ハウルの動く城

はうるのうごくしろ|----|----

ハウルの動く城

amazon
レビューの数

82

平均評点

73.3(1296人)

観たひと

2906

観たいひと

51

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ファンタジー
製作国 日本
製作年 2004
公開年月日 2004/11/20
上映時間 119分
製作会社 徳間書店=スタジオジブリ=日本テレビ=電通=ディズニー=三菱商事=東宝
配給 東宝
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督宮崎駿 
映像演出奥井敦 
脚本宮崎駿 
原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 
プロデューサー鈴木敏夫 
作画監督山下明彦 
稲村武志 
高坂希太郎 
美術武重洋二 
吉田昇 
音楽久石譲 
録音演出林和弘 
整音井上秀司 
ハーモニー高屋法子 
色彩設計保田道世 
宣伝特別顧問徳山雅也 
動画チェック舘野仁美 
中込利恵 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)倍賞千恵子 ソフィー
木村拓哉 ハウル
美輪明宏 荒地の魔女
我修院達也 カルシファー
神木隆之介 マルクル
伊崎充則 小姓
大泉洋 かかしのカブ
大塚明夫 国王
原田大二郎 ヒン
加藤治子 サリマン

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

イギリスの児童文学作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作に、宮崎駿監督が映画化。魔法と科学が混在する世界を舞台に、魔女に呪いをかけられ老婆になってしまった少女と青年魔法使いのハウルの共同生活を描いたイマジネーションあふれるラヴストーリー。声の出演は、倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏など。音楽は、過去多くの宮崎映画のサウンドを手がける久石譲。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

愛国主義全盛の時代。王国の兵士たちが今まさに、戦地に赴こうとしている。銃には花が飾られ、歓呼の中を行進する兵士たち。荒地には、美女の心臓をとって喰らうという魔法使い、ハウルの動く城まで現れていた。そんな町から離れて歩く、ひとりの少女がいた。少女ソフィー(声:倍賞千恵子)は18歳。荒地の裾野に広がる町で生まれ育ち、亡き父の遺した帽子屋を切り盛りしている。妹のレティーは八方美人で人当たりも良く、街いちばんのカフェ、チェザーリの看板娘。ソフィーは妹によくこう言われる。「本当に帽子屋になりたいの?」。でも、生真面目なソフィーには、コツコツと働くしかやることがない。たまにひとりになると、自分が本当は何をやりたいのか。本当にやりたいことなんてあるのか、と考えてしまう娘だった。ソフィーはある日、街で美貌の青年・ハウル(木村拓哉)と出会う。何かに追われているらしいハウルは、ソフィーと共に天へ舞い上がったかと思うと、束の間の空中散歩にソフィーをいざなう。まるで夢のような出来事に、心を奪われるソフィー。しかしその夜、ソフィーは荒地の魔女(美輪明宏)と名乗る不気味な風貌の魔女に呪いをかけられ、なんと90歳のおばあちゃんに姿を変えられてしまうのだった。このままでは家にはいられない…。ソフィーは荷物をまとめ、人里離れた荒地を目指し、ハウルの動く城に潜り込む。実はハウルは、ジェンキンス、ペンドラゴンの名を使い分ける、天才的な才能を持つ魔法使い。強大な力を持ちながら、王宮からの再三の招請にも応じず、動く城の中で毎日を無為に過ごしていた。かつてはキングズベリーの王室にいたこともあったらしいが、それも昔の話である。動く城にはハウルのほかに、ハウルと契約を結び、暖炉に縛りつけられているらしい火の悪魔カルシファー(我修院達也)、ハウルの幼い弟子マルクル(神木隆之介)が住んでいた。身寄りのないマルクルは、師匠ハウルに代わって城へやってくる市民や王宮からの使いに対応している。一方カルシファーはソフィーに、契約の秘密を見破ってくれれば、元の姿に戻してやる、と取引を持ちかける。こんな面々とともに、ソフィーの新生活が始まるが……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2005年6月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:ハウルの動く城

2005年6月上旬特別号

日本映画紹介/外国映画紹介:ハウルの動く城

2005年1月上旬新春号

劇場公開映画批評:ハウルの動く城

2004年12月下旬号

巻頭特集 「ハウルの動く城」:グラビア

巻頭特集 「ハウルの動く城」:対談 鈴木敏夫×山田洋次

巻頭特集 「ハウルの動く城」:二次体験のススメ

サントラ・ハウス スペシャル:「ハウルの動く城」

2004年12月上旬号

HOT SHOTS:「ハウルの動く城」

2021/04/18

2021/04/18

80点

選択しない 


魔法使いがいる世界観て独特で素敵。しかも魔法使い同士で闘うとか子供の頃から今になっても鉄板ネタに変わりはない。

戦争と恋と魔法使い。なんとも良いバランス。
ソフィに心が奪われそう!

