ゴッドファーザー

ごっどふぁーざー|The Godfather|The Godfather

ゴッドファーザー

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レビューの数

181

平均評点

86.1(1835人)

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2879

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ジャンル 任侠・アウトロー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1972/7/15
上映時間 177分
製作会社 パラマウント作品
配給 パラマウント=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1282年、当時フランスに支配されていたシシリー島の住民が秘密組織をつくって反乱した時の合い言葉だったといわれる“MAFIA”は、19世紀に入り、“犯罪組織”としてイタリアの暗黒街に君臨するようになった。そしてイタリア系の移民として、この組織もアメリカに渡りアメリカ・マフィアが誕生した。その組織はシシリーやナポリ出身者またはその子弟で構成されており、組織の頂点にファミリー(家族)がありボスがいる。アメリカ・マフィアの年収は200億ドルといわれ、ギャンブル、合法企業の金融、運輸、スーパーなどを経営している。「ゴッドファーザー」はそうした巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラーの映画化である。製作はアルバート・S・ラディ、監督は「雨のなかの女」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラと原作者のマリオ・プーヅォ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はマーロン・ブランド、アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーレイ、アル・マルティーノ、モーガナ・キングなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、彼の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が行なわれていた。一族の者を始め、友人やファミリーの部下たち数百名が集まった。ボスのドン・ビトー・コルレオーネは、書斎で友人たちの訴えを聞いている。彼は、相手が貧しく微力でも、助けを求めてくれば親身になってどんな困難な問題でも解決してやった。彼への報酬といえば、友情の証と“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という愛情のこもった尊称だけだった。そして彼の呼び出しにいつなりとも応じればよいのだ。これが彼らの世界であり、その掟だった。ドンのお気に入りの名付け子で、歌手として成功したが今は落ち目になっているジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)もその1人だった。新作映画で彼にきわめつけの役があり、俳優として華々しくカムバックできるに違いないのだが、ハリウッドで絶大な権力を持つプロデューサー、ウォルツ(ジョン・マーレイ)からその主役をもらえずにいた。フォンテーンの窮地を知ったドンは静かにうなずいた。ある朝、目を覚ましたウォルツはあまりの光景に嘔吐した。60万ドルで買い入れた自慢の競走馬の首が、ベッドの上に転がっていたのだ。それからしばらくしてフォンテーンの許に、その新作の大役があたえられた。ある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォ(アル・レッティエーリ)が仕事を持ちかけてきた。政界や警察に顔のきくドンのコネに期待したのだが、彼は断った。だがソロッツォは、ドンさえ殺せば取引は成立すると思い、彼を狙った。早い冬の夕暮れ、ドンは街頭でソロッツォの部下に数発の銃弾を浴びせられたが一命はとりとめた。これはドン・ビトー・コルレオーネに対する挑戦だった。ソロッツォの後にはタッタリア・ファミリーがあり、ニューヨークの五大ファミリーが動いている。こうして1947年の戦いが始まった。末の息子マイケル(アル・パシーノ)は、一族の仕事には加わらず正業につくことを望んでいたが、父の狙撃が伝えられるや、病院に駈けつけ、咄嗟の策で2度目の襲撃からドンの命を救った。ドンの家では長男のソニー(ジェームズ・カーン)が部下を指揮し、ドンの復讐を誓ったが、一家の養子で顧問役のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)は、五大ファミリーとの全面戦争を避けようと工作していた。やがてソロッツォが一時的な停戦を申し入れてきた。だがソロッツォを殺さなければドンの命はあやうい。マイケルがその役目を買ってでた。ソロッツォ殺しは危険だが失敗は許されない。彼はこの大役を果たし、父の故郷シシリーへ身を隠した。タッタリアとの闘いは熾烈をきわめ、ソニーは持ち前の衝動的な性格が災いして敵の罠に落ち、殺された。シシリーでもマイケルが危うく暗殺から逃れた。そんななかでドンの傷もいえ、和解が成立した。ドンにとっては大きな譲歩だが、マイケルを呼び戻し、一家を建て直すためだった。2年後、アメリカに帰ったマイケルは、ドンのあとを継ぎ、ボスの位置についた。ファミリーは縄張りを荒らされ、ゴッドファーザーの過去の栄光がかろうじて崩壊をくいとめているという状態だったが、マイケルの才能は少しずつ伸び始め、勢力を拡大しつつあった。ある日曜日の朝、孫と遊んでいたドンが急に倒れた。偉大なるゴッドファーザー、ドン・ビトー・コルレオーネは穏やかな死を迎えたのだった。父の死を受け、マイケルは遂に動き出す。その天才的な頭脳で練られた計画によってライバルのボスたちは次々に殺され、コルレオーネ・ファミリーの勢力復活が為された。マイケルの横顔は冷たく尊大な力強さにあふれ、部下たちの礼をうけていた。“ドン・コルネオーレ”と。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年7月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第1弾 1970年代外国映画ベスト・テン:ベスト19グラビア解説

