プラダを着た悪魔

ぷらだをきたあくま|The Devil Wears Prada|The Devil Wears Prada

プラダを着た悪魔

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レビューの数

138

平均評点

80.0(1971人)

観たひと

3458

観たいひと

168

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2006
公開年月日 2006/11/18
上映時間 110分
製作会社 表記なし
配給 20世紀フォックス
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ファッション業界を舞台に、一流雑誌のカリスマ編集長と新人アシスタントの攻防と絆を描くドラマ。原作は、ヴォーグ誌に務めた経験を持つローレン・ワイズバーガーのベストセラー小説。出演は「クライシス・オブ・アメリカ」のメリル・ストリープ、「ブロークバック・マウンテン」のアン・ハサウェイ。監督は「マイアミ・ラプソディー」の他、人気テレビ・シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』を手掛けるデイヴィッド・フランケル。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。おしゃれに興味のない彼女が向かった先は、全世界の女性が憧れる一流ファンション誌、ランウェイの編集部。彼女は意外性を買われ、カリスマ編集長、ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のジュニア・アシスタントとして働くことに。だがそれが地獄の始まりだった。早朝からシニア・アシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)に叩き起こされ、ミランダには高度な要求を次々と命令される。すぐにミランダから失望の言葉を浴びせかけられたアンディは深く傷つくが、ミランダの右腕を務めるファッション・ディレクターのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)から自分の甘さを指摘されて意識が変わる。仕事には気合いが入り、服装もファッショナブルなものを選んで、周囲が驚くほどの大変身を遂げていった。ミランダの信頼も徐々に勝ち取っていくが、そんな時、ミランダの自宅で彼女が夫と口論している姿を目撃する失敗を犯す。その制裁として、ミランダはまだ発売前の『ハリー・ポッター』シリーズを手に入れろという無茶な命令を下すが、アンディは、以前パーティーで知り合った有名エッセイストのクリスチャン(サイモン・ベイカー)の助けを得て見事難題をクリアー。ますますミランダから気に入られる。だが仕事の充実の一方で、私生活は破壊されていった。友人たちとは距離ができ、ついには同棲していたシェフの恋人ネイト(エイドリアン・グレニアー)と破局。そんな状態でパリ・コレクションへの出張へと出掛けたアンディは、クリスチャンと一夜の関係を持つ。そして彼から、ミランダのライバルであるジャクリーヌをランウェイの新編集長に就任させる陰謀が進められていたことを聞いてしまう。だがミランダはそれをすでに知っており、自分の運命を毅然とした態度で受け入れた。アンディはランウェイを離れ、ネイトと再会して許しを乞う。そして新しい出版社の面接に行くと、ミランダが編集長にアンディを推薦する言葉をファックスしてくれたことを知るのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2007年1月上旬特別号

劇場公開映画批評:プラダを着た悪魔

2006年11月下旬号

作品特集 「プラダを着た悪魔」:メリル・ストリープ インタビュー

作品特集 「プラダを着た悪魔」:“プラダを着た女優” アン・ハサウェイの素顔を語る

作品特集 「プラダを着た悪魔」:作品評

2026/03/02

2026/03/03

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


メリル・ストリープのかんろく

 フアッションに興味がなく、おしゃれにも縁がない身にはどれがプラダやら。だからアンディの気持ちがよくわかる。
 大学を卒業してジャーナリストを目指し出版社に就職したものの、仕事は高級ファッション誌のカリスマ編集長ミランダの第二秘書。まったくの畑違いだが、ステップアップのための修行期間と割り切り、ミランダの無理難題にも食らいつく。ファッションに興味がなく、着飾っている女性に対しても冷ややかで、どこか上から目線だ。それをミランダに見透かされ、無理難題のハードルが上がる。もはやパワハラの域を超え、さすがのアンディも心が折れそうになり、ディレクターのナイジェルにSOSを出すが、彼も彼女の甘さを指摘する。それでもフアッションのアドバイスをしてやり、アンディは見事に変身する。ミランダや第一秘書のエミリーのアンディを見る目が変わる。
 レストランで下働きするアンディの同棲相手のネイトは高級ファッションに身を包む彼女より、普段着の彼女の方が好きだ。アンディの仕事も忙しくなる一方で、二人の間にすきま風が生じる。このあたりは太田裕美の「木綿のハンカチーフ」の男女逆バージョンだ。
 アンディはついにエミリーを押しのけ、パリ行きの切符を手に入れる。長年、パリ行きを夢見ていたエミリーは大ショックだが、彼女自身もアンディがミランダのお気に入りになっていることに気づいていた。それがまたエミリーのプライドが傷つける。
 このままだと女性たちのビジネスバトルで、それだけかとも思ったが、終盤にグッと盛り上がる。アンディがエミリーに見せるやさしさと友情、悪魔だとばかり思っていたミランダのアンディに見せる愛情。共に心憎い。
 アン・ハサウェイが若さで押しまくるが、最後はメリル・ストリープがかんろくを見せつけた。

