ブラウン夫人のひめごと

ぶらうんふじんのひめごと|24 heures de la vie d'une Femme|24 Hours in the Life of a Woman

ブラウン夫人のひめごと

レビューの数

2

平均評点

69.3(4人)

観たひと

9

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 2002
公開年月日 2006/7/15
上映時間 105分
製作会社 表記なし
配給 ワイズポリシー
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

シュテファン・ツヴァイクの原作を見事に現代に蘇らせた儚い恋の物語。主演は監督・脚本家としても活躍しているアニエス・ジャウィ(「ムッシュ・カステラの恋」監督・脚本・出演)、名優ミシェル・セロー(「とまどい」)。監督は、斬新な映像感覚が評価されている新鋭ロラン・ブーニク。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

南仏リビエラのリゾート。少女オリビア(ベレニス・ベジョ)は年老いた元外交官ルイ(ミシェル・セロー)に出会う。ルイはオリビアに、かつて出会った女性のことを語り始めた。第二次大戦が起こる直前のこと。十代のルイは避暑に来ていたが、彼の母親はテニスコーチと駆け落ちしてしまい、避暑地はその噂で持ちきりだった。しかし、ブラウン夫人(アニエス・ジャウィ)だけは母を擁護した。夫人はルイに、20年以上も前の出来事を話し始めた。夫を亡くした彼女を、義妹エリザベスがリビエラ旅行に誘った。そしてブラウン夫人はそこのカジノで出会ったある男に惹かれる。男はポーランドの貴族アントン。賭博にのめり込み身を滅ぼす寸前だったアントンをブラウン夫人は宿に送り届け、そのまま一夜を共にする。義妹の非難にもかかわらずブラウン夫人はアントンと駆け落ちする決心をしていた。しかしアントンは約束の時間に現れなかった。「今でも彼の夢を見る」というブラウン夫人。ルイが夫人の話を聞き終わった時、駆け落ちしていた母が前を横切った。母を許すようにその姿を見送るルイ。そして今、年老いたルイもまたオリビア相手の思い出話に幕を下ろそうとしていた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2006/10/08

2015/01/02

60点

映画館 
字幕


三世代の物語に相互に関わりあっていく

調べてみたら「秘密は誰かに話すもの」というタイトルでDVD発売が決まっているようですね。そちらのほうがタイトルはいいかもしれませんね。というのも、この「ブラウン夫人のひめごと」というのは3層構造になっている物語の一番奥に出て来るものだからで、それだけしまい込んでいるから「ひめごと」なのよ、ということにもなるのでしょうね。この「ひめごと」自体はよくある男女のお話なのですが、3層構造にすることによって三世代の物語に相互に関わりあっていくのが面白かったですね。

2014/08/24

2014/10/27

82点

VOD/GyaO!/レンタル/スマホ 
字幕


なんともフランス映画らしいフランス映画

TーSITEマイ棚に書いたときのそのまま記載

日本公開時は『ブラウン夫人のひめごと』だったらしいが、何故か、タイトルが『秘密は誰かに話すもの』に改変されたみたいだ。

『女の二十四時間』という小説の映画化。

現役を引退した外交官がバカンスで訪れたフランスで、ひょんなことから出会った少女に、過去をはなしだす。その回想シーンと現在を交互に絡めながら、男と女の24時間を描いています。

いかにもフランスらしい映画です。

ブラウン夫人のひめごとは、たいしたひめごとではないような気もしますが、そんな目に実際にあったら、ショックだろう。

ブラウン夫人を酷い目に合わせ、破滅していく将校役のニコライ・コスター・ワルドーは、端正な顔立ちと、ギャンブルする時の指が綺麗で、ブラウン夫人でなくとも、魅力されます。