ゴッドファーザー

ごっどふぁーざー|The Godfather|The Godfather

ゴッドファーザー

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レビューの数

141

平均評点

86.1(1578人)

観たひと

2582

観たいひと

261

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1972/7/15
上映時間 177分
製作会社 パラマウント作品
配給 パラマウント=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1282年、当時フランスに支配されていたシシリー島の住民が秘密組織をつくって反乱した時の合い言葉だったといわれる“MAFIA”は、19世紀に入り、“犯罪組織”としてイタリアの暗黒街に君臨するようになった。そしてイタリア系の移民として、この組織もアメリカに渡りアメリカ・マフィアが誕生した。その組織はシシリーやナポリ出身者またはその子弟で構成されており、組織の頂点にファミリー(家族)がありボスがいる。アメリカ・マフィアの年収は200億ドルといわれ、ギャンブル、合法企業の金融、運輸、スーパーなどを経営している。「ゴッドファーザー」はそうした巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラーの映画化である。製作はアルバート・S・ラディ、監督は「雨のなかの女」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラと原作者のマリオ・プーヅォ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はマーロン・ブランド、アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーレイ、アル・マルティーノ、モーガナ・キングなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、彼の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が行なわれていた。一族の者を始め、友人やファミリーの部下たち数百名が集まった。ボスのドン・ビトー・コルレオーネは、書斎で友人たちの訴えを聞いている。彼は、相手が貧しく微力でも、助けを求めてくれば親身になってどんな困難な問題でも解決してやった。彼への報酬といえば、友情の証と“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という愛情のこもった尊称だけだった。そして彼の呼び出しにいつなりとも応じればよいのだ。これが彼らの世界であり、その掟だった。ドンのお気に入りの名付け子で、歌手として成功したが今は落ち目になっているジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)もその1人だった。新作映画で彼にきわめつけの役があり、俳優として華々しくカムバックできるに違いないのだが、ハリウッドで絶大な権力を持つプロデューサー、ウォルツ(ジョン・マーレイ)からその主役をもらえずにいた。フォンテーンの窮地を知ったドンは静かにうなずいた。ある朝、目を覚ましたウォルツはあまりの光景に嘔吐した。60万ドルで買い入れた自慢の競走馬の首が、ベッドの上に転がっていたのだ。それからしばらくしてフォンテーンの許に、その新作の大役があたえられた。ある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォ(アル・レッティエーリ)が仕事を持ちかけてきた。政界や警察に顔のきくドンのコネに期待したのだが、彼は断った。だがソロッツォは、ドンさえ殺せば取引は成立すると思い、彼を狙った。早い冬の夕暮れ、ドンは街頭でソロッツォの部下に数発の銃弾を浴びせられたが一命はとりとめた。これはドン・ビトー・コルレオーネに対する挑戦だった。ソロッツォの後にはタッタリア・ファミリーがあり、ニューヨークの五大ファミリーが動いている。こうして1947年の戦いが始まった。末の息子マイケル(アル・パシーノ)は、一族の仕事には加わらず正業につくことを望んでいたが、父の狙撃が伝えられるや、病院に駈けつけ、咄嗟の策で2度目の襲撃からドンの命を救った。ドンの家では長男のソニー(ジェームズ・カーン)が部下を指揮し、ドンの復讐を誓ったが、一家の養子で顧問役のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)は、五大ファミリーとの全面戦争を避けようと工作していた。やがてソロッツォが一時的な停戦を申し入れてきた。だがソロッツォを殺さなければドンの命はあやうい。マイケルがその役目を買ってでた。ソロッツォ殺しは危険だが失敗は許されない。彼はこの大役を果たし、父の故郷シシリーへ身を隠した。タッタリアとの闘いは熾烈をきわめ、ソニーは持ち前の衝動的な性格が災いして敵の罠に落ち、殺された。シシリーでもマイケルが危うく暗殺から逃れた。そんななかでドンの傷もいえ、和解が成立した。ドンにとっては大きな譲歩だが、マイケルを呼び戻し、一家を建て直すためだった。2年後、アメリカに帰ったマイケルは、ドンのあとを継ぎ、ボスの位置についた。ファミリーは縄張りを荒らされ、ゴッドファーザーの過去の栄光がかろうじて崩壊をくいとめているという状態だったが、マイケルの才能は少しずつ伸び始め、勢力を拡大しつつあった。ある日曜日の朝、孫と遊んでいたドンが急に倒れた。偉大なるゴッドファーザー、ドン・ビトー・コルレオーネは穏やかな死を迎えたのだった。父の死を受け、マイケルは遂に動き出す。その天才的な頭脳で練られた計画によってライバルのボスたちは次々に殺され、コルレオーネ・ファミリーの勢力復活が為された。マイケルの横顔は冷たく尊大な力強さにあふれ、部下たちの礼をうけていた。“ドン・コルネオーレ”と。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年7月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第1弾 1970年代外国映画ベスト・テン:ベスト19グラビア解説

2010年7月上旬号

午前十時の映画祭:「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「ワイルドバンチ」

2007年9月上旬号

特別企画 アル・パチーノ~現代に生きる伝説~:アル・パチーノと「ゴッド・ファーザー」

1975年5月下旬号

知性的エンタテインメント 「ゴッドファーザーPART2」:

1973年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:ラスト・ショー/フェリーニのローマ/死刑台のメロディ/わらの犬/真夜中のパーティー/ジュニア・ボナー・華麗なる挑戦/ゴッドファーザー/キャバレー/フレンチ・コネクション

