ゴッドファーザー

ごっどふぁーざー|The Godfather|The Godfather

ゴッドファーザー

amazon
レビューの数

193

平均評点

86.1(1886人)

観たひと

2942

観たいひと

271

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 任侠・アウトロー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1972/7/15
上映時間 177分
製作会社 パラマウント作品
配給 パラマウント=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1282年、当時フランスに支配されていたシシリー島の住民が秘密組織をつくって反乱した時の合い言葉だったといわれる“MAFIA”は、19世紀に入り、“犯罪組織”としてイタリアの暗黒街に君臨するようになった。そしてイタリア系の移民として、この組織もアメリカに渡りアメリカ・マフィアが誕生した。その組織はシシリーやナポリ出身者またはその子弟で構成されており、組織の頂点にファミリー(家族)がありボスがいる。アメリカ・マフィアの年収は200億ドルといわれ、ギャンブル、合法企業の金融、運輸、スーパーなどを経営している。「ゴッドファーザー」はそうした巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラーの映画化である。製作はアルバート・S・ラディ、監督は「雨のなかの女」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラと原作者のマリオ・プーヅォ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はマーロン・ブランド、アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーレイ、アル・マルティーノ、モーガナ・キングなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、彼の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が行なわれていた。一族の者を始め、友人やファミリーの部下たち数百名が集まった。ボスのドン・ビトー・コルレオーネは、書斎で友人たちの訴えを聞いている。彼は、相手が貧しく微力でも、助けを求めてくれば親身になってどんな困難な問題でも解決してやった。彼への報酬といえば、友情の証と“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という愛情のこもった尊称だけだった。そして彼の呼び出しにいつなりとも応じればよいのだ。これが彼らの世界であり、その掟だった。ドンのお気に入りの名付け子で、歌手として成功したが今は落ち目になっているジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)もその1人だった。新作映画で彼にきわめつけの役があり、俳優として華々しくカムバックできるに違いないのだが、ハリウッドで絶大な権力を持つプロデューサー、ウォルツ(ジョン・マーレイ)からその主役をもらえずにいた。フォンテーンの窮地を知ったドンは静かにうなずいた。ある朝、目を覚ましたウォルツはあまりの光景に嘔吐した。60万ドルで買い入れた自慢の競走馬の首が、ベッドの上に転がっていたのだ。それからしばらくしてフォンテーンの許に、その新作の大役があたえられた。ある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォ(アル・レッティエーリ)が仕事を持ちかけてきた。政界や警察に顔のきくドンのコネに期待したのだが、彼は断った。だがソロッツォは、ドンさえ殺せば取引は成立すると思い、彼を狙った。早い冬の夕暮れ、ドンは街頭でソロッツォの部下に数発の銃弾を浴びせられたが一命はとりとめた。これはドン・ビトー・コルレオーネに対する挑戦だった。ソロッツォの後にはタッタリア・ファミリーがあり、ニューヨークの五大ファミリーが動いている。こうして1947年の戦いが始まった。末の息子マイケル(アル・パシーノ)は、一族の仕事には加わらず正業につくことを望んでいたが、父の狙撃が伝えられるや、病院に駈けつけ、咄嗟の策で2度目の襲撃からドンの命を救った。ドンの家では長男のソニー(ジェームズ・カーン)が部下を指揮し、ドンの復讐を誓ったが、一家の養子で顧問役のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)は、五大ファミリーとの全面戦争を避けようと工作していた。やがてソロッツォが一時的な停戦を申し入れてきた。だがソロッツォを殺さなければドンの命はあやうい。マイケルがその役目を買ってでた。ソロッツォ殺しは危険だが失敗は許されない。彼はこの大役を果たし、父の故郷シシリーへ身を隠した。タッタリアとの闘いは熾烈をきわめ、ソニーは持ち前の衝動的な性格が災いして敵の罠に落ち、殺された。シシリーでもマイケルが危うく暗殺から逃れた。そんななかでドンの傷もいえ、和解が成立した。ドンにとっては大きな譲歩だが、マイケルを呼び戻し、一家を建て直すためだった。2年後、アメリカに帰ったマイケルは、ドンのあとを継ぎ、ボスの位置についた。ファミリーは縄張りを荒らされ、ゴッドファーザーの過去の栄光がかろうじて崩壊をくいとめているという状態だったが、マイケルの才能は少しずつ伸び始め、勢力を拡大しつつあった。ある日曜日の朝、孫と遊んでいたドンが急に倒れた。偉大なるゴッドファーザー、ドン・ビトー・コルレオーネは穏やかな死を迎えたのだった。父の死を受け、マイケルは遂に動き出す。その天才的な頭脳で練られた計画によってライバルのボスたちは次々に殺され、コルレオーネ・ファミリーの勢力復活が為された。マイケルの横顔は冷たく尊大な力強さにあふれ、部下たちの礼をうけていた。“ドン・コルネオーレ”と。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年7月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第1弾 1970年代外国映画ベスト・テン:ベスト19グラビア解説

