本当に大好きな映画で、無駄なシーンが本当にない。
そして、いろいろな発見が多い。
パーティのシーンを見ていると、こんなところにテシオが出ているんだとか、ウェデイングケーキを持ってくるオッサンも、いろんなところに出没していたりするのを発見して楽しくなる。
有名かもしれないが、ソニーが殺されるシーン。
ハイウェイの料金所が映る前に大きな看板が出てくるんだが、その看板は、女性が電話に向かって「Don’t Worry Me」と言ってるという看板で、「コニーがそう言ってれば」と思わせる。
(もしかしたら、「Don’t Worry,Mum」かもしれない)
シチリアで、アポロニアの親父に結婚を申し込むシーン。
マイケルは、自分が何者であるかを伝えた上で、
「俺を売ったら、高い金になる」というのだが、それを通訳したのがファブリツィオ。彼にマイケルは売られてしまうんである。
今回観ていて、「ああ、そういえば、このシーンはいつも嫌だなあ」と思ったシーンがあった。
カルロの浮気相手からの電話を受けて、逆上するコニーと、それをさらに挑発するカルロのシーン。嫌なシーンである。
コニーの出てくるシーンは大体嫌いだなあと思った次第。
良い映画はエンドロールも素晴らしい。
この映画のエンドロールも相当に素晴らしい。
キャストは三段階に出てくる。
最初は、大きな文字でマーロン・ブランドから始まり、一人ずつ、8名くらいか
二段目は、役名と役者名がリスト形式で10名くらい。
三段目は、スタッフや音楽などが出て、もう終わりだなと思ったところで忘れられたのか、追加されたのか一番最後に出てくる10名くらい。ここにはクレメンザの妻とか、サンドラとかが入っている。
一段目には、出て当然の主演・助演が出てくるが、ソロッツオとか警部とかも出てくる。
一番悲しいのが、フレド(ジョン・カザール)。
男の兄弟でただ一人、一段目に登場せず、二段目扱い。
それだけなら、まだいい。
順番が、
テシオの次のコニーの次のカルロの次という扱い。
カルロの次である。。とほほ