ゴッドファーザー

ごっどふぁーざー|The Godfather|The Godfather

ゴッドファーザー

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レビューの数

156

平均評点

86.1(1676人)

観たひと

2677

観たいひと

264

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1972
公開年月日 1972/7/15
上映時間 177分
製作会社 パラマウント作品
配給 パラマウント=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1282年、当時フランスに支配されていたシシリー島の住民が秘密組織をつくって反乱した時の合い言葉だったといわれる“MAFIA”は、19世紀に入り、“犯罪組織”としてイタリアの暗黒街に君臨するようになった。そしてイタリア系の移民として、この組織もアメリカに渡りアメリカ・マフィアが誕生した。その組織はシシリーやナポリ出身者またはその子弟で構成されており、組織の頂点にファミリー(家族)がありボスがいる。アメリカ・マフィアの年収は200億ドルといわれ、ギャンブル、合法企業の金融、運輸、スーパーなどを経営している。「ゴッドファーザー」はそうした巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラーの映画化である。製作はアルバート・S・ラディ、監督は「雨のなかの女」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラと原作者のマリオ・プーヅォ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はマーロン・ブランド、アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーレイ、アル・マルティーノ、モーガナ・キングなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、彼の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が行なわれていた。一族の者を始め、友人やファミリーの部下たち数百名が集まった。ボスのドン・ビトー・コルレオーネは、書斎で友人たちの訴えを聞いている。彼は、相手が貧しく微力でも、助けを求めてくれば親身になってどんな困難な問題でも解決してやった。彼への報酬といえば、友情の証と“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という愛情のこもった尊称だけだった。そして彼の呼び出しにいつなりとも応じればよいのだ。これが彼らの世界であり、その掟だった。ドンのお気に入りの名付け子で、歌手として成功したが今は落ち目になっているジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)もその1人だった。新作映画で彼にきわめつけの役があり、俳優として華々しくカムバックできるに違いないのだが、ハリウッドで絶大な権力を持つプロデューサー、ウォルツ(ジョン・マーレイ)からその主役をもらえずにいた。フォンテーンの窮地を知ったドンは静かにうなずいた。ある朝、目を覚ましたウォルツはあまりの光景に嘔吐した。60万ドルで買い入れた自慢の競走馬の首が、ベッドの上に転がっていたのだ。それからしばらくしてフォンテーンの許に、その新作の大役があたえられた。ある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォ(アル・レッティエーリ)が仕事を持ちかけてきた。政界や警察に顔のきくドンのコネに期待したのだが、彼は断った。だがソロッツォは、ドンさえ殺せば取引は成立すると思い、彼を狙った。早い冬の夕暮れ、ドンは街頭でソロッツォの部下に数発の銃弾を浴びせられたが一命はとりとめた。これはドン・ビトー・コルレオーネに対する挑戦だった。ソロッツォの後にはタッタリア・ファミリーがあり、ニューヨークの五大ファミリーが動いている。こうして1947年の戦いが始まった。末の息子マイケル(アル・パシーノ)は、一族の仕事には加わらず正業につくことを望んでいたが、父の狙撃が伝えられるや、病院に駈けつけ、咄嗟の策で2度目の襲撃からドンの命を救った。ドンの家では長男のソニー(ジェームズ・カーン)が部下を指揮し、ドンの復讐を誓ったが、一家の養子で顧問役のトム・ハーゲン(ロバート・デュヴァル)は、五大ファミリーとの全面戦争を避けようと工作していた。やがてソロッツォが一時的な停戦を申し入れてきた。だがソロッツォを殺さなければドンの命はあやうい。マイケルがその役目を買ってでた。ソロッツォ殺しは危険だが失敗は許されない。彼はこの大役を果たし、父の故郷シシリーへ身を隠した。タッタリアとの闘いは熾烈をきわめ、ソニーは持ち前の衝動的な性格が災いして敵の罠に落ち、殺された。シシリーでもマイケルが危うく暗殺から逃れた。そんななかでドンの傷もいえ、和解が成立した。ドンにとっては大きな譲歩だが、マイケルを呼び戻し、一家を建て直すためだった。2年後、アメリカに帰ったマイケルは、ドンのあとを継ぎ、ボスの位置についた。ファミリーは縄張りを荒らされ、ゴッドファーザーの過去の栄光がかろうじて崩壊をくいとめているという状態だったが、マイケルの才能は少しずつ伸び始め、勢力を拡大しつつあった。ある日曜日の朝、孫と遊んでいたドンが急に倒れた。偉大なるゴッドファーザー、ドン・ビトー・コルレオーネは穏やかな死を迎えたのだった。父の死を受け、マイケルは遂に動き出す。その天才的な頭脳で練られた計画によってライバルのボスたちは次々に殺され、コルレオーネ・ファミリーの勢力復活が為された。マイケルの横顔は冷たく尊大な力強さにあふれ、部下たちの礼をうけていた。“ドン・コルネオーレ”と。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年7月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第1弾 1970年代外国映画ベスト・テン:ベスト19グラビア解説