2010年7月上旬号

午前十時の映画祭:「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「ワイルドバンチ」

2007年9月上旬号

特別企画 アル・パチーノ~現代に生きる伝説~:アル・パチーノと「ゴッド・ファーザー」

1975年5月下旬号

知性的エンタテインメント 「ゴッドファーザーPART2」:

1973年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:ラスト・ショー/フェリーニのローマ/死刑台のメロディ/わらの犬/真夜中のパーティー/ジュニア・ボナー・華麗なる挑戦/ゴッドファーザー/キャバレー/フレンチ・コネクション

1973年1月下旬正月特別号

今号の問題作2:ゴッドファーザー

1972年7月下旬号

特別グラビア:ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」/コッポラが描いた魅力ある“犯罪者たち”:

「ゴッドファーザー」/製作者アルバート・S・ラディに聞く:

採録:ゴッドファーザー

DISK 「ゴッドファーザー」とニーノ・ロータの音楽:

外国映画紹介:ゴッドファーザー

1972年7月上旬夏の特別号

旬報試写室:ゴッドファーザー

1972年6月上旬号

特別グラビア:話題のアメリカ映画 「ゴッドファーザー」

2021/02/20

2021/02/20

90点

購入/DVD 
吹替


冒頭の華やかな結婚式から、クライマックスの洗礼の儀式まで全編にピンと張りつめた糸。間合いの見事な映画。もしかしたら黒澤明の「乱」はこれに影響を受けたのでは?

2021/01/25

2021/02/03

92点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


すげえ・・・・

ネタバレ

DVDのボックスセットを買って持っていたのに、何故か観ずにいたという、もったいないやら情けないやら。
何という映画か。すごすぎる。
NYのマフィア達の緊張感、シチリアの太陽の色。
映像が素晴らしい、音楽が素晴らしい。
愛のテーマの旋律の意味がようやく分かる。
アル・パチーノから目が離せない。

2021/01/23

2021/01/23

88点

VOD/NETFLIX/レンタル/PC 


パチーノがかっこいい

2021/01/19

2021/01/21

80点

選択しない 


三部作を一気に鑑賞①

ネタバレ

かの有名な「ゴッドファーザー」映画音楽も誰もが聞いたことのあるメロディ。
なのに、実は初鑑賞なのです。それぞれが3時間前後の長編映画なので、なかなか時間を作れませんでした。

イタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」の悲哀の物語です。
末娘の結婚式のシーンから始まり、華やかな表とその裏で動く黒い活動が対比的です。
マーロン・ブランドは貫禄のある、まさしくマフィアのボスの象徴的として印象付けたのでしょう。
三男坊マイケルのアル・パチーノは若くてみずみずしい。そしてコルレオーネファミリーを引き継ぎ、パートⅡ、パートⅢの主役として映画も、新しいマフィア像も引き継いでいくことになります。
ちなみに、末娘のコニーは「ロッキー」のエイドリアンです。

2021/01/02

2021/01/02

100点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


重厚感と様式美と殺戮と家族愛

ネタバレ

何度見ても素晴らしい。そしてアル・パチーノは.最高に美しい。カルロと話す時のライティングも、何度見ても素晴らしい。

2021/01/01

2021/01/01

100点

購入/ブルーレイ 
字幕


リピート作品であり、生涯ベストワン映画

新年1本目の映画鑑賞は、場面やセリフなどを隅から隅まで憶えているリピート作品『ゴッドファーザー』にした。
購入BD(デジタルリストレーション版)は、やはり綺麗である。

名著「ザ・ゴッドファーザー(ハーラン・リーボ著)」を読んでから本作を観ると、この映画が生み出されたのが『奇跡』に思えるだけでなく、映画製作の裏話を知っているので、「雪の降るベスト&コー(…デパート)でマイケルとケイがクリスマスプレゼントを大量に買うシーン」では「あぁ、この場面からクランクインしたんだよな」とか「このシーンを撮影したときは、無名のアル・パチーノの起用を映画会社側が反対していたが、コッポラが舞台を観て『この俳優だ!』と思ったから起用してみたんだよな…」などと思ってしまう。

また、マーロン・ブランドのクランクアップ後に、少人数で撮影されたイタリアロケでは、予算の関係でマイケルのメイク担当がイタリア行けず、案じていたとおりの「マイケルの酷いメイクになってしまった」とも名著に書かれていたな…と映像を見ると、本当にイタリア・ロケのマイケル・メイクは雑…(笑)

更に、ゴードン・ウィリスの考えたモスリン照明装置も見事であり、天井からの柔らかい光を良く捉えた「ドン・コルレオーネの部屋」の暗めの美しい映像も見事。

あと、ソニーが殺された料金所も、この映画のために作られたセットであるが、料金所に向かう途中の看板は「後景に映ってしまう近代ビルを隠すためだった」と知ってから観ると面白い。

本当に、奇跡のように出来上がった傑作中の傑作であり、家族思いのセリフや人間関係を顕著にあらわす名言も心に残る。

本作に出演したマーロン・ブランドが当時40代だったとは思えない名演。その他の出演者も皆名演技であり、素晴らしい!

リストア版ブルーレイのエンドロールには「Ristration関係者」の表記も含まれている。

人生で繰り返し観たくなる「人生ベストワン」の映画は、やはりこの映画だと思う。