ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

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ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版

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レビューの数

40

平均評点

86.7(378人)

観たひと

626

観たいひと

124

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1953
公開年月日 2003/9/13
上映時間 118分
製作会社 Paramount Pictures
配給 パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
レイティング 一般映画
カラー モノクロ/スタンダ-ド
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女(オードリー・ヘプバーン)は、欧州親善旅行でロンドン、パリなど各地を来訪。ローマでは、駐在大使主催の歓迎舞踏会に出席する。強行軍にもかかわらず、元気に任務をこなしていた王女だが、内心では分刻みのスケジュールと、用意されたスピーチを披露するだけのセレモニーにいささかうんざり気味。就寝の時間になると、侍従たちを前に軽いヒステリーを起こしてしまう。主治医に鎮静剤を注射されたものの、気が高ぶっているため、なかなか寝つけない。ふと思いついた彼女は、宿舎である宮殿をひそかに脱出する。夜のローマをぶらぶら歩いていた彼女は、やがて先ほどの鎮静剤が効いてきて、道ばたのベンチに身体をぐったりと横たえる。そこを偶然通りかかったのが、アメリカ人の新聞記者ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)。若い娘がベンチに寝ているのを見て、家に帰そうとするが、アンの意識は朦朧としていて埒があかない。彼女をそのまま放っておくこともできず、ジョーはアンを自分のアパートへ連れて帰り、一晩の宿を提供する。翌朝、うっかり寝過ごしたジョーは、まだ眠っているアンを部屋に残したまま、新聞社へ向かう。支局長から「アン王女は急病で、記者会見は中止」と聞いたジョーは、そこではじめて昨晩の娘の正体が、実はアン王女だったことに気づく。王女には自分が彼女の身分を知ったことを明かさず、ローマの街を連れ歩いて、その行動を記事にできたら大スクープになる! ふってわいたチャンスに色めき立ったジョーは、アン王女の特ダネを取った場合の破格のボーナスを支局長に約束させる。 ジョーのアパートで目を覚ましたアンは、思いがけない事態に驚くが、同時にワクワクするような気分も感じていた。アパートを出た後も、せっかく手に入れた自由をすぐに捨て去るには忍びず、街をのんびりと散策。ジョーに借りたお金で、かわいいサンダルを買ったり、ヘアサロンに飛び込んで長い髪をショートにしたりと、ごくふつうの女の子のように楽しい時間を満喫する。アンがスペイン広場でジェラートを食べていると、彼女の後を追ってきたジョーに声をかけられる。偶然の再会を装う彼の「思いきって1日楽しんだら?」という声に押され、アンは宮殿に戻るのを夜までのばすことに決める。スクープに必要な証拠写真をおさえるため、ジョーは同僚のカメラマン、アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)も誘って、アンにローマ案内を買って出る。オープンカフェでは初めてのタバコを試し、2人乗りしたスクーターで街中を疾走。真実の口や、祈りの壁など名所の数々も訪れた。夜は、サンタンジェロの船上パーティーに参加するが、その会場にはついにアン王女を捜しにきた情報部員たちが現れる。アンとジョーは情報部員相手に大乱闘を繰り広げた後、一緒に河へ飛び込んで追手の目を逃れる。つかの間の自由と興奮を味わううちに、いつの間にかアンとジョーの間には強い恋心が生まれていた。河からあがったふたりは、抱き合って熱いキスを交わす。お互いへの本当の想いを口に出せないまま、アンは祖国と王室への義務を果たすために宮殿へ戻り、ジョーは彼女との思い出を決して記事にはしないと決意する。その翌日、宮殿ではアン王女の記者会見が開かれる。アービングは撮影した写真がすべて入った封筒を、王女にそっと渡す。見つめ合うアンとジョー。「ローマは永遠に忘れ得ぬ街となるでしょう」笑顔とともに振り向いたアン王女の瞳には、かすかに涙の跡が光っていた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023/11/08

