ハウルの動く城

はうるのうごくしろ|----|----

ハウルの動く城

amazon
レビューの数

99

平均評点

73.5(1370人)

観たひと

2977

観たいひと

49

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ファンタジー
製作国 日本
製作年 2004
公開年月日 2004/11/20
上映時間 119分
製作会社 徳間書店=スタジオジブリ=日本テレビ=電通=ディズニー=三菱商事=東宝
配給 東宝
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督宮崎駿 
映像演出奥井敦 
脚本宮崎駿 
原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 
プロデューサー鈴木敏夫 
作画監督山下明彦 
稲村武志 
高坂希太郎 
美術武重洋二 
吉田昇 
音楽久石譲 
録音演出林和弘 
整音井上秀司 
ハーモニー高屋法子 
色彩設計保田道世 
宣伝特別顧問徳山雅也 
動画チェック舘野仁美 
中込利恵 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)倍賞千恵子 ソフィー
木村拓哉 ハウル
美輪明宏 荒地の魔女
我修院達也 カルシファー
神木隆之介 マルクル
伊崎充則 小姓
大泉洋 かかしのカブ
大塚明夫 国王
原田大二郎 ヒン
加藤治子 サリマン

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

イギリスの児童文学作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作に、宮崎駿監督が映画化。魔法と科学が混在する世界を舞台に、魔女に呪いをかけられ老婆になってしまった少女と青年魔法使いのハウルの共同生活を描いたイマジネーションあふれるラヴストーリー。声の出演は、倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏など。音楽は、過去多くの宮崎映画のサウンドを手がける久石譲。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

愛国主義全盛の時代。王国の兵士たちが今まさに、戦地に赴こうとしている。銃には花が飾られ、歓呼の中を行進する兵士たち。荒地には、美女の心臓をとって喰らうという魔法使い、ハウルの動く城まで現れていた。そんな町から離れて歩く、ひとりの少女がいた。少女ソフィー(声:倍賞千恵子)は18歳。荒地の裾野に広がる町で生まれ育ち、亡き父の遺した帽子屋を切り盛りしている。妹のレティーは八方美人で人当たりも良く、街いちばんのカフェ、チェザーリの看板娘。ソフィーは妹によくこう言われる。「本当に帽子屋になりたいの?」。でも、生真面目なソフィーには、コツコツと働くしかやることがない。たまにひとりになると、自分が本当は何をやりたいのか。本当にやりたいことなんてあるのか、と考えてしまう娘だった。ソフィーはある日、街で美貌の青年・ハウル(木村拓哉)と出会う。何かに追われているらしいハウルは、ソフィーと共に天へ舞い上がったかと思うと、束の間の空中散歩にソフィーをいざなう。まるで夢のような出来事に、心を奪われるソフィー。しかしその夜、ソフィーは荒地の魔女(美輪明宏)と名乗る不気味な風貌の魔女に呪いをかけられ、なんと90歳のおばあちゃんに姿を変えられてしまうのだった。このままでは家にはいられない…。ソフィーは荷物をまとめ、人里離れた荒地を目指し、ハウルの動く城に潜り込む。実はハウルは、ジェンキンス、ペンドラゴンの名を使い分ける、天才的な才能を持つ魔法使い。強大な力を持ちながら、王宮からの再三の招請にも応じず、動く城の中で毎日を無為に過ごしていた。かつてはキングズベリーの王室にいたこともあったらしいが、それも昔の話である。動く城にはハウルのほかに、ハウルと契約を結び、暖炉に縛りつけられているらしい火の悪魔カルシファー(我修院達也)、ハウルの幼い弟子マルクル(神木隆之介)が住んでいた。身寄りのないマルクルは、師匠ハウルに代わって城へやってくる市民や王宮からの使いに対応している。一方カルシファーはソフィーに、契約の秘密を見破ってくれれば、元の姿に戻してやる、と取引を持ちかける。こんな面々とともに、ソフィーの新生活が始まるが……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2005年6月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:ハウルの動く城

2005年6月上旬特別号

日本映画紹介/外国映画紹介:ハウルの動く城

2005年1月上旬新春号

劇場公開映画批評:ハウルの動く城

2004年12月下旬号

巻頭特集 「ハウルの動く城」:グラビア

巻頭特集 「ハウルの動く城」:対談 鈴木敏夫×山田洋次

巻頭特集 「ハウルの動く城」:二次体験のススメ

サントラ・ハウス スペシャル:「ハウルの動く城」

2004年12月上旬号

HOT SHOTS:「ハウルの動く城」

2025/04/29

2025/04/29

62点

テレビ 

・サブスクでは配信されていないのでなかなか見ずらい宮崎作品 20年以上前の作品ではあるが初鑑賞 スチームパンクと中世の融合の世界観、魔法と軍事の共存する世界、動く城を含めた魅力的な造形 現在でも通用する世界観は十分に楽しめる
・ハウルが戦争を止めるために動いている事、まっすぐな性格のソフィーが作り出す変な集合体(ハウル、マルクル少年、火の魔物、魔女、かかし、王女の犬)による疑似家族もの 二つが主軸に据えられ展開する 描きたいことは一様伝わる

・物語がつかみようがなく、各人の目的とそこに対するアプローチが良くわからない 結果的にわちゃわちゃして物語は進むものの、しっくりこな展開 
・宮崎作品にありがちなまっすぐな女性主人公のソフィー 異様なぐらい前向きでまっすぐな行動原理には違和感 ハウルに対する恋心もどこから来たのかはよくわからず、ハウルを救う手立てについてもよくわからなかった

・安定のビジュアルと久石譲の音楽は楽しめます
 

2025/02/21

67点

選択しない 


掴みにくい作風

分かりやすい冒険譚の様なドラマではなく、かなり掴みにくい作風。ヒロインは魔法によって老婆になったとなっているが、ポジティブな思考になったり、ときめいたりすると若い姿になることから、この話はヒロインの内面世界が色濃いらしい。大体、動く城も実は彼女の心の中のいびつなセイフティネットの様な隠れ蓑みたいなものに思える。様々な事象が暗喩的で、それを考察する面白さはあるが万人受けするものではない。とにかく一回観ただけでは掴めなかった部分が多く、もう一度観てみようと思って10年以上経つ。腰が重いのは、鳥になったハウルが醜悪なのと、やはり作品に魅力を感じないからなのだ。

2025/01/21

2025/01/21

90点

テレビ/無料放送/日本テレビ 


宮崎駿の作家性

もしかしたら宮崎駿監督作品の中で1番ぶっ飛んでいるかも知れません。
戦争への考え方や自然への思い、そして想像力や表現力など、その作家性が爆発してしまっているからです。ストーリーが終わり際に破綻してしまうくらい、宮崎駿の狂気に溢れた傑作だと思います。

2025/01/12

2025/01/13

-点

テレビ/無料放送/中京テレビ 


魔法を核兵器

ネタバレ

魔法を核兵器に置き換えると反戦映画なのかな、木村拓哉もハウルのように、実際な、悪魔だと、考えると、僕は救われる。

2025/01/10

2025/01/11

74点

テレビ/無料放送/読売 テレビ 


また観た

ファンタジーなのでストーリーの解釈はやめよう。
美しい絵と音楽、孫たちと一つ一つのシーンを楽しんだ。

2023/08/24

2023/08/24

62点

テレビ/無料放送/読売 テレビ 


ソフィーは呪いにかけられてからの方がイキイキしていて良い。ハウルの気持ちに最後に気付けて良かった。カカシは残念でした。