2026/03/02

2026/03/02

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


初見と思いきや以前に一度見ていた・・・?冬は”ドンブク”(標準語ではドテラまたは綿入れ?)夏はTシャツでカミさんにも見放されるほど斬るものに無頓着なのでファッション業界ネタは異世界。それでもついテンポの良さでつい見てしまう。いずこの国でも働くって大変・・・。

2026/03/02

2026/03/02

-点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


疾走感

ネタバレ

早い しんどい ナイジェルよく出来た上司
メリル•ストリープ!凄い 悪魔!『雪の女王』
双子ちゃん 小悪魔! メンタリスト ジェーン

2026/03/03

2026/03/02

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


ファッション誌業界を生き抜く

君臨するのは並大抵の苦労に非ず、その部下も。

2026/02/14

2026/02/15

80点

選択しない 


ストレート

なんの捻りもなく面白い

2025/09/15

2025/09/15

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


参考のハサウェイ

"That's All"

ジャーナリスト志望のアンドレア・"アンディ"・サックス(演:アン・ハサウェイ)は、ファッション誌「ランウェイ」編集長の第2アシスタントに採用される。しかし編集長ミランダ・プリーストリー(演:メリル・ストリープ)は自らの意に沿わないものは情け容赦なく斬り捨てる文字通りの"独裁者"。そして公私問わず無理難題を課してくるその姿勢にアンディは困惑と反発を覚えるが、次第に仕事の面白さに目覚めていく。
公式には否定されているが、劇中のミランダのオフィスを観る限り彼女のモチーフは間違いなく「ヴォーグ」誌の鬼編集長アナ・ウィンターであろう。コーヒーへの執着もアナそのものとしか言いようがない。僕はファッションに疎い。アディダスのジャージにニューエラの野球帽で私服をまとめてしまう僕を見たら、アナもミランダも確実に卒倒するだろう。それくらい無頓着なのだが、僕は以前からアナ・ウィンターには関心があり、(途中で止めたが)彼女の自叙伝を取り寄せるくらいには興味を持っていた。そのため本作も(初鑑賞だが)ミランダがどのくらい生々しいかを興味本位で観た。
結果として、期せずして自分は苦々しい過去の蓋を開けることになった。作品自体は面白かった。だが素直に受け入れられない。それは自分の過去と結び付いてしまったからである。
コロナ禍になる少し前、社会人4年目の僕は転勤となった。内勤から営業職への異動でもあり、よくある話なのだが、自分は他人に話しかけるのがとても駄目で途方に暮れていた。それからしばらくして、今度は上司が交代になった。新しい上司は社内でも特に厳しく、怖いことで知られていた。誤解のないように言っておくが、僕はこの上司は良い人間だと今でも思っている。言い方はキツいが物の見方は冷徹なまでに公正で、それ故に厳格だったからだ。なので本文でこの上司を貶めようという意図は一切ないことは重ねて言及しておく。しかしながら、自分の器量がこの上司の要望をとても満たせなかった。元々無理ゲーだった背景もあるが、そうこうしているうちにコロナ禍に突入し、いよいよ僕は鬱状態とパニック状態を抱えることとなった。上司は最後まで面倒を見てくれたものの、結局自分はロクな数字を残せないまま営業を離れた。別に失業も借金もしなかったが、時間という喪失、そして人間関係の溝は今日でも埋められていない。自分はアンディにはなれなかった。
何故自分はアンディになれなかったか?原作未読なうえに心理描写の変化も一足飛びだった感はあるが当時の自分とアンディを比較してみる。ポイントとなるのは「期限」「意志」そして「外見」といったところになりそうだ。
まず「期限」。劇中冒頭でアンディは「1年ミランダに仕えられたらどこでも仕事ができる」と聞かされ、「1年」という期限を切っていた。そして「どこでも仕事ができる」ようになるために「何が何でも1年は続ける」と決意していた。対して自分はどうだったか?次はいつ声がかかるか分からない。いつまで続ければいいのかハッキリしない中で、元々の無理ゲー感が更に悪化してしまった。一時的に良くなることはあっても、それは無理を重ねたからで長続きしないという悪循環に陥った。そしてこの差は「外見」に現れる。アンディは同僚のナイジェル(演:スタンリー・トゥッチ)の手を借りてダブダブのセーターからプラダのドレスに着替えて仕事をするようになる。これが彼女のブレイクスルーだった。彼女はこの瞬間、借り物でも鎧を手に入れた。対して自分はどうだったか?自分でもわかるほどに日に日にスーツがヨレて見すぼらしい外見になっていった。思えばミランダもアナ・ウィンターも外見から自分の帝国を作っていったように思う。ミランダはプラダのドレス、アナ・ウィンターの場合は毛皮のコートとショートボブがそうだった。他人に叩かれやすい部分をあえて作ることで、内的意志を鋼のレベルまで叩き上げたに違いない。自分にはそれがなかった。
だからミランダのことは嫌いになれない。そして自分にはそのセンスがない。ただこれだけは言わせてほしい。ダブダブのセーターにロクに手入れもしていない長髪の"サイズ6"アン・ハサウェイが僕はたまらなく可愛くて好きだということを。