ゴッドファーザー

ごっどふぁーざー|The Godfather|The Godfather

ゴッドファーザー

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レビューの数

213

平均評点

86.0(2018人)

観たひと

3066

観たいひと

271

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 任侠・アウトロー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1972/7/15
上映時間 177分
製作会社 パラマウント作品
配給 パラマウント=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1282年、当時フランスに支配されていたシシリー島の住民が秘密組織をつくって反乱した時の合い言葉だったといわれる“MAFIA”は、19世紀に入り、“犯罪組織”としてイタリアの暗黒街に君臨するようになった。そしてイタリア系の移民として、この組織もアメリカに渡りアメリカ・マフィアが誕生した。その組織はシシリーやナポリ出身者またはその子弟で構成されており、組織の頂点にファミリー(家族)がありボスがいる。アメリカ・マフィアの年収は200億ドルといわれ、ギャンブル、合法企業の金融、運輸、スーパーなどを経営している。「ゴッドファーザー」はそうした巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラーの映画化である。製作はアルバート・S・ラディ、監督は「雨のなかの女」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラと原作者のマリオ・プーヅォ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はマーロン・ブランド、アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーレイ、アル・マルティーノ、モーガナ・キングなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、彼の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が行なわれていた。一族の者を始め、友人やファミリーの部下たち数百名が集まった。ボスのドン・ビトー・コルレオーネは、書斎で友人たちの訴えを聞いている。彼は、相手が貧しく微力でも、助けを求めてくれば親身になってどんな困難な問題でも解決してやった。彼への報酬といえば、友情の証と“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という愛情のこもった尊称だけだった。そして彼の呼び出しにいつなりとも応じればよいのだ。これが彼らの世界であり、その掟だった。ドンのお気に入りの名付け子で、歌手として成功したが今は落ち目になっているジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)もその1人だった。新作映画で彼にきわめつけの役があり、俳優として華々しくカムバックできるに違いないのだが、ハリウッドで絶大な権力を持つプロデューサー、ウォルツ(ジョン・マーレイ)からその主役をもらえずにいた。フォンテーンの窮地を知ったドンは静かにうなずいた。ある朝、目を覚ましたウォルツはあまりの光景に嘔吐した。60万ドルで買い入れた自慢の競走馬の首が、ベッドの上に転がっていたのだ。それからしばらくしてフォンテーンの許に、その新作の大役があたえられた。ある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォ(アル・レッティエーリ)が仕事を持ちかけてきた。政界や警察に顔のきくドンのコネに期待したのだが、彼は断った。だがソロッツォは、ドンさえ殺せば取引は成立すると思い、彼を狙った。早い冬の夕暮れ、ドンは街頭でソロッツォの部下に数発の銃弾を浴びせられたが一命はとりとめた。これはドン・ビトー・コルレオーネに対する挑戦だった。ソロッツォの後にはタッタリア・ファミリーがあり、ニューヨークの五大ファミリーが動いている。こうして1947年の戦いが始まった。末の息子マイケル(アル・パシーノ)は、一族の仕事には加わらず正業につくことを望んでいたが、父の狙撃が伝えられるや、病院に駈けつけ、咄嗟の策で2度目の襲撃からドンの命を救った。ドンの家では長男のソニー(ジェームズ・カーン)が部下を指揮し、ドンの復讐を誓ったが、一家の養子で顧問役のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)は、五大ファミリーとの全面戦争を避けようと工作していた。やがてソロッツォが一時的な停戦を申し入れてきた。だがソロッツォを殺さなければドンの命はあやうい。マイケルがその役目を買ってでた。ソロッツォ殺しは危険だが失敗は許されない。彼はこの大役を果たし、父の故郷シシリーへ身を隠した。タッタリアとの闘いは熾烈をきわめ、ソニーは持ち前の衝動的な性格が災いして敵の罠に落ち、殺された。シシリーでもマイケルが危うく暗殺から逃れた。そんななかでドンの傷もいえ、和解が成立した。ドンにとっては大きな譲歩だが、マイケルを呼び戻し、一家を建て直すためだった。2年後、アメリカに帰ったマイケルは、ドンのあとを継ぎ、ボスの位置についた。ファミリーは縄張りを荒らされ、ゴッドファーザーの過去の栄光がかろうじて崩壊をくいとめているという状態だったが、マイケルの才能は少しずつ伸び始め、勢力を拡大しつつあった。ある日曜日の朝、孫と遊んでいたドンが急に倒れた。偉大なるゴッドファーザー、ドン・ビトー・コルレオーネは穏やかな死を迎えたのだった。父の死を受け、マイケルは遂に動き出す。その天才的な頭脳で練られた計画によってライバルのボスたちは次々に殺され、コルレオーネ・ファミリーの勢力復活が為された。マイケルの横顔は冷たく尊大な力強さにあふれ、部下たちの礼をうけていた。“ドン・コルネオーレ”と。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年7月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第1弾 1970年代外国映画ベスト・テン:ベスト19グラビア解説

2010年7月上旬号

午前十時の映画祭:「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「ワイルドバンチ」

2007年9月上旬号

特別企画 アル・パチーノ~現代に生きる伝説~:アル・パチーノと「ゴッド・ファーザー」

1975年5月下旬号

知性的エンタテインメント 「ゴッドファーザーPART2」:

1973年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:ラスト・ショー/フェリーニのローマ/死刑台のメロディ/わらの犬/真夜中のパーティー/ジュニア・ボナー・華麗なる挑戦/ゴッドファーザー/キャバレー/フレンチ・コネクション

1973年1月下旬正月特別号

今号の問題作2:ゴッドファーザー

1972年7月下旬号

特別グラビア:ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」/コッポラが描いた魅力ある“犯罪者たち”:

「ゴッドファーザー」/製作者アルバート・S・ラディに聞く:

採録:ゴッドファーザー

DISK 「ゴッドファーザー」とニーノ・ロータの音楽:

外国映画紹介:ゴッドファーザー

1972年7月上旬夏の特別号

旬報試写室:ゴッドファーザー

1972年6月上旬号

特別グラビア:話題のアメリカ映画 「ゴッドファーザー」

2022/08/05

2022/09/01

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


夏休み課題映画其ノ壱。

こんなにもマフィア、ファミリー、ドンパチものが好きなら一度ちゃんと観とかなきゃダメだ!!と今夏取り組んだ作品集其ノ壱。やっぱこの世界が好きなんだ!!と再認識。そして言わずもがな本作はその最高峰なり。3作中(正確には4作ともいうが)ではやはりこの第1作目がいいな。

2022/07/24

2022/07/24

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 
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名作を始めて鑑賞。リマスターで映像も綺麗。役者が皆上手すぎる。大河ドラマ。最近の忙しい映画とは違い、じっくり楽しめた。名作オソルベシ。

2022/07/18

2022/07/18

88点

VOD/U-NEXT 

・マフィア映画として、大河ドラマのような父ヴィトと息子マイケルの壮大な叙事詩 今更ながら初めての鑑賞 皆様の評価の通り映画史に残る作品であることが実感
・重厚な裏社会、ファミリー組織内の情と静粛、敵対する組織との血で血を争う抗争、裏切りと策謀 色々な物語が交通整理がされており、渦中に描かれるコルレオーネ家に感情移入する
・マーロンブランドのドンとしてのカリスマ感、情に厚く信頼を受けていながら冷静で正にドンたる風格 銃撃に合い復帰後の衰えた様子も見事
・一方のアルパチーノの変身ぶりもすごい 冒頭の結構式での知性がある若者像から、最後には風格仕草からも組織のドンに成長している 一作の間でここまでの変貌が表現できるにも驚き
・血気盛んな長兄ソニー、姉を泣かせダメな義兄カルロ、頼りない兄フレド、冷静沈着な養兄のトム コルレオーネ家のキャラも魅力満点 組織を支えるクレメンザやテシオを含め、大河ドラマを見るような人物描写
・マイケルが復讐を果たし、シチリア島に避難中の現地での結婚 躊躇なく暗殺の手に寄り現地の妻を爆殺される流れもこの世界観を表現するに有効 マイケルのドンになるための通過点として実に印象的
・姉の息子の洗礼式と同時に描かれる五大ファミリー暗殺作戦 映画的な高揚感を高めるクライマックス ラストシーンにマイケルに忠誠を誓い新たなドンになり、扉が閉まる切れの良いカット 最高でした
 

2022/07/17

2022/07/17

100点

テレビ/無料放送/BS日テレ 


コンパクト

久しぶりにこの作品を観ました。
過去に何度も観ている作品であるが、何度観ても素晴らしい作品であることに変わりがないです。
3時間近くの長い作品であるがその時間を感じさせない。
どのシーンも無駄なシーンがなく一つ一つの事柄をコンパクトに数多く繋げていっている感じなのでダラダラとした長いシーンや見飛ばしてしおうと思う場面が全くないのが好きなところです。

2022/06/03

2022/06/07

70点

映画館/東京都/新文芸坐 
字幕


ファミリーの血

マフィアという非合法なファミリー。しかし、描かれているのはどの家族にも当てはまる家族愛。家族、ファミリーを守るための絶大な権利と暴力。マイケルが殺人に手を染めたと聞いた時のドンの落胆。マイケルの妻の距離感。距離をおこうとしても、ファミリーの血は許さない。ドンの栄光の後に、息子の血塗れの苦悩が始まる。

2022/01/15

2022/05/01

100点

選択しない 


何度も見返したい作品

 以前見たのはいつだったか、「ゴッド・ファーザーⅠ・Ⅱ・Ⅲ」を見る。続けて見ると、ストーリーが良くわかる。今まであやふやだった様々なシーンが一本の線でつながった感がある。
 裏切りをする者はたとえ身内であっても許されない。2代目ゴッドファーザー(アル・パチーノ)の姉の夫と実の兄が葬られてしまう。非情であると同時に異常である。やはり、ここまでしては、災いはわが身に降りかかる。ファミリー(組織)はそれで維持できたとしても、真実を知った妻が去っていく。ファミリー(家庭)が崩壊していくことになる。
 アル・パチーノはⅠとⅡではかなり印象が違う。Ⅰの魅力的な人物像とは異なり、Ⅱでは、ゴッドファーザーとしては父親にとても及ばず、人間的な魅力も滲み出ていない。マーロン・ブランド、若き頃のロバート・デニーロの圧倒的な存在感は、Ⅱのアル・パチーノには見られない。二代目の悲哀というものかもしれない。