2010年7月上旬号

午前十時の映画祭:「戦場にかける橋」「ゴッドファーザー」「ワイルドバンチ」

2007年9月上旬号

特別企画 アル・パチーノ~現代に生きる伝説~:アル・パチーノと「ゴッド・ファーザー」

1975年5月下旬号

知性的エンタテインメント 「ゴッドファーザーPART2」:

1973年2月上旬決算特別号

特別グラビア 外国映画ベスト・テン:ラスト・ショー/フェリーニのローマ/死刑台のメロディ/わらの犬/真夜中のパーティー/ジュニア・ボナー・華麗なる挑戦/ゴッドファーザー/キャバレー/フレンチ・コネクション

1973年1月下旬正月特別号

今号の問題作2:ゴッドファーザー

1972年7月下旬号

特別グラビア:ゴッドファーザー

「ゴッドファーザー」/コッポラが描いた魅力ある“犯罪者たち”:

「ゴッドファーザー」/製作者アルバート・S・ラディに聞く:

採録:ゴッドファーザー

DISK 「ゴッドファーザー」とニーノ・ロータの音楽:

外国映画紹介:ゴッドファーザー

1972年7月上旬夏の特別号

旬報試写室:ゴッドファーザー

1972年6月上旬号

特別グラビア:話題のアメリカ映画 「ゴッドファーザー」

2019/06/06

2019/07/04

75点

映画館/沖縄県/シネマパレット 
字幕


ひっかかるところがある

演技、演出、撮影、音楽等すべてが格調高く描かれるマフィア映画。やくざ映画とは大違いの性質だけど、犯罪組織の連中をこういう大河ドラマ風に描いたのが魅力だろう。
本作が大ヒットしたのでゴッドファーザーはマフィアのボスみたいに誤解するけどホントの意味は名付け親である。

このシリーズは劇場で観たのは三作目しかなく、今回の午前十時の映画祭でパート2もプログラムされていたら良かったのになあと思う。

いつもこの作品を観て想うのだが、アル・パチーノが逃亡先で現地の娘と結婚するとき、アメリカにいるダイアン・キートンは捨てるのかい?ひどいやつだとひっかかるだよねえ。

都合よく(?)パチーノと間違えて妻が殺されるから、何食わぬ顔でアメリカに戻り、ダイアンとまた交際を始めるのはなんだかねえという感じ。

そう思うとアル・パチーノが最後、父親の後を継いで、とうとう自分の愛する人が犯罪組織の親分になったという不安そうな顔のダイアンで映画が終わるというところがいまいちグッとこないんだよねえ。