2010年7月上旬号

午前十時の映画祭:「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「ワイルドバンチ」

2007年9月上旬号

特別企画 アル・パチーノ~現代に生きる伝説~:アル・パチーノと「ゴッド・ファーザー」

1975年5月下旬号

知性的エンタテインメント 「ゴッドファーザーPART2」:

1973年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:ラスト・ショー/フェリーニのローマ/死刑台のメロディ/わらの犬/真夜中のパーティー/ジュニア・ボナー・華麗なる挑戦/ゴッドファーザー/キャバレー/フレンチ・コネクション

1973年1月下旬正月特別号

今号の問題作2:ゴッドファーザー

1972年7月下旬号

特別グラビア:ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」/コッポラが描いた魅力ある“犯罪者たち”:

「ゴッドファーザー」/製作者アルバート・S・ラディに聞く:

採録:ゴッドファーザー

DISK 「ゴッドファーザー」とニーノ・ロータの音楽:

外国映画紹介:ゴッドファーザー

1972年7月上旬夏の特別号

旬報試写室:ゴッドファーザー

1972年6月上旬号

特別グラビア:話題のアメリカ映画 「ゴッドファーザー」

2020/07/03

2020/07/03

38点

レンタル/兵庫県/TSUTAYA/TSUTAYA 三木店/ブルーレイ 
字幕


落陽

人工的な純潔。
未来を名付ける男達。

2019/06/12

2020/06/20

94点

映画館/愛知県/ミッドランドシネマ名古屋空港 
字幕


アルパチーノ > マーロンブランド

マーロンブランドの映画かと思いきやアルパチーノの映画だった。あまりにも有名なので今さら言うまでもないがマフィアの内幕を描いた作品。ファミリーや慕ってくるものには優しいが、敵や仲間の敵には血も涙もない。あー怖い。アルパチーノ演じる三男マイケルが、ファミリーの仕事はしない一般市民から、父ドン・ビトー・コルレオーネが暴漢に襲われたのをきっかけに冷酷なマフィアに変貌していく様に惹きつけられる。ラストは立派なマフィアのドンです。

2020/05/27

2020/05/27

100点

映画館/徳島県/シネマサンシャイン北島 
字幕


何度も何度も観た作品…

この年になって初めて映画館のスクリーンで。
感無量…言葉になりません。

2020/05/26

2020/05/26

60点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/タブレット 


高評価の理由がわからない

理解力不足でした。たくさんに人が死に後味が良くない。

2020/04/29

2020/05/15

90点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


マイケルの苦悩の始まり

ネタバレ

マフィアのボス、ドン・コルレオーネと彼の息子たちとその家族の絆と抗争を描く。
フランシス・フォード・コッポラ監督の代表作であり、優れた家族映画であり、優れたマフィア映画でもある。という稀有な傑作。

これまでも、ハリウッドによるマフィアを描いた作品はあったのだが、マリオ・プーゾの原作と彼自身の脚本を得て、イタリア移民によるある種家族的な犯罪組織の湿った感覚を保ちながらも、矮小化されることなく壮大なドラマに昇華させた。
コッポラの監督としての感性が、この題材にピタリと合致したのだろう。彼のキャリアのベストはゴッド・ファーザーのシリーズであり、本作が中でもピカ一である。
「地獄の黙示録」は映画史に残る名シーンは多々あるが、意欲が空回りした壮大な失敗作だ(批評家の評価は高いが)。

冒頭の娘コニーの陽光の下の結婚式と暗いドン・コルレオーネの執務室の対比で、マフィアという組織とその中の人物の正体を端的に見せる。
そして、延々と(いつ終わるのか果てしないほど)繰り広げられる式の描写で、本作の語り口のベースを観客に提示する。

さて、マフィアは米国社会の体制の一部を担ってきた組織である。米国の政治、経済のある部分を支えていたのは無視できない。だから、彼らは存在する。
だが、その存在意義は違法を行うからであり、合法なマフィアは普通の企業に堕してしまう(あるいは、昇華するというべきか)。
だから、マイケルの合法組織への衣替えは、彼らの二面性を強調するだけとなる。その後半のマイケルの悲劇が色濃い。

ドン・(ヴィトー)・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドがアカデミー主演男優賞を獲得したが、本作の主人公は三男マイケルだろう。
彼はマフィアに取り込まれてゆく若者の心情を具体化した。そして、彼の変化の根源は、父子の絆にある。そして、この言葉は、米国の一般市民の心情に響く。本作が大ヒットとなった所以である。
一部評論家によるマフィア礼賛との非難も正しい。

だが、本作のラストシーン。マイケルの妻ケイの眼差しがマフィアに対する疑念として明瞭に示される。
これがコッポラのメッセージ。家族の目はきついよ、と言いたかったのだろう。
だから、パート2では夫婦関係は一層悪化する。

2020/05/13

2020/05/13

100点

VOD/NETFLIX/レンタル/タブレット 


映画史における名作中の名作。
当時、ニーノ・ロータの主題曲「愛のテーマ」をアンディ・ウィリアムズが歌い、フランシス・レイ「ある愛の詩」に引き続いて、洋楽ベスト1に輝いたことを思い出す。
何度見てもクールなアル・パチーノがカッコいい。