プラダを着た悪魔

ぷらだをきたあくま|The Devil Wears Prada|The Devil Wears Prada

プラダを着た悪魔

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レビューの数

133

平均評点

80.1(1935人)

観たひと

3422

観たいひと

167

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2006
公開年月日 2006/11/18
上映時間 110分
製作会社 表記なし
配給 20世紀フォックス
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ファッション業界を舞台に、一流雑誌のカリスマ編集長と新人アシスタントの攻防と絆を描くドラマ。原作は、ヴォーグ誌に務めた経験を持つローレン・ワイズバーガーのベストセラー小説。出演は「クライシス・オブ・アメリカ」のメリル・ストリープ、「ブロークバック・マウンテン」のアン・ハサウェイ。監督は「マイアミ・ラプソディー」の他、人気テレビ・シリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』を手掛けるデイヴィッド・フランケル。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。おしゃれに興味のない彼女が向かった先は、全世界の女性が憧れる一流ファンション誌、ランウェイの編集部。彼女は意外性を買われ、カリスマ編集長、ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のジュニア・アシスタントとして働くことに。だがそれが地獄の始まりだった。早朝からシニア・アシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)に叩き起こされ、ミランダには高度な要求を次々と命令される。すぐにミランダから失望の言葉を浴びせかけられたアンディは深く傷つくが、ミランダの右腕を務めるファッション・ディレクターのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)から自分の甘さを指摘されて意識が変わる。仕事には気合いが入り、服装もファッショナブルなものを選んで、周囲が驚くほどの大変身を遂げていった。ミランダの信頼も徐々に勝ち取っていくが、そんな時、ミランダの自宅で彼女が夫と口論している姿を目撃する失敗を犯す。その制裁として、ミランダはまだ発売前の『ハリー・ポッター』シリーズを手に入れろという無茶な命令を下すが、アンディは、以前パーティーで知り合った有名エッセイストのクリスチャン(サイモン・ベイカー)の助けを得て見事難題をクリアー。ますますミランダから気に入られる。だが仕事の充実の一方で、私生活は破壊されていった。友人たちとは距離ができ、ついには同棲していたシェフの恋人ネイト(エイドリアン・グレニアー)と破局。そんな状態でパリ・コレクションへの出張へと出掛けたアンディは、クリスチャンと一夜の関係を持つ。そして彼から、ミランダのライバルであるジャクリーヌをランウェイの新編集長に就任させる陰謀が進められていたことを聞いてしまう。だがミランダはそれをすでに知っており、自分の運命を毅然とした態度で受け入れた。アンディはランウェイを離れ、ネイトと再会して許しを乞う。そして新しい出版社の面接に行くと、ミランダが編集長にアンディを推薦する言葉をファックスしてくれたことを知るのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2007年1月上旬特別号

劇場公開映画批評:プラダを着た悪魔

2006年11月下旬号

作品特集 「プラダを着た悪魔」:メリル・ストリープ インタビュー

作品特集 「プラダを着た悪魔」:“プラダを着た女優” アン・ハサウェイの素顔を語る

作品特集 「プラダを着た悪魔」:作品評

2025/01/22

2025/01/24

83点

VOD/Amazonインスタントビデオ/購入/テレビ 
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観るたびに点数が上昇する映画

走り過ぎて見失ってしまった時に大切なものにようやく気付ける。
それにしても美しい…

2024/12/11

2025/01/01

65点

レンタル/沖縄県/ゲオ/ゲオ与那原店/DVD 
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泣かせよりもこういうオチが良い。

ネタバレ

まあまあ面白かったコメディでした。アン・ハサウェイも23歳の頃の作品か。若いだけに動きに張りがあるなあ。彼女の顔は目が大きいので、いつもびっくりしたような表情で、そこが苦手という人もあろうが、私は好きだね。まあヤマトナデシコは顔のパーツが小さくまとまっているのでどうもいまいち苦手な感じになるだろうけれでも、それが私には可愛く見える。原節子も顔のパーツが大きくてその意味では西洋風なんだろうけど、最初はヤマトナデシコらしくないなあ、と思っていたのだが。

ともあれ、とても元気の良い彼女は最初は野暮ったい服を着ていてそれが若い男ならダサいと思うところ、そこも彼女だと好感持てるのだった。むしろファッション雑誌編集長の秘書になってからファッショナブルになるのが彼女には合わないというようにも思えた。庶民的なのね。
アンをこき使う編集長は勤務時間外でも電話をかけてきてあれこれ指示をする。アンのプライベートなど一切無視するってのが、アメリカでもあることなんだなあと思った。日本だとそんなことがなんか当たり前になっていて、社長シリーズなどでも小林桂樹はプライベートでも森繁社長のために仕事しているもんなあ。こんなことアメリカだとたちまちクレームがつきそうなんだけど、アンは不満ではあろうが、編集長のために仕事をする。

