ゴッドファーザー

ごっどふぁーざー|The Godfather|The Godfather

ゴッドファーザー

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レビューの数

228

平均評点

86.1(2099人)

観たひと

3139

観たいひと

271

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 任侠・アウトロー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1972/7/15
上映時間 177分
製作会社 パラマウント作品
配給 パラマウント=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1282年、当時フランスに支配されていたシシリー島の住民が秘密組織をつくって反乱した時の合い言葉だったといわれる“MAFIA”は、19世紀に入り、“犯罪組織”としてイタリアの暗黒街に君臨するようになった。そしてイタリア系の移民として、この組織もアメリカに渡りアメリカ・マフィアが誕生した。その組織はシシリーやナポリ出身者またはその子弟で構成されており、組織の頂点にファミリー(家族)がありボスがいる。アメリカ・マフィアの年収は200億ドルといわれ、ギャンブル、合法企業の金融、運輸、スーパーなどを経営している。「ゴッドファーザー」はそうした巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラーの映画化である。製作はアルバート・S・ラディ、監督は「雨のなかの女」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラと原作者のマリオ・プーヅォ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はマーロン・ブランド、アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーレイ、アル・マルティーノ、モーガナ・キングなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、彼の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が行なわれていた。一族の者を始め、友人やファミリーの部下たち数百名が集まった。ボスのドン・ビトー・コルレオーネは、書斎で友人たちの訴えを聞いている。彼は、相手が貧しく微力でも、助けを求めてくれば親身になってどんな困難な問題でも解決してやった。彼への報酬といえば、友情の証と“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という愛情のこもった尊称だけだった。そして彼の呼び出しにいつなりとも応じればよいのだ。これが彼らの世界であり、その掟だった。ドンのお気に入りの名付け子で、歌手として成功したが今は落ち目になっているジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)もその1人だった。新作映画で彼にきわめつけの役があり、俳優として華々しくカムバックできるに違いないのだが、ハリウッドで絶大な権力を持つプロデューサー、ウォルツ(ジョン・マーレイ)からその主役をもらえずにいた。フォンテーンの窮地を知ったドンは静かにうなずいた。ある朝、目を覚ましたウォルツはあまりの光景に嘔吐した。60万ドルで買い入れた自慢の競走馬の首が、ベッドの上に転がっていたのだ。それからしばらくしてフォンテーンの許に、その新作の大役があたえられた。ある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォ(アル・レッティエーリ)が仕事を持ちかけてきた。政界や警察に顔のきくドンのコネに期待したのだが、彼は断った。だがソロッツォは、ドンさえ殺せば取引は成立すると思い、彼を狙った。早い冬の夕暮れ、ドンは街頭でソロッツォの部下に数発の銃弾を浴びせられたが一命はとりとめた。これはドン・ビトー・コルレオーネに対する挑戦だった。ソロッツォの後にはタッタリア・ファミリーがあり、ニューヨークの五大ファミリーが動いている。こうして1947年の戦いが始まった。末の息子マイケル(アル・パシーノ)は、一族の仕事には加わらず正業につくことを望んでいたが、父の狙撃が伝えられるや、病院に駈けつけ、咄嗟の策で2度目の襲撃からドンの命を救った。ドンの家では長男のソニー(ジェームズ・カーン)が部下を指揮し、ドンの復讐を誓ったが、一家の養子で顧問役のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)は、五大ファミリーとの全面戦争を避けようと工作していた。やがてソロッツォが一時的な停戦を申し入れてきた。だがソロッツォを殺さなければドンの命はあやうい。マイケルがその役目を買ってでた。ソロッツォ殺しは危険だが失敗は許されない。彼はこの大役を果たし、父の故郷シシリーへ身を隠した。タッタリアとの闘いは熾烈をきわめ、ソニーは持ち前の衝動的な性格が災いして敵の罠に落ち、殺された。シシリーでもマイケルが危うく暗殺から逃れた。そんななかでドンの傷もいえ、和解が成立した。ドンにとっては大きな譲歩だが、マイケルを呼び戻し、一家を建て直すためだった。2年後、アメリカに帰ったマイケルは、ドンのあとを継ぎ、ボスの位置についた。ファミリーは縄張りを荒らされ、ゴッドファーザーの過去の栄光がかろうじて崩壊をくいとめているという状態だったが、マイケルの才能は少しずつ伸び始め、勢力を拡大しつつあった。ある日曜日の朝、孫と遊んでいたドンが急に倒れた。偉大なるゴッドファーザー、ドン・ビトー・コルレオーネは穏やかな死を迎えたのだった。父の死を受け、マイケルは遂に動き出す。その天才的な頭脳で練られた計画によってライバルのボスたちは次々に殺され、コルレオーネ・ファミリーの勢力復活が為された。マイケルの横顔は冷たく尊大な力強さにあふれ、部下たちの礼をうけていた。“ドン・コルネオーレ”と。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年7月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第1弾 1970年代外国映画ベスト・テン:ベスト19グラビア解説