1973年1月下旬正月特別号

今号の問題作2:ゴッドファーザー

1972年7月下旬号

特別グラビア:ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」/コッポラが描いた魅力ある“犯罪者たち”:

「ゴッドファーザー」/製作者アルバート・S・ラディに聞く:

採録:ゴッドファーザー

DISK 「ゴッドファーザー」とニーノ・ロータの音楽:

外国映画紹介:ゴッドファーザー

1972年7月上旬夏の特別号

旬報試写室:ゴッドファーザー

1972年6月上旬号

特別グラビア:話題のアメリカ映画 「ゴッドファーザー」

2019/03/22

2019/03/23

85点

VOD/NETFLIX/購入/テレビ 
字幕


マイケルの物語

ネタバレ

この『ゴッドファーザー』サーガは言うまでもなくマイケルの物語だ。70年代を代表するこの映画の根底にあるのは家族であり、マフィアのボスの世代交代を巧みに構成する。ウィキペディアなどを読んでみると、コッポラと原作者のマリオ・プーゾが脚本執筆過程で中心がヴィトーからマイケルにシフトしていったことを示している。

何度も見ている映画だが、この映画で最も美しいのは祝宴のシーンだ。それは冒頭のコニーの結婚式であり、マイケルがコルレオーネ村での結婚式だ。特にファーストシーンから結婚式のパーティが行われるシーンで、この家族とこの映画の全体像が物語れるあたりは巧みだ。コッポラはこのシーンを黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』をリスペクトしていることを否定しない。素晴らしいシーンだ。

冒頭にも書いた通り、それはこの映画が家族の物語だからだと思う。そう思うと対比的にアメリカ、あるいいは世界の分裂をも示そうとしている映画だ。

オープニングシーンが暗示的だ。葬儀屋のボナセーラがドン・ヴィトーに相談に来るシーンだ。ここで最初にこの映画が暗闇から聞こえてくる。「アメリカはいい国だ。」この町で自らのアイデンティティーを作り上げた移民の言葉だ。「アメリカはいい国だ。」この言葉は実際のアメリカがそうではないことを言っている。この映画の後『ゴッドファーザー PART II』でそのことがより明らかになる。ヴィトーが孤児同然にニューヨークに渡ってきた時代の古き良きアメリカはこの映画の進行とともどんどん崩壊してゆく。

ヴィトーが麻薬に反対したにもかかわらず、条件付きで麻薬を認めようとする動きの中でそれは示される。「黒人に麻薬をばらまけばいい。」というセリフがある。数年前にアカデミー賞を受賞した『ムーンライト』で、黒人社会の麻薬漬けについて示している。そのベースには言うまでもなくマフィアの存在がある。

そしてラスト。マイケルがボスになって、妻となったケイに妹の夫を殺害したかどうかを問われ、マイケルはそれを否定する。その言葉を信じたケイが部屋の外から見つめるオフィスにマイケルの側近が近づいてきて、ケイの不安げな表情をかきけすようにドアが閉められて終わる。ニーノ・ロータの名曲がここでエンドロールと重なってゆく。悲しげで心に染み入るメロディ。

映画の構成が、ヴィトーが暗殺されて、マイケルが復讐して、世代交代する。この3部構成の中で、マイケルの成長が語るアメリカの変化。「アメリカはいい国だ。」というセリフから麻薬、復讐へとつながるこの文脈を理解しなければならない。つまりは”家族”が崩壊する瞬間をマイケルは進むしかないのだ。

この後続編で政治、パートⅢでは宗教へとファミリーの存在を広め合法的な組織となるべく努力するが、その努力も実らない。アメリカ、そして世界の分断はもう後戻りができない。昨今の国と国の対立も、この映画を見ればおのずと理解できる。

2019/03/18

2019/03/22

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 
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やはり凄い映画です

何年かぶりに最初から最後までまともに観たが、やはり凄い映画だと痛感。1作目を観ると、結局パート2も3も観たくなる。

2019/03/05

2019/03/05

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/スマホ 


本当に続きが観たくなる。

やっと観ました、ゴッドファーザー。名作の呼び声高いものの、暴力モノは嫌い、と観ていなかったのですが、確かに良かったです。マフィアの世界に違和感を感じず、どっぷり楽しめましたので、俳優陣がピタリとはまり、細部までリアルに描けていたということなのでしょうか。また、ドンが現役の頃はカッコいいし、若かりし頃のアル・パチーノがこんなに可愛いとは…さらに、よくゴッドファーザーのテーマ曲として聞いていた音楽が、思っていたよりも抑えた使われ方をしていたのも好印象でした。

2019/03/03

96点

VOD 
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20年ぶりに観た

やっぱり珠玉の作品。血生臭い描写多いただの縄張り争いかと思いきや~からの家族を何より愛す男一代大河ドラマ…いや違う何とゆうか…どんな文も陳腐になってしまうな。でも心揺さぶられるの。
またマーロンブランドはじめ男たちのカッコよさたるや。

2019/02/20

2019/02/21

80点

テレビ/無料放送 
字幕


アカデミー作品賞。

フランシス・フォード・コッポラ監督による、マフィア・抗争・人間ドラマ。
アメリカマフィアのボス、コルレオーネ(マーロン・ブランド)の絶大な権力と裏の顔、
そして、ファミリーの絆を描いていく・・・。

(命のやり取りをしているマフィアだからこそ、
一般人よりも、ファミリーの絆が強く見えてしまいます。)
(マフィアで成功するには、頭が良くて、先見の明が必要だったのですね。)

2019/02/15

2019/02/15

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 


殺しがアートに

残忍な殺しのシーンもアートにさえ見えてしまう。
マーロン・ブランドの迫力がハンパない。