ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

ろーどおぶざりんぐおうのきかん|The Lord of the Rings: The Return of the King|The Lord of the Rings: The Return of the King

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

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レビューの数

80

平均評点

81.5(1015人)

観たひと

1945

観たいひと

63

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ファンタジー
製作国 アメリカ
製作年 2003
公開年月日 2004/2/14
上映時間 203分
製作会社 ウィングナット・フィルムズ
配給 日本ヘラルド映画=松竹(日本ヘラルド映画=松竹=角川書店=電通=フジテレビジョン=ポニーキャニオン=丸紅 提供)
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

世界を支配する邪悪な力を持った指輪をめぐる壮大な冒険ファンタジー。J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』を原作にした三部作の完結編。スタッフ&キャストの多くは前作と同じ。監督・製作・脚本は「さまよう魂たち」のピーター・ジャクソン。撮影は「ベイブ」のアンドリュー・レスニー。音楽は「ギャング・オブ・ニューヨーク」のハワード・ショア。美術は「クジラの島の少女」のグラント・メイジャー。衣裳は「ラスト サムライ」のナイラ・ディクソンと「さまよう魂たち」のリチャード・テイラー。出演は「ディープ・インパクト」のイライジャ・ウッド、「X―メン」シリーズのイアン・マッケラン、「ジュエルに気をつけろ!」のリヴ・タイラー、「ダイヤルM」のヴィゴ・モーテンセン、「ブルワース」のショーン・アスティン、「バンディッツ」のケイト・ブランシェット、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」のジョン・リス=デイヴィス、「スコーピオン・キング」のバーナード・ヒル、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のオーランド・ブルーム、「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィーヴィング、「ヒューマンネイチュア」のミランダ・オットー、「ダスト」のデイヴィッド・ウェンハム、「ゴーストシップ」のカール・アーバン、「ポエトリー、セックス」のジョン・ノーブル、「24アワー・パーティ・ピープル」のアンディ・サーキスほか。2004年ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門作品賞、監督賞など4部門、同年アカデミー賞作品賞、監督賞など11部門ほか受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

指輪を捨てるため滅びの山を目指すフロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)。だが彼らを道案内するゴラム(アンディ・サーキス)は、二人の仲を裂こうと目論んでいた。ゴラムの策略でフロドはサムを疑い始め、彼らは別の道を行くことになる。一方、冥王サウロンの軍が、人間の国ゴンドールに襲いかかる。ここが陥落すれば中つ国も滅んでしまう。旅の仲間はもちろん、ローハンの人々も、長らく国交が途絶えていたゴンドールを救うために立ち上がった。ガンダルフ(イアン・マッケラン)の必死の指揮にもかかわらず劣勢が続くが、そこに海賊船を奪ったアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)率いる亡霊の大軍が現われて驚くべき力を発揮し、多くの犠牲を出しながらもゴンドールは勝利する。その頃、サムは巨大蜘蛛に襲われていたフロドのもとに駆け付け、彼らの信頼は戻った。しかしサウロンはたちまち兵を補強。アラゴルンは、フロドを少しでも助けようと、サウロンの目をそらすためにモルドールの黒門へ攻め込むことを決意する。まもなく、フロドとサムは滅びの山に辿り着いた。指輪を奪おうとしたゴラムがフロドに飛び掛かるが、結局、指輪はゴラムと共に火の中へ落ちていく。するとモルドールは滅び、皆は無事帰還することに。アラゴルンは中つ国の王となり、アルウェン(リヴ・タイラー)を妃に迎える。ホビット庄に帰ったフロドは旅の体験を『指輪物語』として執筆し始めるが、やがて書きかけのそれをサムに託して、再びガンダルフらと共に旅立っていくのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2004年4月上旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

2004年3月下旬号

劇場公開映画批評:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

2004年3月上旬号

徹底特集 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」:グラビア

徹底特集 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」:「ロード・オブ・ザ・リング」全解説

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2004年1月下旬新春特別号

HOT SHOTS:「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」

2003年8月下旬号

超速報! 2004年話題作先取り:ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

2023/06/08

2023/06/09

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
吹替


ほぼ戦闘シーン

飽きさせないのはすごいが、これで大丈夫なのは全体が長いから
賞を沢山取れたのは全体の最終章であることと
映像化が難しいとされていた物語の映像化達成に対するものか
やはりハリーポッター並(以上かも)のベストセラーだった原作を読む必要がある(日本ではそんなに売れてないが)