そのために彼氏と溝が出来てしまう。四六時中仕事にかまかけて、彼氏に構ってられなくなって、そんなことに彼氏は不満を持つのである。しかしねえ、こんなことで不満を持つ彼氏は器が小さいのう。彼女の頑張りに思いやりを持ったらどうなんだと思っちゃう。これが逆ならこの彼氏、仕事なんだから仕方ないだろうと彼女に言うだろう。こんなケチな男とは別れちゃってくださいと余計なお世話だろうが、そう思っちゃう。そうやって頑張った彼女は「マイ・インターン」で社長になるんだよねえ。あれっ、この映画、本作の続編じゃないって?

この映画はオチが良いや。傲慢で秘書をこき使う編集長と心が通い合い、そこで人情喜劇のような泣かせでくるのかと思いきや違った。編集長がまたもや誰もが自分に憧れるという傲慢な言葉を吐いたので、アンちゃんはああ、この編集長は駄目だわとばかりに、彼女がかけてきた携帯電話に出ず、その電話を噴水に投げ込むというオチが痛快。このオチって原作にもあるのかなあ。

原作者のローレン・ワイズバーガーは彼女自身「ヴォーグ」編集部でアシスタントをしていたので、それを基に書いた小説。メリル・ストリープが扮した編集長は、「ヴォーグ」のカリスマ編集長であるアナ・ウィンターがモデルではないかと言われた。しかし、原作者をこれを否定している。

編集長役のメリル・ストリープは撮影初日に、アン・ハサウェイに「あなたにこの役は似合っていると思います。だからあなたと共演出来て私はとてもハッピーです。これがあなたに最後に言うステキな言葉です」と告げたとか。まあ役どころがこれだからねえ、あなたがキライでこんなこと言っているんじゃないわと断っておきたかったのか。

2023/10/11

2023/10/12

77点

VOD/Hulu 
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王道のお仕事映画

アン・ハサウェイフェス7
貫禄のメリル・ストリープとゴージャスなアン・ハサウェイ。終始余裕を感じるメリルの演技。表情がくるっくる変わるアンの可愛らしさ。それだけでお腹一杯。快テンポのストーリー展開に、ウィットに富んだ会話が飛び交う。観ていて小気味が良い。

この業界は外見も内面も生活もお洒落で武装しないと通用しない厳しさがある。さすがアメリカ。日本はこの点はゆるゆるです(自分がその手の業界に携わっているので、よくわかる)

アンドレアの成長物語であると同時に、この先もお仕事映画の見本として、永遠に見続けられるであろう快作である。

しかしアン・ハサウェイは何を着てもさまになる。物語当初のカジュアルスタイルも全くダサくない!

2023/01/24

2023/01/25

73点

VOD/U-NEXT/レンタル/PC 
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これじゃ、あんまり元気が出ない

側近のスタンリー・トィッチが言います。「女性は仕事ができればできるほど、家庭は崩壊していく。」

 雑誌のカリスマ編集長のメリル・ストリープは、離婚は初めてではなさそうで、化粧を落とした素顔から、仕事では見られない悲しみの涙が流れます。終始、貫禄の演技です。

 助手となったアン・ハサウェイは、上司からの無理難題、朝令暮改、パワハラなどに耐えながら、徐々に仕事ができるようになっていきます。可愛い演技でした。
 着る服装も変わっていきますが、回りとの人間関係がギクシャクしてきます。そして、恋人と別れます。

 ストリープが、誰もが私に憧れると誇らしげに語った時、ハサウェイは冗談じゃないと携帯を池に投げ込みます。これは、気持ち良かった。

 新聞社に就職し、恋人と寄りを戻しています。しかし、これでは、せっかく成長が見られたのに、また最初からやり直しだなぁと思い、見る前の気分に戻ってしまいました。まだ、若いんだな、きっと。

2023/01/21

2023/01/21

49点

選択しない 
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着脱

エンタメに特化した丁字路。

2022/12/30

2022/12/31

65点

選択しない 


苦手なメリル・ストリープにちょっと心配しながら鑑賞も、やっぱり彼女の演技は苦手です。内容もくすぐりどころをわきまえた典型的なハリウッド・ムービーでした。