2023/11/21

80点

映画館/東京都/船堀シネパル 
字幕


 この名作ようやく観ることが出来ました。これまでにオードリーの他の作品もいくつか観ましたが、これは格段によく出来ているし、こんなに素敵なロマンチックコメディを撮れるワイラー監督はすごい。トランポ氏の脚本もいいのでしょうね。
 しかしなんといってもオードリーの美しさが一番で、劇中大胆なショートカットに変身してしまうところでは、世界中がやられてしまったのではないでしょうか。

 懐かしい淀川さんのテレビ解説も嬉しいですね。

2023/09/17

2023/09/17

-点

映画館/千葉県/キネマ旬報シアター(旧TKPシアター柏) 


あれれ?

好きな作品という記憶だったのですが、レイトショーだったせいか、自分の感性が変わったのか、眠気が取れませんでした。アン王女が王室のことを他の例えで話すところがおもしろかったり、戻ったあとの大人びた感じが好きだったり、オードリー・ヘプバーンの華奢なシルエットにうっとりしたりはあったのですが…

2023/08/27

2023/09/14

78点

映画館/群馬県/MOVIX伊勢崎 
字幕


可愛らしいお姫様

そして、何も知らないお嬢様。
色のついていない役者を選択したという事が
この作品の大成功の秘訣だったのかもしれない。
いちいちのリアクションが新鮮に映り
その言葉の響きも新鮮に映る。
これが何度となく主演を経験した役者さんだったら
お姫様の無垢さを表現できなかったのかもしれない。
対する新聞記者さんは酸いも甘いも知っている人が演じるべきで
その対比こそが王家と庶民の生活の違いを表していたんだと思いました。

何も知らないただ可愛らしいだけのお姫様が
1日の休みの中でいろんな事を経験して
その言葉にお飾りではない重みを加えることが出来た。
それはいつしか庶民的という形容詞で彼女を飾るようになるのかもしれない。

決して飛び越える事の出来ない境界線。
ただその目線で交わす言葉に
忘れられない思い出が横たわっている。

残り香だけを置いていく休日。

彼女のいない日々を彼はどうやって過ごしていくのだろうか…

2023/05/28

2023/05/28

90点

購入/DVD 
吹替


あまりに清楚でオードリー・ヘプバーンが苦手なのだが、この映画に彼女には脱帽。何度か漫然と見てウィリアム・ワイラーの手腕を楽しんではいたが久しぶりに改めて見直すと、隅々まで計算された演出の見事なことに驚いた。モノクロの美しい画面は勿論のこと音の使い方が見事。女王が安定剤でもうろうとしてアメリカ人の記者のアパートに泊まったあと、アパートの門をくぐった途端の街の喧騒。彼女の冒険の始まりを期待させる音。人々の生き生きとした雑踏の描写が素晴らしい。何の押しつけもなくスッと物語に入っていける・・・よい映画とはこうした映画。

2021/04/29

2022/11/20

100点

その他/WOWWOWプラス 
字幕


普通の「ローマの休日」でも登録しました。

ずいぶん久しぶりに見た。
初見は1970年だが、2000年を越えては、初めて見たと思う。

タイトルにダルトン・トランボと出て来るから新版であろう。

真実の口のオードリーの驚きようは、聞けばペックのアドリブにホントに驚いたらしい。
最高に可愛いオードリーだが、ペックの旦那も粋というか、相当なもんだね。

しかし、この話、都市伝説みたいなものかもね。
どうなんでしょう。

2022/08/29

2022/09/01

95点

購入/DVD 
吹替


池田昌子と城達也

「サウンド・オブ・ミュージック」と並んで、日本語吹替(池田昌子と城達也)がしっくりくる洋画。何度も観て、展開も全てわかっているのに、泣けてしまった。グレゴリー・ペックが、エディ・アルバートに「アン王女」と言わせないためのカフェのシーンと、編集長を前に特ダネを提供しないシーンは、何度観ても笑える。このデジタル・ニューマスター版は、脚本のクレジットがダルトン・トランボになっている(公開時イアン・マクラレン・ハンター名義)。