キネマ旬報シアターで製作60周年記念の初4Kデジタルリマスター版を鑑賞。鑑賞回はほぼ満席。意外と若い人が多い印象。
本作は生涯マイベストの一本。
まさに60年前、隣市の映画館に初めて母親と2人で観に行った思い出の作品だ。
サウンドトラックのLPは本当に何回も繰り返し聴いたので本作を観ながら(泣きながら)一緒に歌っていた。
アルプスの緑の高原で歌うジュリー・アンドリュースにズームインするオープニング。
ラストの上空から写すトラップファミリー「すべての山に登れ」。
デジタルリマスターの効果をこれほど感じたのは初めて。
名作。
(追記)
なお、「ドレミの歌」は、ペギー葉山がブロードウェイのミュージカルを見て日本語訳をつけて1961年にLPを発売、1962年にはNHKの「みんなのうた」で歌っていたということを改めて知った。
初めて映画を観た1965年に既に曲を知っていた理由が分かった。