オールド・ボーイ(2003)

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オールド・ボーイ(2003)

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レビューの数

75

平均評点

77.6(583人)

観たひと

986

観たいひと

64

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 韓国
製作年 2003
公開年月日 2004/11/6
上映時間 120分
製作会社 ショー・イースト
配給 東芝エンタテインメント
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

理由不明のまま15年間監禁され続けた男が復讐を誓うサスペンス・ドラマ。監督・共同脚本は「JSA」のパク・チャヌク。原作は土屋ガロン(狩撫麻礼)作、嶺岸信明・画による日本の漫画。音楽は「シルミド」のイ・ジスほか。音楽監修は「JSA」「ラブストーリー」のチョ・ヨンウク。美術は「殺人の追憶」のリュ・ソンヒ。出演は「酔画仙」のチェ・ミンシク、「春の日は過ぎゆく」のユ・ジテ、『バタフライ』(映画祭上映)のカン・ヘジョンほか。第57回(2004年)カンヌ国際映画祭グランプリ(審査員特別大賞)、第41回大鐘賞(韓国アカデミー賞)5部門(監督賞、主演男優賞、音楽賞、編集賞、照明賞)、第24回青龍賞3部門(監督賞、主演男優賞、助演女優賞)受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1988年のある日、平凡なサラリーマンのオ・デス(チェ・ミンシク)は、気がつくと狭い私設監禁部屋にいた。理由が全く分からない彼だったが、ある日テレビのニュースで、妻が惨殺されたことを知る。しかも容疑者は自分。半狂乱に陥りつつも、監禁部屋で肉体を鍛え、テレビで情報収集しているうちに、15年が経過し、ついに解放された。街に出たデスは、謎の敵に復讐を誓いつつ、鮨屋の板前の若い女性ミド(カン・ヘジョン)と知り合う。彼女の協力を得たデスは、監禁部屋のあるビルを捜し出す。デスは管理人パク(オ・ダルス)を拷問し、自分を監禁するように依頼した男の録音テープを手に入れた。そしてついに、長身の謎の男(ユ・ジテ)と対面する。男はデスに、監禁の謎が解けたら自分が死ぬ、解けなければデスとミドを殺すという死のゲームを持ちかけた。期限は残り5日。そんな夜、デスとミドは初めて結ばれる。必死に回答を出そうとするデスは、やがて謎の男が、自分の高校の後輩イ・ウジンであることに気づく。ウジンは高校時代、実の姉であるイ・スア(ユン・スギョン)と愛し合い、肉体関係を持った。二人の逢瀬を目撃したデスによって悪い噂が広がり、ウジンの姉は橋の上から身を投げたのだった。愛する姉を助けられなかったウジンは、それからずっとデスへの復讐に燃えていたのだった。そしてデスは、実はミドが自分の娘であることをウジンから知らされる。実の娘と愛し合ったことにデスはショックを受け、自ら舌を切断してウジンに許しを乞う。デスへの復讐を終えたウジンは自殺した。冬、すべてが終わったあと、デスはミドと再会を果たすのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2005年1月下旬号

劇場公開映画批評:オールド・ボーイ

2005年1月上旬新春号

日本映画紹介/外国映画紹介:オールド・ボーイ

2004年11月下旬号

SPECIAL INTERVIEW:パク・チャヌク監督(「オールド・ボーイ」)

2004/11/13

2019/05/09

90点

映画館 
字幕


深い余韻

ネタバレ

陰惨な過去に囚われし者たちの怨讐と悔恨と絶望が粘着的に入り混じるミステリアスなドラマ展開に引き込まれ、その果てのショッキングかつスリリングな顛末に驚く。そして、メランコリックなワルツのリズムを背景に、雪原に佇む二人を捉えた終幕の深い余情に魅せられる。

武骨なチェ・ミンシク、キュートなカン・ヘジョン、エキセントリックなイ・ウジンといったメインキャスト三人の役にはまった好演怪演をはじめ、謎の監禁生活をめぐって繰り広げられる禍々しい物語を、時にシュールに、時にニヒリスティックに、時にパワフルに紡ぎ出したパク・チャヌク。そのスタイリッシュかつテクニカルな語り口に魅せられる秀逸のクライムサスペンスだった。

ちなみに、ボン・ジュノの「グエムル」と並んで、今のところ韓国映画の中では個人的に最も好きな作品のひとつ。

2018/12/27

2018/12/27

71点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/PC 
字幕


鍛えるしかないかなぁ

15年も監禁され、妻殺しの罪を着せられた男が突然解放され、復讐を誓う
衝撃的な設定から始まり、徐々に真実が明らかにされていくサスペンス
序盤はとんでも設定にワクワクしたけど、明らかになる真実があんまり
ジャケは力強くて好き

2018/10/07

2018/10/07

90点

VOD/NETFLIX/レンタル/スマホ 


誰一人として幸せにはならない話。
とんでもなく後味が悪いが、後半の畳み掛けは見事としか言いようがない。
ラストの 愛してるおじさん。の一言に震え上がる。
自ら舌を切った理由は秘密を自分の中に押しとどめるためだったのかもしれない。
あまりにも見事である。

2018/05/17

2018/05/17

93点

選択しない 
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韓国映画の様式美ここに極まる

日本の漫画が原作と俄かに信じられないほど韓国映画の様式美を極めた逸品。例えれば在りし日のアメ車に通じる“too much”な感覚だろうか。残念ながらこのジャンルで日本映画は既に韓国の後塵を拝している。『オールド・ボーイ』の映像のクオリティ、構築された世界観の比較対象は最早『セブン』の域に達している。
15年の監禁が復讐の伏線でしかなかったという二重構造も活きている。過剰なまでのバイオレンスシーンと教室での姉弟の耽美的なラヴシーンの対比も見事だ。スア役の女優が儚げでこれまた良い。冒頭の粗暴な振舞いが災いし主人公に感情移入し辛く、ソジンの復讐の動機も弱い気もするがこのレベルの仕上がりの前では些末なことだろう。

2018/03/17

2018/03/17

69点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


韓国的な情緒は好き

2003年の韓国作品だけど、原作は日本のマンガなんですね。
この監督の作品は、JSAで初めて韓国的な情緒に触れてかなり感動したけど、「スノーピアサー」と「渇き」ではちょっと見疲れしました。見疲れって言葉があるのかどうかわからないけど。
「オールド・ボーイ」は、前半は”見疲れ”を感じたけど、後半になって人間関係中心のドラマになってからは、情緒がほとばしって見応えがありました。この辺って好みなんでしょうね・・・。私はあまり激しい暴力は苦手だからだと思います。。

2018/03/14

2018/03/14

78点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/ゲーム機 
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それは俺の獄中記であり悪行の自叙伝だった

いつか観ようと思い続け、友人に原作の漫画を借り、「続き?ないよ」と言われ、タイミングを逃し続けて十数年。なかなか面白かった。
あらゆる所に色んな暗示、伏線、ミスリード、撮り方にも工夫が凝らされていて観客を飽きさせないような作りになっている。
ただ映画的な都合の良さがどうしても気になってしまう所。あと、あるトリックに関して何でもアリだなって思ってしまって少し冷めた。
しかし行間を読ませるような、観客に想像を膨らませる余白のある作りも良いね。