女性各々の職業を投影した己の心象の語り方が笑える。 ~ ウィンスレットはコラム風、ディアスは何と予告風(^o^)ギャハハ。
期間限定恋愛にお家の入れ替えを加えたのが映画的新味。 ラブコメらしく描写は全編軽めだが 後半急速に切なさを帯びる展開も この軽さが効いているからこそだろう。
冬と夏、介在者としての老人と子供、泣き虫と泣かないといった対極構造。 及び二つを行き来する構成が とても良いテンポを生んでおり良かった。
何度も現れる『振り払った筈の過去の恋』に心曇らせるウィンスレットの表情の微妙な変化。そしてその丁寧な捉え方が素晴らしい。
ロウとブラックが欠点無くいい男過ぎるが、まぁその分 しっかりとしたときめきポイントとなっている。
数多くの映画ネタが散見出来るが 私的にはモリコーネの曲で登場するウォーラックが最もポイント高かった。
《劇場観賞》