リトル・ダンサー

りとるだんさー|Billy Elliot|Billy Elliot

リトル・ダンサー

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レビューの数

102

平均評点

81.7(707人)

観たひと

1166

観たいひと

118

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 イギリス
製作年 2000
公開年月日 2001/1/27
上映時間 111分
製作会社 タイガー・アスペクト・ピクチャーズ=WT2
配給 日本ヘラルド映画(アミューズピクチャーズ=テレビ東京=博報堂=日本ヘラルド映画提供)
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

バレエ・ダンサー志願の少年の成長を描く感動作。監督は演劇界で活躍するスティーヴン・ダルドリー。脚本はリー・ホール。撮影は「チューブ・テイルズ」のブライアン・トゥファーノ。美術は「スライディング・ドア」のマリア・ジュルコヴィック。衣裳は「ベント 堕ちた饗宴」のステュワート・ミーチェム。出演はオーディションで選ばれたジェイミー・ベル、「ステッピング・アウト」のジュリー・ウォルターズ、「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のゲアリー・ルイス、「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」のジェイミー・ドラヴェンほか。特別出演に世界的トップ・ダンサーのアダム・クーパー。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1984年、ストライキに揺れるイングランド北部の炭坑町。母親を亡くし、父(ゲアリー・ルイス)も兄のトニー(ジェイミー・ドラヴェン)も炭坑労働者のビリー(ジェイミー・ベル)は、ボクシング教室に通っているが、試合に負けてばかりの11歳。そんな時、偶然目にしたウィルキンソン夫人(ジュリー・ウォルターズ)のバレエ教室に強く惹かれ、女の子たちに混じって練習するうちに夢中になっていく。ウィルキンソン先生はどんどん上達するビリーに自分が果たせなかった夢を重ね合わせ、熱心に彼を教える。しかし、家族の金をバレエに使っていたことがバレてしまい、父は激怒。ビリーは悔しさをぶつけるように、一人で踊っていた。だが、ストライキが長引き町中が暗く沈んでいるクリスマスの夜、親友マイケル(ステュアート・ウェルズ)の前で踊るビリーの姿を見て、息子の素晴らしい才能に初めて気づいた父は、彼をロンドンの名門、ロイヤル・バレエ学校に入学させる費用を稼ぐため、スト破りを決意する。それは仲間たちへの裏切り行為であった。だがスト破りの労働者を乗せたバスの中に父を見つけたトニーが、バスを追いかけて必死に止め、父は泣き崩れる。その事情を知った仲間たちがカンパしてくれ、ビリーは学校に行くことができた。15年後。バレエ・ダンサーになったビリー(アダム・クーパー)は、父と兄とマイケルが客席にいるウエスト・エンドの劇場の舞台で、スポットライトに包まれながら堂々と踊るのであった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2001年3月上旬号

劇場公開映画批評:リトル・ダンサー

外国映画紹介:リトル・ダンサー

2001年2月上旬号

作品特集 「リトル・ダンサー」:スティーヴン・ダルドリー監督 インタビュー

作品特集 「リトル・ダンサー」:作品評

作品特集 「リトル・ダンサー」:アダム・クーパーとAMP

作品特集 「リトル・ダンサー」:バレエ・ダンサー、森田健太郎が語る「リトル・ダンサー」

作品特集 「リトル・ダンサー」:ミュージカル映画に微風

作品特集 「リトル・ダンサー」:作品評

作品特集 「リトル・ダンサー」:イギリスでの「リトル・ダンサー」

作品特集 「リトル・ダンサー」:「リトル・ダンサー」の時代

2001年1月下旬新世紀特別号

新作紹介:リトル・ダンサー

2023/06/11

2023/06/11

-点

テレビ/有料放送/WOWOW 


☆☆☆

2023/05/07

2023/05/08

68点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


イマイチだった・・

う~ん、そこそこ良いんだけど・・・、炭坑のストの話の方がイメージが強すぎてイマイチだった。主役はビリーという少年で、彼の成長を描いているはずなのに、その部分が薄っぺらすぎてあまり引き込まれなかった。もっとそっちの方をちゃんと描いて欲しかった。

2023/03/31

2023/03/31

82点

レンタル 
字幕


ビリーとおかまのおともだち

ネタバレ

 ダンスやバレエなんて、年とった私の生活の一番遠いところにあるものだ。踊りを踊れる人ってそれだけで尊敬してしまう。それも、11歳の少年ダンサーの話だという。この映画の成功は、何よりその少年ビリーを演じたジェイミー・ベルを発見できたことに尽きるだろう。2,000人のオーディションから選ばれたという。映画の後半で、ロンドンのロイヤル・バレエの試験の様子が描かれたが、彼が主役に選ばれたオーディションもあんな感じだったのだろうか。
 ビリーはもちろんユニークなのだが、周囲の人々もそれぞれが楽しいキャラクターだ。炭鉱夫の父と兄、亡くなった母の代わりともいえるバレエの先生、そしてその娘、おかまの友だちマイケルなど・・みんながビリーを愛していて、彼の成長にかかわってくれている。そのことが、この映画を気分よく観させてくれる。
 ラスト、突然14年後となる。25歳のビリーが、今まさに舞台に出ようとしている。観客席には父と兄がいる。あのおかまのマイケルも、それっぽい顔で座っているではないか。素晴らしいラストシーンだけれど、欲を言えば、25歳のビリーの晴れ舞台を、もう少し長い時間観たかったなあ。
 (注) 字幕で「おかま」という言葉を使っていました。

2022/09/05

2022/09/05

80点

選択しない 


鳥のように踊る

 1984年、イギリス。10歳そこそこで将来の方向性を見出すことができたハッピーな少年。
 ボクシングよりもバレーに魅かれてしまう気持ちに素直に従うことができるのは少年ならでのこと。
 父親と一緒に働く炭鉱労働者の兄は倍ぐらいの年の差があるかもしれない。兄の年齢になると、父親同様に男がバレーなんかとんでもないという意識が先に立ってしまう。はじめは反対していたものの父親も兄もその才能を認める柔軟さを持ち合わせている。そうした意味でも少年は幸せだった。
 一方、時代はサッチャーが今につながる新自由主義的な経済政策を大胆に推し進めたころで、民営化や規制緩和を推進するうえでも強すぎる労働組合を弱体化させることが必要だった。炭鉱労働者も例外ではなかった。
 こうした国の政策は日本にも波及し、中曽根内閣では国鉄などの民営化が行われ、小泉内閣の郵政民営化なども記憶に新しい。私も当時こうした民営化の対象に勤めて、マスコミも総動員する組合つぶしの大波に翻弄された。職場には求人票が貼りだされ、転職を余儀なくされた。だから、この父親や兄の苦しさがよくわかる。スト破りのバスに乗る父親の心情には涙した。同時に、若者が夢を追い求める姿に手放しで拍手したい気持ちになった。

2022/05/09

2022/05/22

100点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


成長したゲイの男の子がそっくりだった

◎ 閉鎖的なイギリスの田舎町で、ダンスに魅了された少年のサクセス・ストーリー。少年を取り巻く周囲の人物の描き方が過不足なく、うまい。特にゲイ志向の男の子と、やけにませた女の子。
◎ ラストのステージシーンにも過不足なく、絶妙だ。

2022/03/20

2022/03/21

74点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


それほど?

少し物足りなくはない?
この映画の出来のよさが私にはあまり理解できない。
NHKのドラマっぽいと思ったら
BBCの制作。