・あまりに評判の高いクレヨンしんちゃん、原恵一監督作品でもあり、漫画やアニメなどは全く知らないが鑑賞してみました 懐かしさを題材とした作品であり大人に響く作品でした
・魅力的な20世紀博、大人にこそモーレツなノスタルジックを感じさせる施設 今あっても大人が夢中になれるのでは
・アニメ作画もこの時代では高いレベルに感じた バスで追手の組織の車から逃げるシーンのカリオストロの城のような車の挙動、タワー鉄骨の上でのベタな落ちそうな展開、しんちゃんがタワーの階段をスピード感あふれる演出で駆け上がるシーン 引き込まれる作画でした
・前評判でハードルが上がっていたが、感動するほどではなかった 子供向けアニメであり、やっぱりご都合主義 マインドコントロールする技術としてTVCMや匂いは腹に落とすが、そもそも組織の目的(子ども化してどうしたいのか、経済的側面として成り立つのか)がはっきりしないので、入り込めない また、リーダー男女があまりにのんびりしていて、野原家に簡単に追いつかれる展開も子供だましに感じた
・しんちゃん映画の対象が子供としての映画で考えると家族の絆やマインドコントロールし20世紀理想郷を作るテーマはオトナ向きと思うが、あくまで子供映画の中での話