ミリオンダラー・ホテル

みりおんだらーほてる|The Million Dollar Hotel|The Million Dollar Hotel

ミリオンダラー・ホテル

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レビューの数

9

平均評点

65.3(70人)

観たひと

158

観たいひと

26

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 ドイツ アメリカ
製作年 2000
公開年月日 2001/4/28
上映時間 122分
製作会社 アイコン・エンタテインメント・インターナショナル
配給 東宝東和
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

朽ち果てたホテルに住みついた人々を描く現代の寓話。監督・製作は「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ヴェンダース。製作・脚本・原案は「エンド・オブ・バイオレンス」のニコラス・クライン。製作・原案・音楽はU2のボノ。撮影は「パッチ・アダムス」のフェドン・パパマイケル。出演は「ラビナス」のジェレミー・デイヴィス、「ジャンヌ・ダルク」のミラ・ジョヴォヴィッチ、「ミ・ファミリア」のジミー・スミッツ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のピーター・ストーメア、「セブンD」のアマンダ・プラマー、「タイタニック」のグロリア・スチュアート、「コヨーテ・アグリー」のバッド・コート、「宮廷料理人ヴァテール」のジュリアン・サンズ、「ハート・オブ・ウーマン」のメル・ギブソンほか。第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

2001年、ロサンゼルス。社会からはじき出された人々が住みつくミリオンダラー・ホテルで、ちょっとオツムの弱いトムトム(ジェレミー・デイヴィス)は住人たちの雑用をこなして暮らしている。そんな彼の気掛かりは、ホテルに住む美しい娼婦エロイーズ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。ある日、エロイーズがトムトムに声をかけてくる。が、それは親友イジーがホテルの屋上から転落死したからだった。さらに、イジーがメディア王の御曹司だったことで、その父親に捜査を依頼されたFBI捜査官スキナー(メル・ギブソン)がホテルに乗り込んできた。エキセントリックなスキナーは、ホテルの住人全員を容疑者として執拗な捜査を開始する。しかし住人たちもしたたかで、自称画家のジェロニモ(ジミー・スミッツ)が描いた絵をテレビのレポーターがイジーが描いたと間違ったのを利用して、画商に売って一儲けしようと企んだり。一方、トムトムとエロイーズは急接近。しかしスキナーはトムトムを脅し、無理矢理ジェロニモが犯人だと証言させる。持ち主のジェロニモがいないと、絵は売れない。みんなが金持ちになるチャンスを壊したと悲嘆に暮れるトムトムの心を住人たちは利用して、彼がイジーを突き落としたと証言したビデオを撮影する。それがテレビで流れたことで、トムトムは警察に追われることになった。エロイーズはトムトムを密かにかくまい、どこか見知らぬ土地で一緒に暮らそうと囁きかける。だが現実がままならないことも分かっていた。そしてトムトムは、朝日のさすミリオンダラー・ホテルの屋上に立ち、エロイーズの温もりを思い出しながら飛降りるのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2001年6月上旬号

外国映画紹介:ミリオンダラー・ホテル

2001年4月下旬号

作品特集 ミリオンダラー・ホテル:ヴィム・ヴェンダース監督 インタビュー

作品特集 ミリオンダラー・ホテル:作品評

新作紹介:ミリオンダラー・ホテル

2021/05/23

2021/05/23

60点

レンタル/東京都/TSUTAYA/TSUTAYA 浜田山店/DVD 
字幕


音楽映画?

ホテルの屋上シーンはそれはそれは絵になっていてカッコイイ。音楽の雰囲気も素晴らしい。ストーリーはどう解釈して良いのかわからない。

2020/03/06

2020/03/06

85点

購入/DVD 
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Bono!

はじまりが美しい
空に近い底辺の浮遊感
Jon Hassell

2018/09/13

2018/09/13

70点

レンタル 
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下町でのホテルで起こった事件

ホテルの住人の一人ひとりが個性的。ここで起こった自殺?殺人?事件を調査するFBIと住人の対決。ハチャメチャな感じもあるが、見終わると少しさみしい。

2018/03/30

2018/04/02

76点

その他/TSUTAYAディスカス 


美しい映画

美しい映画だった。
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ヴィム・ヴェンダースって『パリ・テキサス』しか観たことなかったんだよね。それも10代の頃で、そんときは何にも感じなかった。
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いま観ると違うのかもな。
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奇をてらわないスムーズで流れるような美しい映像。これが1番好きだ。
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そこに、いいセリフといい音楽が乗れば、そして、いい演技、いい表情…もうそれだけで物語は奥深く進んで行く。
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至福の時だ。

2017/03/15

2017/03/19

68点

選択しない 
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ラストシーンのための壮大な序章みたいな…

U2のボノの原案をヴィム・ベンダース監督が膨らませたファンタジー。


世捨人みたいや人たちが住まうミリオンダラーホテルで殺人事件が起きた。てか自殺。


それがきっかけで平穏だったホテルが不穏な雰囲気に…


犯人探しのサスペンスと、犯人に仕立てられそうになった知的障害と男性と、ちょっと精神不安定な女性の純愛物語が並行して進み…



最後…




この最後のシーンを撮りたかったための長い序章なのではないかと思うぐらいラストな印象的。




ロマンチックな監督ならではのロマンチックな作品です。




ジェレミー・デイヴィスを見てると、たまのボーカルを思い出すのはわたしだけか…?てか、今見てもかっこいいですよ。

2015/09/07

85点

テレビ 
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LAの下町のホテルでは何が・・・?

 LAのダウンタウンに建つミリオンダラー・ホテルには下層の雑多な人間が集まって来る。
 少し知恵の遅れたトム・トム(ジェレミー・デイヴィス)の独白といった形で、イジ―という親友のホテル屋上からの転落死にまつわる話や、エロイーズ(ミラ・ジョヴォビッチ)という女性に対する殉情が語られる。

 凝った科白構成や映像に現われるダウンタウンに生きる人々の人間模様などに情感がただよう。