西島さんの映画全制覇への道。
・・・・・・・・のはずが、というかそれは別に嘘でも間違いでも何でもないんやけども、なんせ、なんせ、この映画観始めてすぐにもうオダギリジョーがびっくりするほどかっこよすぎまくりでもうそれはそれは。びっくりした。オダギリジョーが映ってるあいだすべてがかっこよかった。1秒たりともかっこよくないオダギリジョーというか春彦がこの映画の中にはいなかった。なんせやばかった。見た目はなんか昔の少女漫画に出てくるイケメンみたいな。はあ。
それはそれとして。良い映画だった。数本ぶりに良い映画観られて幸せやった。
でもなんとも言えないというか感想は上手く言えない。
ずば!てわかりやすいこととかは全然無かってんけどそれが良かった。なんかなんか泣いちゃうサオリがとても良かった。
ゲイとかホモとかの言葉遣いとかも曖昧な感じなんかなって思ってたけど、それも敢えてああしてたんかなあ。
14年前にこの映画を作ったってことについてもう少し理解できたい私。「語弊を恐れずに言うと」かもしれへんけど私の価値観は何も変わらなかったし、価値観を変えようとするほどの映画じゃない(そういうふうに作った映画じゃない)と思ったけど、当時はそうでもなかったりしたんだろうか。
柴咲コウがちゃんとあんまりかわいくない女のコになっててすごかった。あんな綺麗な人やのに。
こまぎれで観ちゃって残念やった。またいつかもっかい観たい。