キューティ・ブロンド

きゅーてぃーぶろんど|Legally Blonde|Legally Blonde

キューティ・ブロンド

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レビューの数

52

平均評点

76.6(495人)

観たひと

869

観たいひと

50

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 アメリカ
製作年 2001
公開年月日 2002/4/27
上映時間 96分
製作会社 マーク・プラット・プロダクション(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・ピクチャーズ 提供)
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

天然ブロンド娘が法律家として成功をつかまえていくまでを痛快に描いたコメディ。監督はこれが劇場用映画デビューとなるロバート・ルケティック。原作はアマンダ・ブラウンの小説。撮影は「恋する遺伝子」のアンソニー・B・リッチモンド。音楽は「ガンシャイ」のロルフ・ケント。美術は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のメリッサ・スチュアート。出演は「リトル・ニッキー」のリーズ・ウィザースプーン、「チャーリーズ・エンジェル」のルーク・ウィルソン、「クルーエル・インテンションズ」のセルマ・ブレア、「パール・ハーバー」のマシュー・デイヴィス、「タイタニック」のヴィクター・ガーバー、「ドッグ・ショウ!」のジェニファー・クーリッジ、「僕たちのアナ・バナナ」のホーランド・テイラー、「ファイナル・デスティネーション」のアリ・ラーター、「走れ走れ!救急車」のラクエル・ウェルチほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

裕福な家庭のもとに育ったエル・ウッズ(リーズ・ウィザースプーン)は、学校一の人気者。だが婚約寸前までいった恋人のワーナー(マシュー・デイヴィス)に、髪がブロンドすぎて政治家を目指す自分の妻にふさわしくないという理由でふられてしまう。納得のいかないエルは、猛勉強を開始してワーナーの通うハーバードのロー・スクールに入学した。しかし再会したワーナーはすでに婚約者、ヴィヴィアン(セルマ・ブレア)を見つけており、彼女はエルを学園の邪魔者扱いする。それが逆にエルのやる気に火をつけ、成績はどんどんアップ。やがてキャラハン教授(ヴィクター・ガーバー)が担当する殺人事件弁護の助手を、ワーナーやヴィヴィアンと共に務めることになる。そこで鋭い洞察を発揮したエルはキャラハンに評価されるが、彼は彼女のスカートに手をのばしてきた。激怒したエルは弁護チームも学校もやめて故郷に帰ろうとするが、エルを暖かく見守るチームの新鋭弁護士エメット(ルーク・ウィルソン)の手配で、キャラハンは今回の弁護を解任。代わりに弁護士として雇われたのはエルであり、彼女は見事この裁判に勝利して、優秀な法律家への道を進むのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2002年6月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:キューティ・ブロンド

2002年6月上旬号

劇場公開映画批評:キューティ・ブロンド

2002年4月下旬号

企画特集 たたかうガールズ・ムービー:リース・ウィザースプーン(「キューティ・ブロンド」) インタビュー

2023/04/14

2023/04/19

84点

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痛快サクセスストーリー

『キューティ・ブロンド』(Legally Blonde:合法的ブロンド)2001

お気楽なブロンドのギャルが一念発起してハーバード・ロー・スクールに入学して自分を侮辱して振ったボーイフレンドを見返す痛快サクセス・ストーリー。女性を激励するエンパワーメント・ムービーだ。

昔、映画評論家の淀川長治さんはアメリカ映画の美点は「やったらやれる、やったらやれるの精神」と言っていた。

「挑戦して努力すればきっと成功する」というオプティミズム。楽観主義。フランク・キャプラの作品に代表される肯定的精神。

『キューティ・ブロンド』はそのキャプラ流楽観主義がベースに流れてるように思えた。

『ビリギャル』に似てるなと思ったら『ビリギャル』はこの映画より後の実話が元になってる。

勉強ができなかった人が一念発起する話でもあるけどボーイフレンドが「大学の間は頭が軽くて見栄えがするブロンドと付き合ってロー・スクールで富豪の娘と結婚するんだ」とライフプランをあけすけに語る場面は風刺が効いている。

ボーイズクラブのよくある価値観なのだろう。

レディファーストとセットになってる男尊女卑、ルックスによる差別を笑い飛ばしている。

公開前のスニークプレビュー(題名を前もって知らせず観客の反応を見る試写)てはもっとボーイフレンドにはっきり勝利したことがわかる方が良いという意見が多かった。そこでラストを追加撮影したらしい。確かに公開版のラストは痛快だ。

アメリカではこの作品は『バービー』の非公式実写化とみなされているらしい。まもなく『バービー』が本当に実写化されて公開される。どんな作品になってるかこちらも楽しみ。

2022/03/21

2022/03/22

75点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


この手のスカッと系の映画はやっぱり気持ちよく観られて終わった後の爽快感が何とも言えない。男から観ても共感出来る部分があるし、観る前は全く良さがわからなかったリース・ウィザースプーンも最後は凄く魅力的に思えた。ストーリーテリングとか、拗らせ系がハマるセルマ・ブレアが優等生的な役柄もイケてるのも新たな発見。

2013/04/03

2022/01/12

60点

レンタル 
字幕


こういう風に調子よく行けば、苦労はしないけど

ヒロインのエル・ウッズは金髪女性への偏見と闘うというのだから社会派とも言えるが、女性差別のテーマは深刻だ。

だが、本作品はライト・コメディなのですべてがうまく行き、この調子よさを批判する人もいるだろう。

だが、深刻のテーマだからこそ逆に明るく楽しく描いたことに味がある。ラクウェル・ウェルチが出演しているのも、彼女が20世紀最高のグラマーという男の偏見と欲望のアイコンだったからだろう。

ヒロインの活き活きした活動に前向きになれる、まさに正統派のハリウッド映画だといえるだろう。

2021/09/22

65点

選択しない 


清々しいハッピーエンド。どポジティブ映画
2002年の映画らしい。2002年の映画ランキング邦画見たら面白くなさそうだったびっくりした。
本当に単純な青春彼氏見返しストーリー
彼女の方がかなりおバカそうに描かれてるのが面白い
でもアメリカでは普通レベルなんかなこの感じは

日本ならビリギャルとかあるけど、
アレは成績は悪いけどおバカそうには見えない

キューティーブロンドの方はなんというか過去一度も勉強したことなさそうな、一度も興味を持ったことない自由奔放な感じがする

ある意味そんなおバカな人でも勉強すれば弁護士にだってなれる、
みたいなすごく前向き映画
たまに見返したくなるんかなー

2021/06/09

2021/06/09

55点

テレビ/有料放送 
字幕


出来過ぎだけど…

楽しければ良いかな?

2021/04/30

2021/04/30

75点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/スマホ 
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前向きになれる!

ネタバレ

ファッション、ビジネスでオールAのスタイル抜群、派手目な女の子が、別れた彼氏を追いかけてなんとハーバードのロースクールに合格てしまった!!

インテリアやファッションも派手でキュートなので学校でも目立ちまくりで反感買いまくり。。
でも自分を信じて、逆境でもこつこつ前向きに努力していく姿に心打たれました。

自分の体を武器にするんじゃなく、自分が信じた道をド直球で体当たりしていく、そして周りもそんな彼女を認めていくストーリーに、胸がスカッとしました。
カッコいい生き方、憧れる!!