自分の恋人に不誠実な人間がボスになるといってもね・・。それに引き換えマーロン・ブランドは何よりも家族が一番と思っているから好感持てるんだね。

「家庭を大事にしない奴は男ではない」


2019/05/28

2019/06/21

100点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズららぽーと横浜 
字幕


名作の所以

ネタバレ

巨大な犯罪組織を率いる一族の三男が父の築いた組織を引き継ぐ。
名作というのは、どうしてこんなに画面に釘付けされるのだろう。
冒頭、黒地に「The Godfather」の真っ白なロゴが出て消える。真っ黒な画面から「アメリカはいい国です」と声が聞こえやがて1人の中年男の顔が浮かび上がる。この場面から、最後の「ドン・コルレオーネ」という声を聞いて振り返った不安そうな三男マイケルの妻の顔がドア越しに見え、その顔が閉じられていくドアに消えていく瞬間まで、まったく飽きさせない。
組織間の抗争と家族の歴史を語るというストーリー自体の面白さもさることながら、光と影の対比を生かした画面の美しさ(バーのカウンターの奥で誘拐した義理の息子と敵組織の親玉が僅かな明かりの中で対峙する場面は手前にいる手下のソフト帽だけが僅かな光で浮かび上がる、その画面の美しさ)、殺人シーンの怖さ(特に裏切り者を始末する場面は、命じられた幹部が車を降りて立ち小便している背後で、パンパンパンと銃声3発。車に戻ると中で裏切り者が倒れているという具合で、ぞくっとするほど怖い。むやみに血しぶきを見せりゃいいってもんじゃない。)
そして音楽。有名なあの曲のタイトルは「愛のテーマ」だ。その曲が流れる美しいシチリア島の場面の叙情を一気に盛り上げる。(組織のドンとか称される人用のテーマ曲だと思っている人が多そうだが、ホントはラブソングなのだ。)
何のかもが見事に融合し傑作を作り上げている。

2019/05/22

2019/06/16

95点

映画館/埼玉県/MOVIX三郷 
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総合芸術

今更ながら映画館で再見したが、本当に観てよかった。脚本、演出、演技、美術、音楽、撮影等々が高いレベルで融合して出来上がった、まさに映画が総合芸術であることを痛感させられる作品。

2019/06/08

2019/06/10

100点

映画館/香川県/イオンシネマ宇多津 
字幕


劇場で初鑑賞

午前十時の映画祭10で鑑賞。
何度も観ている映画だが劇場で観るのは初。

やはりテレビ画面で観るより集中して観れる。
そして細かいところまでしっかり観れた。

三時間まったく隙のない作品。
只々素晴らしい。

2019/06/09

2019/06/09

100点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズ上大岡 


細かいところも全部好き

ネタバレ

午前10時の映画祭も今年で終わりというので、こういう映画を映画館で観る機会が随分と減るだろうと思い、再び映画館に足を運んだ。

この映画は本当に好きなのだ。登場人物が魅力的なのだ。

ありきたりだが、やはりドンとマイケルかな。

ドンは強さの象徴であるが、時折見せる悲しみの表情が好きだ。

ソニーが殺されたことを知った時のドンの号泣
マイケルを裏の社会に巻き込んだことを知った時のドンの涙

一方でマイケルは、優しさから強さに変わっていく。ドンとは違い感情を消していく。その感じが好きだ。

彼は後半笑わない。
アポロニアとの交際が認められて、彼がプレゼントしたネックレスを彼女がつけているのを見て微笑む。これが、一応最後の笑顔だ。
厳密には、アポロニアに運転を教えているときも笑っているのだが、その直後に、ソニーが殺されたことを聞き、アポロニアも死んでしまう。
だから、その後のマイケルは笑わない。
ケイと再会してプロポーズしたときも一切笑わない。
もしかしたら、パートⅡでも笑っていないかもしれない

他にも魅力的な登場人物が沢山居る。
テシオなんてのも、最後に助けを求めるあたり。グッとくる。

何度も観ているので、分からないことは、ほぼ無いのだが、最後にひとつだけ曖昧だった点が、今回はっきりした。

今回、ようやくハッキリした点

最初の抗争で、ルカがソロッツォに会いに行った時、そこにタッタリアが居た。
そして、ドンが会合を開き、休戦協定を結んだ時、タッタリアと握手、ハグするが、そのタッタリアと
前者は全くの別人。
昔から変だなあと思っていたのだが、前回観たときに、タッタリアの2代目をソニーが怒って殺した。ということと繋がった。
そうか、前者は2代目かと。
ただ、前者と後者は全く顔が違うし、前者(2代目)の方が老けて見える。で、ちょっと自信が無かったのだが、
はい、今回、エンドロールで二人のタッタリアが出てくるのを確認しました。

これで、曖昧な点は全て解決です。

2019/06/08

2019/06/08

92点

映画館/大阪府/大阪ステーションシティシネマ 
字幕


また観た

なんど観ても飽きない。今回は映像の中の黒の素晴らしさに感動した。男たちのダークスーツの黒、光の当たらない闇の黒の深さ。まったく何度も観ているのに、まだまだ新しい発見がある映画だ。