2023/03/21

2023/03/21

60点

VOD/U-NEXT 

・監督が心血を注いだ映像表現が極まった一本 合戦のスピード感とダイナミックさ、異形の生物の表現、大群同士の対決の壮大さ、どこをとってみても現代でも通じる作品 ここに力を入れ過ぎている面もあるが
・前作までお客さん状態の印象だったホビット族の4人が成長 特にフロドを支えるサムはたくましく、自分を犠牲にしてもフロドに尽くす様はよかった

・フロドの存在が完全に乗れない部分 指輪に魅力されゴラムを信用しサムを遠ざける、、最後には指輪を捨てることさえも躊躇する サムの尽力を無に帰するような行動をするなか、本作の主人公として最終的にはエルフの国に旅立つほどの扱いに違和感
・映像に力を入れたのはわかるが、壮大なシーンを伝えがたいがために各場面がとにかく長くなる 印象的なのろしで救援を頼む場面は、各のろし台を丁寧に描くほどで、長くなる、このようなシーンの積み重ねで200分超えしてしまったのでは 映像やセルフなどもう少しタイトにすることが出来たと思う
・完全版じゃないので端折られた部分が説明不足に感じる 冒頭の悪の魔導士サルマンの最後、死の戦士たちを味方に入れる流れ、フロドがクモに襲われた後にサムが指輪を回収している場面 どれも唐突感が出てしまい説明不足
・姫のエオウィンが黒の騎士に勝つ流れも無理がある
 

2023/03/05

75点

選択しない 


3部作全部で超長編映画だからこその感動

1本が3時間くらいのものが3本で完結するので全部見ると相当な時間となる超長編映画、だからこそラストの故郷への帰還シーンや敵が崩壊するシーンの感動は大きい。やっと終わったか、という感覚と少し寂しくなるような感覚がある。原作小説も長い話のようで、映画だけではよく理解できに所もあるけど、小さなホビット族が頑張る姿にみんなが勇気づけられる姿には感動させられる。音響的には、すべてのスピーカーふんだんに使ったいろいろな音響効果があり臨場感を出すのにとても役立っていた。

2023/03/02

2023/03/04

88点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
吹替


少々長かった・・

 3部作中の最後の作品。この作品は200分強という超長丁場、う~ん、あまり長すぎるにもつらいかなって少しばかり感じた。それでも、作品内容は素晴らしいので、引き込まれっぱなしではあったけどね。最後は、ハッピーエンドで・・・、でもフロドについては心変わりして欲しくなかったなぁ・・・。

2023/03/02

2023/03/02

80点

VOD/Hulu/購入/テレビ 
字幕


何かを捨てに行く物語

三部作を観ての感想です。
原作に忠実で非常に面白かったと思います。
きちんと世界観を作れていて、特にホビット庄には行ってみたいなと思えるくらいのリアルさがありました。
何かを得に行く物語は数知れませんが、何かを捨てに行く物語は少ないと思います。1度手にした力は、こんなにも手放すことが難しいのかと改めて感じます。
今テレビの前に剣があったのなら、私もそれを手にして天に掲げていると思います。三部作を連続で観て、共に冒険をしたかのような気持ちです。

2023/01/09

2023/01/09

85点

その他/NHK/BS4K 
字幕


ピーター・ジャクソン

完結篇。
エクステンデッド版も含め、5回目の鑑賞。
NHK・BS4Kを、70インチ・モニターで鑑賞。
17年前は2Kプロジェクターで見たのだが、今はこれでいくしかない。

さすがにスケールアップして、盛り上がる。
滅びの山の火口に、指輪を放り込む直前の、フロドが恐ろしく、そして悲しい。
ここが、この「指輪物語」の怖いところだな。
指輪のケリが着いた後の30分の余韻も、単なるハッピーエンドでないところが、いい。
17年前に見た時は納得し難かったが、今日はなんか心に沁みた。
ケイト・ブランシェットは、ゾッとする美しさだ。

プレミア上映を見たジャック・ニコルソンは、火口のシーンが終わったところで劇場を出て来たそうです。
イライジャ・ウッドに「見てくれなかったの~、最後の最後を」と呆れさせてましたね。

3部作で、9時間20分余。
一気呵成には見れませんでしたが、とにかくたどり着きました。