ゴッドファーザー

ごっどふぁーざー|The Godfather|The Godfather

ゴッドファーザー

amazon
レビューの数

148

平均評点

86.0(1612人)

観たひと

2613

観たいひと

262

  • VODで観る

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1972/7/15
上映時間 177分
製作会社 パラマウント作品
配給 パラマウント=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1282年、当時フランスに支配されていたシシリー島の住民が秘密組織をつくって反乱した時の合い言葉だったといわれる“MAFIA”は、19世紀に入り、“犯罪組織”としてイタリアの暗黒街に君臨するようになった。そしてイタリア系の移民として、この組織もアメリカに渡りアメリカ・マフィアが誕生した。その組織はシシリーやナポリ出身者またはその子弟で構成されており、組織の頂点にファミリー(家族)がありボスがいる。アメリカ・マフィアの年収は200億ドルといわれ、ギャンブル、合法企業の金融、運輸、スーパーなどを経営している。「ゴッドファーザー」はそうした巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラーの映画化である。製作はアルバート・S・ラディ、監督は「雨のなかの女」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラと原作者のマリオ・プーヅォ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はマーロン・ブランド、アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーレイ、アル・マルティーノ、モーガナ・キングなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、彼の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が行なわれていた。一族の者を始め、友人やファミリーの部下たち数百名が集まった。ボスのドン・ビトー・コルレオーネは、書斎で友人たちの訴えを聞いている。彼は、相手が貧しく微力でも、助けを求めてくれば親身になってどんな困難な問題でも解決してやった。彼への報酬といえば、友情の証と“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という愛情のこもった尊称だけだった。そして彼の呼び出しにいつなりとも応じればよいのだ。これが彼らの世界であり、その掟だった。ドンのお気に入りの名付け子で、歌手として成功したが今は落ち目になっているジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)もその1人だった。新作映画で彼にきわめつけの役があり、俳優として華々しくカムバックできるに違いないのだが、ハリウッドで絶大な権力を持つプロデューサー、ウォルツ(ジョン・マーレイ)からその主役をもらえずにいた。フォンテーンの窮地を知ったドンは静かにうなずいた。ある朝、目を覚ましたウォルツはあまりの光景に嘔吐した。60万ドルで買い入れた自慢の競走馬の首が、ベッドの上に転がっていたのだ。それからしばらくしてフォンテーンの許に、その新作の大役があたえられた。ある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォ(アル・レッティエーリ)が仕事を持ちかけてきた。政界や警察に顔のきくドンのコネに期待したのだが、彼は断った。だがソロッツォは、ドンさえ殺せば取引は成立すると思い、彼を狙った。早い冬の夕暮れ、ドンは街頭でソロッツォの部下に数発の銃弾を浴びせられたが一命はとりとめた。これはドン・ビトー・コルレオーネに対する挑戦だった。ソロッツォの後にはタッタリア・ファミリーがあり、ニューヨークの五大ファミリーが動いている。こうして1947年の戦いが始まった。末の息子マイケル(アル・パシーノ)は、一族の仕事には加わらず正業につくことを望んでいたが、父の狙撃が伝えられるや、病院に駈けつけ、咄嗟の策で2度目の襲撃からドンの命を救った。ドンの家では長男のソニー(ジェームズ・カーン)が部下を指揮し、ドンの復讐を誓ったが、一家の養子で顧問役のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)は、五大ファミリーとの全面戦争を避けようと工作していた。やがてソロッツォが一時的な停戦を申し入れてきた。だがソロッツォを殺さなければドンの命はあやうい。マイケルがその役目を買ってでた。ソロッツォ殺しは危険だが失敗は許されない。彼はこの大役を果たし、父の故郷シシリーへ身を隠した。タッタリアとの闘いは熾烈をきわめ、ソニーは持ち前の衝動的な性格が災いして敵の罠に落ち、殺された。シシリーでもマイケルが危うく暗殺から逃れた。そんななかでドンの傷もいえ、和解が成立した。ドンにとっては大きな譲歩だが、マイケルを呼び戻し、一家を建て直すためだった。2年後、アメリカに帰ったマイケルは、ドンのあとを継ぎ、ボスの位置についた。ファミリーは縄張りを荒らされ、ゴッドファーザーの過去の栄光がかろうじて崩壊をくいとめているという状態だったが、マイケルの才能は少しずつ伸び始め、勢力を拡大しつつあった。ある日曜日の朝、孫と遊んでいたドンが急に倒れた。偉大なるゴッドファーザー、ドン・ビトー・コルレオーネは穏やかな死を迎えたのだった。父の死を受け、マイケルは遂に動き出す。その天才的な頭脳で練られた計画によってライバルのボスたちは次々に殺され、コルレオーネ・ファミリーの勢力復活が為された。マイケルの横顔は冷たく尊大な力強さにあふれ、部下たちの礼をうけていた。“ドン・コルネオーレ”と。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年7月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第1弾 1970年代外国映画ベスト・テン:ベスト19グラビア解説

