ライフ・イズ・ミラクル

らいふいずみらくる|Zivot je Cudo|----

ライフ・イズ・ミラクル

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レビューの数

15

平均評点

78.1(73人)

観たひと

137

観たいひと

15

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 フランス セルビア モンテネグロ
製作年 2004
公開年月日 2005/7/19
上映時間 154分
製作会社 ラスタ・フィルムズ=レ・フィルムズ・アラン・サルド=ステューディオ・カナル
配給 ギャガ
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

旧ユーゴスラビア崩壊を背景に、セルビア人男性とムスリム人女性の恋愛をパワフルに描いたラヴ・ストーリー。監督・製作・脚本・音楽は「SUPER8」のエミール・クストリッツァ。撮影は「GO!GO!L.A.」のミシェル・アマチュー。美術は「黒猫・白猫」に続いてクストリッツァ監督とのコンビになるミレンコ・イェレミッチ。編集は「SUPER8」のスヴェトリク・ミカザイッチ。出演は「アンダーグラウンド」のスラヴコ・スティマチ、新進のナターシャ・ソラック、ヴク・コスティッチ、「ユリシーズの瞳」のヴェスナ・トリヴァリッチ、「歌っているのはだれ?」のアレクサンダル・ベルチェク、これが映画デビューとなるストリボール・クストリッツァ(監督の実息子)ほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1992年、内戦勃発直後のボスニア。セルビアとの国境に近い村に家族と共にやってきた鉄道技師のルカ(スラヴコ・スティマチ)は、のんびりしたここでの暮らしを満喫していた。しかしそんな彼にも、内戦と無縁ではいられなくなる日が来る。最愛の息子ミロシュ(ヴク・コスティッチ)は兵隊に取られ、都会の生活が忘れられないオペラ歌手の妻ヤドランカ(ヴェスナ・トリヴァリッチ)はハンガリー人のミュージシャンと駈け落ち。さらに、前線に派遣された息子は敵側の捕虜になってしまう。そんな中でルカは、息子の捕虜交換要員として捕らえられたムスリム人女性のサバーハ(ナターシャ・ソラック)を、家で人質として預かることになる。奇妙な同居生活を送るうち、彼女とルカの間にはいつしか愛が芽生えていく。だが二人の夢のような幸福の時は長く続かなかった。男と別れたヤドランカが帰ってきたうえ、ミロシュとサバーハの捕虜交換の日が近づいてくる。葛藤したルカは、サバーハと共に二人で逃げる決心をするが、その途中で足を兵隊に撃たれてしまう。そのまま捕虜交換の場へ出向いた彼は、帰ってきた息子を出迎え、家族は元のさやに戻った。だがやはりサバーハをあきらめられないルカは、無理に停車させた列車からサバーハを降ろし、ロバに乗せていくのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2006年4月上旬号

ちょっと気になるこのタイトル:「ライフ・イズ・ミラクル」

2005年9月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:ライフ・イズ・ミラクル

2005年8月上旬号

特集 「ライフ・イズ・ミラクル」:エミール・クストリッツァ監督 インタビュー

特集 「ライフ・イズ・ミラクル」:スラヴコ・スティマッチ、ナターシャ・ソラック、ヴェスナ・トリヴァリッチ、ヴク・コスティッチ

特集 「ライフ・イズ・ミラクル」:作品評

2009年

2016/07/27

85点

レンタル 


戦争の馬鹿らしさと生きる歓び

92年。紛争下のボスニア。敵国の捕虜になった息子ミロシュとの交換要員として預かった、敵国の捕虜の女性と愛し合うようになる鉄道技師ルカの愛と苦悩を、クストリッツァ監督らしい自由奔放でエネルギッシュなタッチで描く。戦争の馬鹿らしさと不条理さをシニカルに笑い飛ばし、そんな世界の中で模索する生きる歓びを謳った作品。

2016/06/18

2016/06/20

76点

映画館/東京都/新文芸坐 
字幕


全編パワフル

ネタバレ

家族愛と破壊と笑いと内戦と恋の物語。
戦時中からなのか気持ち良く物を壊してくれた。戦争の暗さが全くなく、逆にコメディ。ストーリーはかなり強引だが、そのパワフルさに元気をもらった。
全編登場するロバが可愛くとてもいい味を出している。
ヒロインは美人なのに気前よく脱いでくれた。

