ライフ・イズ・ミラクル

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ライフ・イズ・ミラクル

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レビューの数

18

平均評点

77.8(84人)

観たひと

146

観たいひと

17

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 フランス セルビア モンテネグロ
製作年 2004
公開年月日 2005/7/19
上映時間 154分
製作会社 ラスタ・フィルムズ=レ・フィルムズ・アラン・サルド=ステューディオ・カナル
配給 ギャガ
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

旧ユーゴスラビア崩壊を背景に、セルビア人男性とムスリム人女性の恋愛をパワフルに描いたラヴ・ストーリー。監督・製作・脚本・音楽は「SUPER8」のエミール・クストリッツァ。撮影は「GO!GO!L.A.」のミシェル・アマチュー。美術は「黒猫・白猫」に続いてクストリッツァ監督とのコンビになるミレンコ・イェレミッチ。編集は「SUPER8」のスヴェトリク・ミカザイッチ。出演は「アンダーグラウンド」のスラヴコ・スティマチ、新進のナターシャ・ソラック、ヴク・コスティッチ、「ユリシーズの瞳」のヴェスナ・トリヴァリッチ、「歌っているのはだれ?」のアレクサンダル・ベルチェク、これが映画デビューとなるストリボール・クストリッツァ(監督の実息子)ほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1992年、内戦勃発直後のボスニア。セルビアとの国境に近い村に家族と共にやってきた鉄道技師のルカ(スラヴコ・スティマチ)は、のんびりしたここでの暮らしを満喫していた。しかしそんな彼にも、内戦と無縁ではいられなくなる日が来る。最愛の息子ミロシュ(ヴク・コスティッチ)は兵隊に取られ、都会の生活が忘れられないオペラ歌手の妻ヤドランカ(ヴェスナ・トリヴァリッチ)はハンガリー人のミュージシャンと駈け落ち。さらに、前線に派遣された息子は敵側の捕虜になってしまう。そんな中でルカは、息子の捕虜交換要員として捕らえられたムスリム人女性のサバーハ(ナターシャ・ソラック)を、家で人質として預かることになる。奇妙な同居生活を送るうち、彼女とルカの間にはいつしか愛が芽生えていく。だが二人の夢のような幸福の時は長く続かなかった。男と別れたヤドランカが帰ってきたうえ、ミロシュとサバーハの捕虜交換の日が近づいてくる。葛藤したルカは、サバーハと共に二人で逃げる決心をするが、その途中で足を兵隊に撃たれてしまう。そのまま捕虜交換の場へ出向いた彼は、帰ってきた息子を出迎え、家族は元のさやに戻った。だがやはりサバーハをあきらめられないルカは、無理に停車させた列車からサバーハを降ろし、ロバに乗せていくのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2006年4月上旬号

ちょっと気になるこのタイトル:「ライフ・イズ・ミラクル」

2005年9月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:ライフ・イズ・ミラクル

2005年8月上旬号

特集 「ライフ・イズ・ミラクル」:エミール・クストリッツァ監督 インタビュー

特集 「ライフ・イズ・ミラクル」:スラヴコ・スティマッチ、ナターシャ・ソラック、ヴェスナ・トリヴァリッチ、ヴク・コスティッチ

特集 「ライフ・イズ・ミラクル」:作品評

2005/09/04

2017/05/21

70点

映画館 
字幕


サントラはもちろん買いました

クリストリッツアの相変わらずの破天荒なタッチは健在で、戦争が背景にあるのにお笑い場面もたくさんでいいですね。ラストの“ミラクル”は「アンダーグラウンド」の縮小再生産のような気もしましたけど・・・。動物の使い方がうまかったですね。サントラはもちろん買いました。

2017/05/08

2017/05/08

60点

レンタル 


戦争中だって

ボスニア内戦と聞くと、ムスリム女性への暴力にはじまる民族浄化の陰鬱なイメージが強いが、本作は、市井の人々の底抜けの明るさとたくまくさを感じさせる作品だった。戦争中だって、歌を歌いたいし、ごはんを食べたいし、愛し合いたい!