2010年7月上旬号

午前十時の映画祭:「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「ワイルドバンチ」

2007年9月上旬号

特別企画 アル・パチーノ~現代に生きる伝説~:アル・パチーノと「ゴッド・ファーザー」

1975年5月下旬号

知性的エンタテインメント 「ゴッドファーザーPART2」:

1973年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:ラスト・ショー/フェリーニのローマ/死刑台のメロディ/わらの犬/真夜中のパーティー/ジュニア・ボナー・華麗なる挑戦/ゴッドファーザー/キャバレー/フレンチ・コネクション

1973年1月下旬正月特別号

今号の問題作2:ゴッドファーザー

1972年7月下旬号

特別グラビア:ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」/コッポラが描いた魅力ある“犯罪者たち”:

「ゴッドファーザー」/製作者アルバート・S・ラディに聞く:

採録:ゴッドファーザー

DISK 「ゴッドファーザー」とニーノ・ロータの音楽:

外国映画紹介:ゴッドファーザー

1972年7月上旬夏の特別号

旬報試写室:ゴッドファーザー

1972年6月上旬号

特別グラビア:話題のアメリカ映画 「ゴッドファーザー」

2019/05/21

2019/05/23

-点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


納得のいく名作

『ゴッドファーザー』といえは、監督フランシス・フォード・コッポラの名を一躍有名にした名作。しかし、何度か観賞していくとこの作品、撮影のゴードン・ウィリス、メイクのディック・スミス、音楽のニノ・ロータと三人のマイスターの功績がいかに大きなものかがわかる。

本作を、真に我々の記憶に刻み付けたのは、ドン・ヴィトー・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドに施された特殊メイクに影を敢えて活かしたライティングで撮影されたあのスチルだったのではないだろうか?当時、まだ子どもだった自分は、マーロン・ブランドとはああいう顔の人だと思っていた。少し経って本当の顔立ちを知った時、驚いたというよりも信じられなかった。この人、同じ人?という驚き。

さらに『パピヨン』にジェリーゴールドスミスのあのパピヨンのテーマが聞こえてこないとパピヨンじゃないのと同様に、ゴッドファーザーワルツと愛のテーマがかからないのでは『ゴッドファーザー』ではないと思わせるほどニーノ・ロータの哀愁を孕んだメロディーはこの作品を名作として決定づけた。

こうして総合芸術足り得るものが古典的名作として残って行く資格を持つ。当時のアカデミー賞はそこをきちんと評価している。ここに名前のあるマイスターたちはアメリカ映画史の中でみな栄誉に輝いた。そして作品が続いたのはマリオ・プーゾ優れた原作のがあったからであり、これも作品への功績。彼等はみな単にコッポラの引き立て役というにはあまりにも偉大すぎる人たちだと思う。

2019/05/18

2019/05/20

96点

映画館/千葉県/TOHOシネマズ市川コルトンプラザ 
字幕


家族を大事に

午前10時の映画祭で多分3度目の鑑賞。家族が増えるとまた違った角度から観ることができて、どんどん深みを増していく。兄フレドに対する冷酷な態度が恐ろしいし、ファミリーに刃向かう人々の粛清も淡々と始末する緊張感が堪らない

2019/05/19

2019/05/19

100点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズららぽーと横浜 


マイ ベスト

好きで好きで堪らない映画。
何度観ただろう。そして、あと何度スクリーンで観られるのだろう。

そう思うと寂しくなる。

2019/05/18

2019/05/18

-点

映画館/三重県/イオンシネマ津 
字幕


前回午前10時の映画祭で観て以来8年ぶり、最後の年に映画館で鑑賞できてよかった。
名場面の数々に感動。

2019/05/11

55点

選択しない 


良さがわからん

所詮はマフィアでしよ?美化しすぎだよねー笑 てかドラマとしてもそんなに面白いとは思えない。脅すシーンだとか、血の抗争だとか悪徳警官だとかねー笑 結局イタリア人とかは溜飲下げる内容笑 イタリア系のアメリカ人は嬉しい内容なんだろうねー笑 まともな人間ならこんな連中と関わりたくないよ。知らんけど笑

2011/07/10

2019/05/08

90点

映画館 
字幕


巨匠たる所以

NYの裏社会に巣食うマフィアの覇権争いを、時にサスペンスフルなノワールムービーとして、時に滋味深い人間ドラマとして、時にスリリングな群像劇として紡ぎ出したF・F・コッポラの巨匠の巨匠たる所以を実感する重厚な語り口に魅せられる、至高の大河ドラマ。N・ロータの哀感漂う音楽や、G・ウィリスの陰影に富んだ撮影が素晴らしく、禍々しい物語に豊かな余情をもたらしている。

また、公開当時すでにアカデミー賞俳優だったM・ブランドを除いては、無名だったAパチーノやJ・カーン、R・デュバルやD・キートン、J・カザールやT・シャイアといったな若手俳優を、一躍スターの座へと押し上げた記念碑的作品としても記憶に残る。

ちなみに、FBI長官がJ・E・フーバーだった頃、存在そのものを否定していたマフィアという組織や、その価値観と行動様式を、映画というメディアを通して白日の下に曝け出した功績も大きい。