モンスターの世界は人間を驚かして、その悲鳴の強さをエネルギーとし電力などをまかなっている。サリーと相棒のマイクは「モンスターズインク(=株式会社)」の悲鳴獲得のNO1だが、No.2のランドールが首位を狙っている。
彼等は人間の子どもは有害で触られると死んでしまうと信じている。
あるときドアの陰から小さな一人の人間の女の子が紛れ込んだからモンスターインクでは大騒ぎ。人間を持ち込んだのはランドールらしかったが、サリーは一刻も早く元の世界に返そうと子どもにブーと名付けて保護する。ブーはサリーになつき神出鬼没の動きをする。実はランドールは子どもを使ってモンスターズインクを乗っ取ろうと考えているのだ。実は人間の子どもは何の害も与えなかったのだ。
モンスターの世界もハイテクで、およそファンタジーとはほど遠いが、モンスターと子どもの交流が微笑ましく、ここにはディズニーらしい優しさとファンタジックな要素があふれている。
登場するモンスターたちも個性あふれており、その造形だけでも楽しい。とにかく楽しい映画であると共に、ブーの好奇心あふれる行動がとてもかわいらしい。