2021/04/04

2021/04/04

74点

テレビ/無料放送/読売 テレビ 


また観た

不思議な物語。ただ映像やキャラクターの造形が素晴らしく、ストーリーは忘れていたが、この画は印象に残っている。
声優さんでは魔女を演じた美輪明宏さんがぴったり。

2021/04/03

2021/04/04

65点

テレビ/無料放送/日本テレビ 


宮崎駿作品は日本アニメの至宝のような存在であるが、常に根底に流れているのは自然に対する畏敬の念と愛情であり、それが失われ物質文明の豊かさだけを求め続ける人間への警鐘をファンタジーで包んでいる。そういった観点からすると本作はちょっと毛色が異なるように思えるのはオリジナルの脚本ではなく、原作があるからだろうか。外見、表面的な老いなどと人としての(心の)美しさ別物であるというのはおとぎ話にはよくあるパターンではあるが、そういった単純なことではないし、主人公以外の登場人物の描き方の深堀さが他の作品と比べると曖昧なように思える。どんな名監督も全てが名作、傑作とは行かない。

2021/04/03

2021/04/03

60点

テレビ/無料放送/読売 テレビ 


魔女の呪いで老女の姿に変えられた娘。

美男魔法使いの動く城に入り込み、不思議な冒険を経験する。

時代背景はスティームパンク風科学技術と魔法使いが共存する19世紀末頃の王国。隣国との戦争中で、美男魔法使いも戦争協力を要請されているが、非協力的なため迫害を受け徐々に追い詰められていく。

美男魔法使いに恋した娘は彼を助けることが出来るのか。はたまた彼女自身の呪いは解けるのか。他の魔女や魔物が絡んで、ストーリーはギクシャクと展開する。

魔法ガジェットやスティームパンク技術は目を見張るビジュアルに仕上がっている。ほぼそれだけで見せきってしまう力わざには恐れ入る。

しかし、ストーリーがなあ。とにかく、登場人物のことごとくが、何を考えて行動しているのかちっとも分からないから困る。何となくハッピーエンドになってしまう強引さにも呆れる。

それなりに面白かったのだが、絵の力のおかげでしょうね。

2021/04/02

2021/04/02

85点

テレビ/無料放送/日本テレビ 
字幕


不可解なファンタジーの連続

冒頭で早速少女は老婆にさせられてしまうが、これは悲劇だと思った。ところどころで少女の姿に戻るが、恐らくハウルへの愛情表現。

2004/12/23

2021/04/01

65点

映画館 


名前が大きくなりすぎて評価するのも恐れ多いですが…

ネタバレ

 昨年11月末に公開された宮崎アニメの新作「ハウルの動く城」は、年明け早々観客動員数1000万人を超え、興業収入面でも日本新記録樹立に期待が高まっています。また、お隣り韓国でもヒットを記録、今後、海外約50カ国で公開が予定されています。

 本作は、あの「指輪物語」の作者トールキンの弟子、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いのハウルと火の悪魔」という児童文学が元になっています。スタジオジブリ作品のうち、宮崎さんが監督したほとんどの作品がオリジナルものであることを考えると、この作品は「魔女の宅急便」以来15年ぶりの試みとなります。

 さて、他に原作を持つ本作の出来栄えは果たしてどうだったのでしょうか? 私がまず感銘を受けたのは、古い歴史を持つヨーロッパの「深み」のようなものが、絵空事を表わすアニメーションという手段で、見事に実像化されていたことでした。ヨーロッパの風景や街の佇まいは、よりホンモノらしく、そしてそこに生活している人々の姿もまた活き活きと描かれています。特に空と雲の美しさには心洗われました。それだけでもこのアニメを見た価値があろうというものです。

 一方、物語はどうかと言うと、これは膨大な原作を視覚化する上での宿命とでも言うのでしょうか、見事なまでに破綻しています。とにかく辻褄が合わないし、謎だらけ、登場人物の造形ですら、場面ごとに変化してしまいます。もちろん魔法とか変身を扱っているわけですから、登場人物の姿かたちが変わるのも当然なのですが、いかんせん理屈に叶っていないというか、もう勝手に解釈してよ、と説明を放棄しているような印象を受けました。

 登場するキャラクターについては、個人的な好みを言えば期待したほど魅力を感じませんでした。確かに、ハウルの初登場シーンは、その美しさにヒロインのソフィーならずとも胸ときめくのですが、すぐにそのカリスマ性は消え失せ、普通の男の子になっちゃうところが、おばさんの私としては不満です(^^;)。反面、そんな掴みどころのないキャラクターに命を吹き込んだ木村拓哉の功績は、予想以上に大きいと言わなければなりません。果たして、過去の宮崎アニメに、ここまで声の主に依存した主人公が存在したでしょうか?

 また、明解な悪役というものが存在しないのが宮崎アニメの特徴だとすれば、今回はそれが顕著です。そのせいか、冒険ファンタジーなのにワクワク感が乏しく、欲求不満が残ります。特に、初登場シーンからすごいインパクトを放っていた荒地の魔女の活躍場面がほとんどなかったのにはガッカリ。美輪さんの吹替えがとても良かっただけに、もっと怖がらせて欲しかったです。

 さて、主人公のハウルですが、能力はあるのに縛られるのを拒んで、毎日を気ままに当てもなく生きている姿は、今どきのニートと呼ばれる若者たちに似ていなくもないです。ハウルがニートであれば、ヒロインのソフィー、そして弟子マルクルとの生活は、近い将来訪れるであろう高齢化社会の理想的家族像とも受け取れます。ふーん、だからなんなんだ、と言ってしまえば身もフタもないのですが、ともかくソフィーが、自分を売り渡した実母よりも、他人で、しかも敵であるはずの荒地の魔女を老・老介護し、家族として自然に受け入れてゆく展開は、個人的な優しさというより、とてつもなく大きな人類愛を感じさせます。

 要するに今回は、映像が完璧な反面、物語とかキャラクターは穴だらけでツッコミどころが無数にあり、その代わり内容を深読みしようと思えばいくらでもできるようになっているわけです。で、結局、見て面白いのか面白くないのか?…正直、私はこの作品を見る前、理屈抜きに楽しめる娯楽作か、徹底的に哲学的な問題作かの、どちらかを期待していました。結果は残念ながら、そのどちらでもなかったです。

(2004/12/23 記)