に監督したオリジナルが、ブロードウェイでミュージカル化されてトニー賞で作品賞など8部門を受賞。さらにそれを映画化したのが本作。監督は、ダンサーや振付家として知られ、「ウエディング・プランナー」で監督デビューも果たしたアダム・シャンクマン。主演のトレーシーはニッキー・ブロンスキーが抜擢され、母親役を「グリース」以来のミュージカル出演となるジョン・トラヴェルタが女装して演じている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

60年代のボルチモア。ハイスクールに通うトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、人気番組『コーニー・コリンズ・ショー』に出演して踊ること。でも現実は、ランドリー店で働く母エドナ(ジョン・トラヴォルタ)とオモチャ屋で店番する父ウィルバー(クリストファー・ウォーケン)に囲まれて、親友のペニー(アマンダ・バインズ)とテレビ放送を楽しみにしている日常だった。そんなある日、番組のオーディションが開催されて、トレーシーも参加する。そこで目の当たりにしたのは、メンバーの中心的存在アンバー(ブリタニー・スノウ)のステージママであるベルマ(ミシェル・ファイファー)が実権を握っている姿だった。失望するトレーシーだが、ダンスパーティで彼女のリズム感を見抜いたコーニー・コリンズによって抜擢される。レギュラーの座を獲得したトレーシーは、たちまち街の人気者となった。それが面白くないベルマとアンバー。ある日、メイベル(クイーン・ラティファ)ら黒人と知りあったトレーシーは、そのパフォーマンスのパワフルさに魅せられる。当時のアメリカではあからさまな人種差別で、『コーニー・コリンズ・ショー』でも黒人が登場できるのは月に一度の“ブラック・デー”だけだった。その理不尽さに公民権運動のデモにトレーシーも参加するが、ベルマの通報によって警察に追われる身となってしまう。一方、その頃『コーニー・コリンズ・ショー』のダンスコンテストが始まっていた。視聴者からの電話投票で『ミス・へアスプレー』が決まる。会場の周囲を警官に包囲させて、トレーシーの参加を阻止しようとしたベルマだが、その策略は失敗する。黒人たちも飛び入り参加したコンテストで『ミス・ヘアスプレー』に輝いたのは、なんと黒人の少女だった。スタジオ内はダンス大会となり、全員が踊り出す。その中にはトレーシーと、幸福そうな両親の姿もあった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2007年11月上旬特別号

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2023/09/23

70点

選択しない 


ジョン・トラボルタがセクシー過ぎて🥺

楽しすぎて、こういうのはやっぱり本物を観たいなと思ってしまうよ🥺

2023/09/20

2023/09/20

69点

VOD/U-NEXT 

・ポップでキャッチ-な曲、ビッグバンドの華やかな演奏、多幸感あふれる映像と歌声 前向きでハッピーな気持ちになる映画
・ヘアスプレー協賛の若者番組に出たいだけの主人公の映画が徐々にテーマを持っていく 1962年のベトナム戦争前の華やかな時代が描かれ、さらに進まない黒人差別に切り込んでいく内容 ただ楽しいだけの映画でない コミカルとテーマのバランスから天使にラブソングを を彷彿した
・主人公を筆頭にコミカルなキャラ設定でありながら、歌声とダンスの迫力が圧倒的

・この作品以降に傑作ミュージカルが出ている グレーテストショーマン、ラ・ラ・ランド、レミゼラブル、アラジンなどが自分にとっては、リアルタイムで衝撃を受けた作品で身近に感じる
・印象に残る楽曲は特になかった
  

2022/10/30

2022/10/31

90点

選択しない 


何度も観たい

明るく楽しめる音楽、ダンスですが、人種差別の問題が提示されています。さほどシリアスには描かれませんがメッセージとして大切な要素を感じます。ニッキー・ブロンスキーのコミカルに弾けるようなダンスが秀逸。トラボルタ&ウォーケンの驚きの夫婦といい見どころ満載です。それにしても黒人が歌い出すとそのソウルフルなムードに全体が染まるのは見事。

2007年

2022/04/04

75点

選択しない 
字幕


当時の恥ずかしいレビュー。未だ成長を見ず。

キャッチーな音楽、ダンス、プロットに、主演のニッキー・ブロンスキーをはじめJ ・ トラボルタ、C・ウォーケン、M・ファイファー、Q・ラティファらがそれぞれのパーソナリティーを遺憾なく発揮して大成功! とてもよくできた青春ムービー。ウォーケンの歌とダンスは特にお気に入りだ。
結構な観客動員数だし、「ミュージカルは苦手で…」とか言いながらしっかりレビュー書かれてたり、日本人は案外ミュージカル好きかもしれない。宝塚も男性だってハマる人はハマるらしいから。

後日に知るジョン・ウォーターズのちょいカメオ出演。ああ、タイトルでコート着た公然わいせつの人ね。一瞬じゃ?

2021/12/17

2021/12/17

80点

テレビ/有料放送 
吹替


役どころが驚き!楽しい雰囲気の中に人種問題も盛り込んだスマッシュ娯楽作品

ジョン・トラボルタ、クリストファー・ウォーケン、ミシェル・ファイファーが今まで演じたことも無い様な役柄を演じているのが痛快でした。作品全体としては、楽しい娯楽作品として、飽きさせる事無く一気に観客をラストまで連れていってくれますが、その中で人種問題を(これまた娯楽作品としてのテーストを保って)描いており、とてもメリハリが効いたミュージカルになっています。昔のアメリカのテレビ音楽番組って、現実を忘れさせる非現実的な馬鹿っぽさがあって、時々観て、頭をリセットさせたいと思いました。

2021/11/21

2021/11/21

75点

テレビ/有料放送/WOWOW 


ボルチモア

表向きはあっかるいミュージカルなんだが、黒人差別の問題をカラリと描くところが秀逸。そこに、おデブに対する差別の問題をサラリと入れて。
オープニングで、「素晴らしきボルチモア〜」とか能天気に歌って始まるあたり、皮肉が効いている。

楽しい映画ではあったが、
自分的には期待ほどではなかったかな。

ジョン・トラボルタとクリストファー・ウォーケンが凄かった。特に前者。最初、全然分からなかった。そういえば、そういう話を聞いたことあったなあと、思い出しました。