ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

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ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

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レビューの数

22

平均評点

86.6(264人)

観たひと

483

観たいひと

112

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1953
公開年月日 2003/9/13
上映時間 118分
製作会社 Paramount Pictures
配給 パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
レイティング 一般映画
カラー モノクロ/スタンダ-ド
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のアイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女(オードリー・ヘプバーン)は、欧州親善旅行でロンドン、パリなど各地を来訪。ローマでは、駐在大使主催の歓迎舞踏会に出席する。強行軍にもかかわらず、元気に任務をこなしていた王女だが、内心では分刻みのスケジュールと、用意されたスピーチを披露するだけのセレモニーにいささかうんざり気味。就寝の時間になると、侍従たちを前に軽いヒステリーを起こしてしまう。主治医に鎮静剤を注射されたものの、気が高ぶっているため、なかなか寝つけない。ふと思いついた彼女は、宿舎である宮殿をひそかに脱出する。夜のローマをぶらぶら歩いていた彼女は、やがて先ほどの鎮静剤が効いてきて、道ばたのベンチに身体をぐったりと横たえる。そこを偶然通りかかったのが、アメリカ人の新聞記者ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)。若い娘がベンチに寝ているのを見て、家に帰そうとするが、アンの意識は朦朧としていて埒があかない。彼女をそのまま放っておくこともできず、ジョーはアンを自分のアパートへ連れて帰り、一晩の宿を提供する。翌朝、うっかり寝過ごしたジョーは、まだ眠っているアンを部屋に残したまま、新聞社へ向かう。支局長から「アン王女は急病で、記者会見は中止」と聞いたジョーは、そこではじめて昨晩の娘の正体が、実はアン王女だったことに気づく。王女には自分が彼女の身分を知ったことを明かさず、ローマの街を連れ歩いて、その行動を記事にできたら大スクープになる! ふってわいたチャンスに色めき立ったジョーは、アン王女の特ダネを取った場合の破格のボーナスを支局長に約束させる。 ジョーのアパートで目を覚ましたアンは、思いがけない事態に驚くが、同時にワクワクするような気分も感じていた。アパートを出た後も、せっかく手に入れた自由をすぐに捨て去るには忍びず、街をのんびりと散策。ジョーに借りたお金で、かわいいサンダルを買ったり、ヘアサロンに飛び込んで長い髪をショートにしたりと、ごくふつうの女の子のように楽しい時間を満喫する。アンがスペイン広場でジェラートを食べていると、彼女の後を追ってきたジョーに声をかけられる。偶然の再会を装う彼の「思いきって1日楽しんだら?」という声に押され、アンは宮殿に戻るのを夜までのばすことに決める。スクープに必要な証拠写真をおさえるため、ジョーは同僚のカメラマン、アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)も誘って、アンにローマ案内を買って出る。オープンカフェでは初めてのタバコを試し、2人乗りしたスクーターで街中を疾走。真実の口や、祈りの壁など名所の数々も訪れた。夜は、サンタンジェロの船上パーティーに参加するが、その会場にはついにアン王女を捜しにきた情報部員たちが現れる。アンとジョーは情報部員相手に大乱闘を繰り広げた後、一緒に河へ飛び込んで追手の目を逃れる。つかの間の自由と興奮を味わううちに、いつの間にかアンとジョーの間には強い恋心が生まれていた。河からあがったふたりは、抱き合って熱いキスを交わす。お互いへの本当の想いを口に出せないまま、アンは祖国と王室への義務を果たすために宮殿へ戻り、ジョーは彼女との思い出を決して記事にはしないと決意する。その翌日、宮殿ではアン王女の記者会見が開かれる。アービングは撮影した写真がすべて入った封筒を、王女にそっと渡す。見つめ合うアンとジョー。「ローマは永遠に忘れ得ぬ街となるでしょう」笑顔とともに振り向いたアン王女の瞳には、かすかに涙の跡が光っていた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016/11/10

2016/11/10

90点

レンタル/高知県/TSUTAYA/TSUTAYA 中万々店/DVD 
吹替


いいね〜

オードリー・ヘップバーンが凄い綺麗。細いし。かわいいし。
ストーリーもいいよな〜、シンプルで色んなラブストーリーの原点というか、きっと色んな映画に影響を与えた映画の1つやろなってなんか感じた。
騙し続けて、王女がかわいそうな気もせんでもないけど、そのネタを口外せんって、2人の感じもいいよね。
グレゴリー・ペッグもかっこいいし。
普通に面白かった。

2016/10/24

2016/10/29

96点

レンタル 
字幕


わずか1日であんなに深い関係にできるなんてすごい。
とても切なく心が温まる。

2016/06/22

2016/06/23

81点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


やっぱりいいなぁ!