2010年7月上旬号

午前十時の映画祭:「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「ワイルドバンチ」

2007年9月上旬号

特別企画 アル・パチーノ~現代に生きる伝説~:アル・パチーノと「ゴッド・ファーザー」

1975年5月下旬号

知性的エンタテインメント 「ゴッドファーザーPART2」:

1973年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:ラスト・ショー/フェリーニのローマ/死刑台のメロディ/わらの犬/真夜中のパーティー/ジュニア・ボナー・華麗なる挑戦/ゴッドファーザー/キャバレー/フレンチ・コネクション

1973年1月下旬正月特別号

今号の問題作2:ゴッドファーザー

1972年7月下旬号

特別グラビア:ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」/コッポラが描いた魅力ある“犯罪者たち”:

「ゴッドファーザー」/製作者アルバート・S・ラディに聞く:

採録:ゴッドファーザー

DISK 「ゴッドファーザー」とニーノ・ロータの音楽:

外国映画紹介:ゴッドファーザー

1972年7月上旬夏の特別号

旬報試写室:ゴッドファーザー

1972年6月上旬号

特別グラビア:話題のアメリカ映画 「ゴッドファーザー」

2024/03/29

2024/03/30

100点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズららぽーと横浜 


ありがとうございます。

キネノート上でもマイ・ベストに挙げている。
あまりに普通で恥ずかしいのだが、大好きなのだから仕方がない。
どのシーンを観ても無駄がなく、ワクワクさせられる。

ああ、次はこうなる。って分かっているのにドキドキする。
そして、つい泣いてしまう。

この映画は幸せな映画なんである。
マイケルはともかく、ビト・コルレオーネは真っ当に生活し、幸せに死んでいったんである。

2005/12/20

2023/12/20

100点

購入/DVD 
字幕


三部作一気見

ネタバレ

原作を読んだ余韻の冷めぬうちにと、久しぶりに映画版『ゴッドファーザー』三部作を一気観しました。

やっぱり凄い。

一作一作個々の作品として比べると、当然好き嫌いも出来もバラツキがあります。
やっぱり一作目がベスト。
世間の評価も、私が唯一リアルタイムで劇場で観ている『PARTⅢ』なんて、公開当時はこてんぱんに言われてました。ま、比べてしまえばそりゃそうなんですが。

でも三部作通しで、コルレオーネ・ファミリーの歴史、そしてマイケル・コルレオーネの運命としてみると、『PART III』は優れた最終章だと思います。
哀切に満ちていて息苦しい。痛くて痛くて・・・。


果然ミーハーな話になりますが、今回改めて見直して、観る側の己の変化も面白かった。

株が急上昇したのが、ソニー。
昔はこういう粗野で短気なタイプは嫌いでした。・・・若かったなぁ、自分(笑)

今回はもうメロメロ。
酒呑みながら観ていたせいか、旦那に殴られたコニーからの電話で家を飛び出して行くシーンで、「やめてよ。いかないでよ、ソニー」とか泣きながら呟いている己。
ただの酔っぱらいです。

その勢いは『PART III』のヴィンセントへも受け継がれ、彼が顔も知らない父親であるソニーのことを「親父は街のプリンスだった」という場面にはしみじみ。
ヴィンセントを可愛がり、ファミリー内で引き立てようとするコニーの想いがなんとなく分かります。

