本作のジム・キャリーはとても良いですよ!というワケで2004年公開、アカデミー脚本賞作品でございます。ケイト・ウィンスレット演じるヒロインが余りにも衝動的性格過ぎて、絶対好きになれない!と思いながらも、作品自体にはグイグイと引き込まれてしまいました、笑。冒頭シーンの違和感が最後は腑に落ちる構成となっており、非常に上手いです。手作り感が垣間見えるSFX表現も、逆にそれが不思議な質感を醸し出しており、印象的です。何故だか可愛く見えてしまうキルスティン・ダンストや、緑のおっさん化する随分前の若いマーク・ラファロがキャスティングされている点も、ワタクシ的には加点ポイントでしたね!にしても、流石に近年のモノは修正されているようですが、当時のDVDパッケージは絶望的センスの無さで、危うく騙されてしまうところでした、笑。(20/03/12鑑賞)