オードリーでは「サブリナ」が最高と思ってたがこれも素晴らしい!髪を短かくしたオードリーが実にチャーミング。
今回久しぶりに見返して面白かったのは言葉の違い。アン王女はヨーロッパ某国の王女だが、すごくキレイな英語をきちんと話す。同じ英語でもブラッドレーとは違う。で片言でもイタリア語、ドイツ語、スペイン語も。イタリア人の理髪師はrecognizeをイタリア語風に「レコニャイズ」と言う。いろんな国が集まってるヨーロッパ、世界大戦後、10年も経ってないが「個人と個人の友情を信じて疑わない」というアン王女の言葉はこの後のEC、EUに発展してきたのを思うと本当に大事だと実感する。ただ現在はイギリスをはじめEUよりも自国の利益、自分が良くなきゃダメだという意見も強くなってきてるが。ラスト、アンがブラッドレーへの恋愛感情を諦めて王族として生きようとするのは、自分が幸せならいいというのを乗り越えて自らの使命を自覚しヨーロッパの為、世界の為に自分の生命を使おうと決意したからなのだ。ブラッドレーもそれを感じたからこそ5000ドルを擲って信義友情を自分も大事にすると宣言するのだ。2人の目が潤んでいるのが感動的。
ダルトン・トランボの事を知って見るのはこれが初めて。

2015/12/19

2016/05/31

92点

映画館/東京都/有楽町スバル座 
字幕


ヘップバーンのキュートさ

ネタバレ

とにかくヘップバーンがキュートで、見ているだけで幸せな気分になる。
王女が故に当たり障りないコメントを繰り返すが、最後にローマを強調するところが笑えた。
普通の女の子の様な買い物やヘアーカットや公園デート、情報局との乱闘まで体験し、王女と女の子との間の心の揺れ動きにドキドキした。

2014/10/22

2014/10/22

100点

その他/会社の大会議室 
字幕


大画面で見るリマスター

ネタバレ

会社の大会議室の大きなスクリーンを借りて見ました。そこには、かつて見たこの映画とはまるで違う感動がありました。

この映画の後半部分は、語り尽くされていますが、この後半に至るまでの前半のストーリーはすっかり忘れてました。オープニングのニュース映像とか、王女が駄々をこねるシーンなど、細かい所は見過ごしていました。抑圧された王室のしきたりなどが細かく描かれてたんですねえ。

ドレスの下で、王女が足を掻く。靴が脱げて小さな騒ぎになったりするシーンはすっかり忘れてました。

王女が部屋を抜け出して街に出る。橋の上で寝てるでしょ?あれは睡眠薬を打たれてたからなのね。僕は王女が酔っ払っていたものと勘違いしてました。

新聞記者のジョー・ブラドレーとカメラマンのやりとりは、何度見ても楽しいですね。街に出てからの王女と記者とカメラマンのやりとりの楽しいこと。

そして、オードリーの気品ある美しさは、見る側を圧倒します。ダンスシーンや握手を繰り返すシーンなど。先日鑑賞した『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』でニコール・キッドマンがグレース・ケリーを演じてましたが、オードリーの気品はまた違いがありますねえ。その仕草、その姿勢。イギリス王室の伝統。その気品が見事に漂います。

最後に記者と王女が会見場で見つめ合う。その目の輝き。目と目で交わす信頼。

会見で質問があったヨーロッパの親交は、現在のユーロのことです。イタリアのリラが懐かしいですね。紙幣の形や大きさもまるで違うもの。

あのラストの臨場感は、大画面で見ることでより大きな価値を生みますね。見事だなあ。

この映画のタイトルには、人の犠牲の上に成り立つ楽しみ、という意味があるそうです。王女と記者の関係も、お互いの利害があったはずですね。王女は自由になりたい。記者は記事を金にしたい。そういう利害や犠牲を超えて、2人は信頼を分かち合った。犠牲と信頼。そんな関係がタイトルとラストシーンに浮かぶんですね。

当時のハリウッドは赤狩りの疑惑で渦巻いてました。そんな時に、イタリアのローマで、低予算で作られたラブストーリーがこれほど価値あるものとして後世に残るなんて、誰が予想したことでしょう。

2014/08/23

2014/08/23

90点

テレビ/有料放送 
字幕


エディ・アルバートが好き。

 子供の頃NHKで放送されていたコメディに「農園天国」(確かこんな題名だったと思う)というのがあって、それに主演していたのがエディ・アルバートだった。70年代になり映画を観るようになって、彼の出演している映画を観ると、大抵悪役で最後に殺されるかひどい目に会って終わることが多かった。彼のコメディ演技が好きだったので、ちょっと残念だった。そんな時観たのがこの作品。知らずに観たので、彼が出てきた時は嬉しかった。劇中グレゴリー・ペックに蹴飛ばされたり酒をかけられたりした時のリアクションがとても可笑しく、しかも最後までいい人だったのでほっとしたことを覚えている。ラスト、オードリーに写真を渡すところが素敵だ。
 今回クレジットタイトルにダルトン・トランボの名前があって嬉しかった。赤狩りの過酷な嵐の中で必死に作り上げた作品が、このような「おとぎ話」だったのは素敵だ。