ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

へどうぃぐあんどあんぐりーいんち|Hedwig and the Angry Inch|Hedwig and the Angry Inch

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

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レビューの数

34

平均評点

77.5(282人)

観たひと

518

観たいひと

64

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ミュージカル / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2001
公開年月日 2002/2/23
上映時間 92分
製作会社 キラー・フィルムズ(ニューラインシネマ 提供)
配給 ギャガ・コミュニケーションズ(テレビ東京=ニッポン放送=ギャガ・コミュニケーションズ 提供)
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

男性から性転換したロック・シンガーの数奇な半生を描く、オフ・ブロードウェイで大ヒットしたロック・ミュージカルの映画化。監督・脚本・主演は舞台版と同じく、演劇界で活躍するジョン・キャメロン・ミッチェル。撮影は「テルミン」のフランク・デマルコ。美術は「ハイ・フィデリティ」のテレーズ・デ・プレス。アニメーション担当はエミリー・ハブリー。共演は「小説家を見つけたら」のマイケル・ピット、舞台版に引き続き男性役に挑戦している「悪いことしましョ!」の女優ミリアム・ショア、音楽も担当しているスティーヴン・トラスクほか。2001年サンダンス映画祭最優秀監督賞、最優秀観客賞、同年ベルリン国際映画祭テディ・ベア賞、同年ドービル映画祭グランプリ、最優秀批評家賞、最優秀新人監督賞、同年サンフランシスコ国際映画祭最優秀観客賞、同年シアトル国際映画祭最優秀主演男優賞ほか受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

全米各地を旅して巡る売れないロック・シンガー、ヘドウィグ(ジョン・キャメロン・ミッチェル)。共産主義体制下の東ドイツで男の子ハンセルとして生まれたものの、憧れの国アメリカに渡る際、米兵の男性と結婚するため性転換手術を受け、その不手際で「怒りの1インチ」が股間に残ってしまった彼女。渡米した途端その男性にも去られてしまったヘドウィグは、ロック・スターになる夢を思い起こし、韓国軍兵士の妻たちとバンドを結成する。そんなある日、同じくロック・スターを夢見る17歳の少年トミー(マイケル・ピット)に出会う。ヘドウィグは、自分の失われたカタワレだと信じた彼に、熱い愛情を注ぎ込むが、しかしトミーは彼女を捨てたばかりか、彼女のオリジナル曲を盗んで人気ロック・スターになってしまう。失意のヘドウィグは自らのバンドアングリーインチを引き連れ、トミーの全米コンサートを追いつつ場末の店を巡業する。やがてトミーに再会。彼はヘドウィグに向けてオリジナルのラヴソングを歌う。そしてヘドウィグは、ありのままの自分が完全な存在であることに気づくのであった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2002年5月下旬特別号

日本映画紹介/外国映画紹介:ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

2002年3月上旬号

特集 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」:ジョン・キャメロン・ミッチェル インタビュー

特集 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」:作品評

2025/07/13

2025/07/13

72点

VOD/U-NEXT/レンタル/タブレット 
字幕


ちょっと期待外れかな。

2025/06/27

2025/07/05

70点

VOD/U-NEXT 
字幕


1インチのドラマは深い。

ネタバレ

1997年にオフ・ブロードウェイで上演されたミュージカルの映画化作品。ジョン・キャメロン・ミッチェルと
スティーヴン・トラスクの共同作業で、ストーリーと楽曲が完成していて、映画化は渡りに船の企画かも
しれない。いわゆる80~90年代の商業ロックの味わいが再現されていて、ドサ回りにはピッタリ。

主人公ヘドウィグの出自がユニーク。旧東ドイツの東ベルリン生まれ。アメリカ軍人と東ドイツ女性との
間の子。軍人の父親は性的に傾斜があり、子供に悪影響があると即離婚となっている。ベルリンの壁が
出来、東西冷戦が厳しくなった。それでもヘドウィグはラジオの米軍放送から流れるロックに大興奮して
いた。美しい青年になったヘドウィグに米軍兵士のルーサーが恋した。ルーサーは転属でアメリカ本土に
戻ることになった。ヘドウィグの母は、自由になるチャンスを逃すな、と性転換手術をさせて女性として
出国する計画を立てる。しかしその手術が悲惨なことになった。男性のシンボルが1インチ残って
しまったのだ。これがアングリーインチ。しかもアメリカでルーサーに捨てられてしまう。
崖っぷちのヘドウィグは、派手なウィッグでドラァグクイーンのロックンローラーに変身する。アングリー
インチの怒りがロックに反映し、唯一無二の魅力を振りまく。

映画はアニメーションで、アリストパーネスの愛の話が紹介される。そもそも一体だった男女が、人間を
恐れる神の仕業で、二つに引き裂いたという。それで男と女の引き合う愛が生まれたという。ヘドウィグ
にとって、完全でない自分を充足させる愛とは何だろう、とロックボーカルに乗せて叫ぶのだった。

一見派手なドラァグクイーンの物語だが、愛を求める切ない心情がよく表現されている。若いギタリスト
のトミーの出現で、ヘドウィグは完全なる愛が完成するかと思いきや、肉体の秘密を知られて別れると
いう最悪の結果になってしまう。トミーは世俗的な成功を収め、ヘドウィグのマイナーなドサ回りは浮き
上がる気配もない。しかしヘドウィグの愛の希求はボーカルに乗って響くのだった。
意外性に満ちた愛の映画で、日本でも何度も舞台化される(Wiki)偏愛ぶりが理解できた。

2020/10/13

2020/10/13

60点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


性転換

性転換したロック歌手の物語。ミュージカルらしいがロツクはあまり好きではないので、ストーリーそのものに興味が持てなかった。

2019/08/26

2019/08/26

100点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/タブレット 


たった一度見ただけなのに、生涯マイベストに入る作品ってあると思う。
僕にとってこの作品がそれ。
何時も何度もジョン・キャメロン・ミッチェルの叫び声が聞こえてくる。なにこの惹きつける魅力。裏切られるのがが怖くて二度見はしたくない気持ち。
でも今週末は浦井健治・アブちゃんの公演に行って来ます。ジョン・キャメロン・ミッチェル本人の来日公演に行けなかったので。その予習(復習)として、初恋の人に会うように、意を決して再鑑賞。
やはり、マイベストです。
舞台はどうかな。

2019/02/27

2019/02/27

70点

選択しない 
字幕


‪ロックンロールはこうじゃないとね‬
ロックのことはあんまりわからないけど
‪"普通"の人が歌ってても響かない‬
‪"普通"じゃない人が悩み苦しんだ先に創り出した歌が大勢の人の心を掴む‬
‪思えばイギーポップもデヴィッドボウイもフレディーマーキュリーもそうだった‬

2002/05/22

2019/01/27

-点

映画館/東京都/シネマライズ 


『バッシュ!』に続き、図らずも渋谷のミニシアターをハシゴして日米のゲイ・ムービーを観てしまったが、これもまた強烈に面白かったのは、やはりインディペンドらしい自由と奔放さに満ちていたからだろう。もちろんこの世界とは大きな壁に隔てられてはいるが、エネルギュッシュなステージの余韻のまま、日常の孤独もライヴで見ているような錯覚に陥った。