2016/04/13

2016/04/13

80点

選択しない 
字幕


生命の逞しさ、愛することの素晴らしさ

エミール・クストリッツァ監督作。

『アンダーグラウンド』での弟イヴァンが主人公です。

この監督は戦争をテーマに悲劇を喜劇にして描いている。戦争をテーマにしてるんだから、いくらでも重たくヘビーに過酷に悲惨に出来るものを、コメディタッチで軽妙な音楽に乗せてユーモアたっぷりに描くのだから、すごいのだ。

人はやわだけど、案外、強いもんだってことをこの映画は教えてくれる。

過酷で悲惨な現実の中でも、生命の逞しさ、愛することの素晴らしさ、そんなものを感じた。

2016/01/24

2016/02/05

75点

映画館/東京都/YEBISU GARDEN CINEMA 
字幕


内戦の悲惨さを笑い飛ばす

#0107「ライフ・イズ・ミラクル」。2004年製作のエミール・クストリッツァ監督作品。1990年代のユーゴスラビア内戦を背景にボスニアの鉄道技師と捕虜交換要員のムスリムの女性との恋を戦争の悲惨さとは対照的に動物を使いコメディタッチで描いた「アンダーグラウンド」と並ぶ傑作である。

2015/02/27

2015/02/27

86点

購入/DVD 
字幕


うーん、やはりギミックが楽しい映画! 山奥の小さな村のお話なんだけど、山をぐるりと囲むように線路が敷いてあって、国境越えて隣国まで行けるの。なんだけど、お金がなくてまだ汽車は走ってないのよね。
代わりにいろんなものが走るよ。トロッコとか、タイヤ外した自動車とか。自動車の中では朝食に骨髄のスープすすってる政治家がいて、それを狙って野良犬が窓から飛び込んでくる。戦争が始まると鉄道も走るし密輸貨車も走る。そして動物がいっぱい。ガチョウとか猫とか犬とか馬とかが妙に人間くさい。
まあ、一番人間くさいのは驢馬だけどね! 失恋して泣きながら線路に突っ立って、汽車が来るのを待ってるの。鉄道自殺しようとして。みんな困ってるけど普通に「汽車はまだ走ってないから無理だよ!」って驢馬に言い聞かせたりする。猫は食卓に勝手に上ってヒロインの朝食のトーストかじってたりする。
あと、熊が人んちで風呂入ってたな。人間もだけど、動物もフリーダムで可愛い。しかし、私このラスト納得いってなかったんだけど、今回見たらかなり重要なところを見落としてたのが判明しましてな…。なにか急速にストンと腑に落ちてしまった。そうかー…そうか。そうかー…。
なにか、私の中で評価がものすごく裏返るくらい違ってきてしまった。良い方向に。うーむ…。どれだけ重要なところを見落としてたんだ…。くそう、俄然面白くなっちまったじゃないか…。
あと、ようやく目が慣れてクスター映画常連の俳優さんの見分けがつくようになってきた。これ、主役のルカはアンダーグラウンドのイヴァンだったのね。郵便配達のおっちゃんは、ウエディング・ベルを鳴らせ! のジヴォインじいちゃんだ。アレクセイはストリボルたんだし。
クスターさんは天丼好きやからね…w とはいえ、そういやこれはマイロノヴィチおじちゃんは出てないわ。珍しく。しかしアレクセイ役のストリボルたんは男前だなー。面白かった!

2014/11/01

100点

選択しない 


エミール・クストリッツァ監督の実力☆

戦争が無益なことをシニカルに描写した傑作です☆何が素晴らしいてラストに至るカタルシスまでの伏線が実に見事なんです!!
冒頭に失恋をして列車に轢かれて自殺をしようとするロバが登場するわけですが…。戦争とは愛を隔てるものというストーリーテリングが伝わり個人的に好感が持てました◎
人間であらば、恋愛、親子愛、友情などの全ての愛を求めるものです。それを、どの愛を選ぶかという究極のテーマを問いかけられます。でも、作品のテイストはリズムカルで後味は最高です☆
モチロン、評価は100点満点ですよ(^-^)v