・サブスクでは配信されていないのでなかなか見ずらい宮崎作品 20年以上前の作品ではあるが初鑑賞 スチームパンクと中世の融合の世界観、魔法と軍事の共存する世界、動く城を含めた魅力的な造形 現在でも通用する世界観は十分に楽しめる
・ハウルが戦争を止めるために動いている事、まっすぐな性格のソフィーが作り出す変な集合体(ハウル、マルクル少年、火の魔物、魔女、かかし、王女の犬)による疑似家族もの 二つが主軸に据えられ展開する 描きたいことは一様伝わる
・物語がつかみようがなく、各人の目的とそこに対するアプローチが良くわからない 結果的にわちゃわちゃして物語は進むものの、しっくりこな展開
・宮崎作品にありがちなまっすぐな女性主人公のソフィー 異様なぐらい前向きでまっすぐな行動原理には違和感 ハウルに対する恋心もどこから来たのかはよくわからず、ハウルを救う手立てについてもよくわからなかった
・安定のビジュアルと久石譲の音楽は楽しめます