そのコニーも今回株が急上昇したひとり。
『PART III』でああまで肝が据わるまでの道程に、マイケルに負けず劣らずの宿命というか業を思います。

[2005.11_鑑賞記録より転載]

2023/11/16

86点

選択しない 


格調の高さと惨虐な描写の融合

イタリア系マフィアの血の抗争と家族愛を描いた強烈なドラマ。惨虐な描写も多いが、全体的に格調が高く一級品の風格が漂う。ニーノ・ロータの哀感漂う音楽も作品の世界観にハマっており重厚感が増す。マーロン・ブランド、アル・パチーノは勿論、脇の主要キャラを演じる役者も素晴らしい。馬の首には驚いた。

2023/08/14

2023/09/01

100点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
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中学生の僕は全然価値が分かっていなかった

ネタバレ

1940年代後半、ニューヨークの裏社会を仕切る組織の首領の息子が、父のあとを継ぐ。
もう有名だし、感想なんて何も書かないほうがいいんじゃないか…。
しかし、この作品を最初に見た1973年、中学生の僕は全然価値が分かっていなかった。そもそもマフィア(というギャング団みたいなの)が争う話だと思っていて、派手なドンパチが続くアクション映画だと思っていた。だから、家族(実の家族に限らず組織内外の人々の関係)の情とか絆とかで描かれるストーリーは僕の勝手な期待と違ってしまっていた。
最終的に組織を継ぐ三男が新興組織の親玉と悪徳警官を撃つレストランの場面とか、高速の料金所で待ち伏せを受けて銃撃される長男とか、最後に対抗組織の長の全てを襲う場面とかは、目を見張ったのだけど、その途中途中は集中力もなく見ていたので何が何で誰がどうかなんてほとんど理解していなかった。(そんな状態で、2年後に「PARTⅡ」をよく見たもんだと思う。)
ストーリーの面白さが分かったのは初見から何年かあと、テレビの初放送を見た高校生のときだった。(調べたらテレビの初放送は1976年の10月だった。)
組織を「ファミリー」と呼び、組織を頼ってくる人とはカネではなく情による協力関係が成り立っている。その関係性を見事に見せる冒頭の葬儀屋からの相談事、家長として組織の長として威厳にあふれた父親の存在感、家業とは一線を引こうと思っている三男が父を守るために巻き込まれ、やがてファミリーを引き継ぐ姿のすごみ、三男の妻が見せるラストの不安感…。十分に物語の面白さを楽しんだ。
その後も、何度か機会が合えば見ている。名作だというところについて全く異論はなく、コッポラ監督の光と影の使い方の巧みさにも気付き、それにも驚いた。(当を得た光線と陰影がどれほど画面の感情を豊かにすることか。最近はCGでやたら細かく描き込んでいる作品が多くて疲れる…。)
今回は初見当時を思い出し、ストーリーや画面の見事さに再び魅了されながら鑑賞した。

2023/08/19

2023/08/19

75点

選択しない 
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裏社会の生き馬の目を抜く騙し合い、アルパチーノがかっこいい(^^;;

金では動かない、ファミリーのため、友のためには力を貸す、そんなビトーの人となりが娘の結婚式の裏で交わされる密談で示され、やると言ったら手段を選ばす実行する。脅しのため、ベッドに血だらけの馬の首を置いていくシーンの恐ろしさ(^^;;

カタギだった息子のマイケルが、父ビトー襲撃に復讐するため、家業である裏社会に生きることを決め、手始めに麻薬仲介人と悪徳警官をレストランで撃ち殺すシーンもスリリングでした。

元々聡明だったマイケルは父が死んだ後、裏切り者を炙り出すと冷徹に粛清、後継として成長する姿が最高にクールです(^^;;

しかし商売敵だけでなく、身内の裏切りにも目を光らせなければ生きていけない、アウトローの世界はしんどそうです(^^;;

2023/08/15

2023/08/15

-点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
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長い映画と聞いていたので

長い映画と聞いていたので、気になってはいたが、今まで観てなかった、アルパチーノでで来ないなあと思っていたらアルパチーノは、とっくに出ていた。若すぎて、アルパチーノだと気づかなかった。