2017/01/29

2017/01/31

91点

購入/DVD 
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戦時下の美しいラブロマンス

舞台はボスニア紛争時のサラエヴォに近い山中の村、戦時下の、ましてや補給路である鉄道を維持管理している訳での出来事ですからいろんな事件が起こります。

そして、それを超えて二人が愛を確かめ合ったところのラブシーンは最高でした。キスをしながら野に出て枯野を転げまわる2人。数あるラブシーンの中でも最高のシーンの一つだと思いました。

その後の捕虜交換は、最愛の彼女を敵方に渡し、捕虜になった息子を受け取るというシーン。これは相当な葛藤というか、映画でも文章でも描き切れないような、戦争映画の中でも、かなりシビアな心情を現したシーンだと思います。

これで希望を失ったルカは自殺を図ろうとし、そこでミラクルとなる訳です。それまでにも、たくさんのエピソードが入り、とうてい語りつくせないような映画になっています。

内戦の悲惨な状況が周囲にあり、それは言葉だけで語られますが、実際登場人物の周りで起こっていることは、ほのぼのしてとても明るい事。希望を失わない映画になっています。そして、戦火の中で彼らは生きていく。普段と同じ山中の生活を試みている。それをこの映画はとても明るく描いています。

物語の進行で、重要な役割を果たしているのは一つは、ロバです。恋煩いをして自殺願望があり、線路の上にくると頑として動かないロバとして語られます。物語の当初はまだ開通前ですので、列車は来ませんが、折々の節目に登場し、ラストでは彼がミラクルを起こしてくれます。立派な狂言回し役です。
もう一人は、郵便配達。彼は町と村を行き来しており、いろいろな情報を先取りしてルカに伝えてくれます。それによって彼は行動を考えて準備していきます。

クリストリッツァ監督の映画は初めてで、「アンダーグラウンド」も未見なので、多くを語ると失敗しそうですが、宗教と民族が入り混じって暮らすこの地域で、それぞれが土地を追われ殺し合うという悲劇が長く続いたのはつい昨日のことです。それをラブ・ロマンスという形で、美しいボスニアの自然と共に、明るく希望をもって描かれた映画。いつまでも記憶に残しておきたい素晴らしい映画だと思います。

2009年

2016/07/27

85点

レンタル 


戦争の馬鹿らしさと生きる歓び

92年。紛争下のボスニア。敵国の捕虜になった息子ミロシュとの交換要員として預かった、敵国の捕虜の女性と愛し合うようになる鉄道技師ルカの愛と苦悩を、クストリッツァ監督らしい自由奔放でエネルギッシュなタッチで描く。戦争の馬鹿らしさと不条理さをシニカルに笑い飛ばし、そんな世界の中で模索する生きる歓びを謳った作品。

2016/06/18

2016/06/20

76点

映画館/東京都/新文芸坐 
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全編パワフル

ネタバレ

家族愛と破壊と笑いと内戦と恋の物語。
戦時中からなのか気持ち良く物を壊してくれた。戦争の暗さが全くなく、逆にコメディ。ストーリーはかなり強引だが、そのパワフルさに元気をもらった。
全編登場するロバが可愛くとてもいい味を出している。
ヒロインは美人なのに気前よく脱いでくれた。

2016/04/13

2016/04/13

80点

選択しない 
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生命の逞しさ、愛することの素晴らしさ

エミール・クストリッツァ監督作。

『アンダーグラウンド』での弟イヴァンが主人公です。

この監督は戦争をテーマに悲劇を喜劇にして描いている。戦争をテーマにしてるんだから、いくらでも重たくヘビーに過酷に悲惨に出来るものを、コメディタッチで軽妙な音楽に乗せてユーモアたっぷりに描くのだから、すごいのだ。

人はやわだけど、案外、強いもんだってことをこの映画は教えてくれる。

過酷で悲惨な現実の中でも、生命の逞しさ、愛することの素晴らしさ、そんなものを感じた。