1962年のキューバ危機において、
その発覚から終結までの2週間に、
ケネディ大統領の周辺で起こった出来事を描く、実話の映画化。
「人類史上、最大級に緊張感が高まった事態」なら、
ほぼ全編が会話劇でしかないような構成でも、
正攻法で映像化するだけで
「映画の緊張感も高まって、勝手に面白くなる」
というタイプの作品。
IMDbによると、
JFKはこの時の会議をかなり録音していたらしく、
そのテープも映画化の参考になったとのこと。
したがって
「歴史映画が根拠に基づいているかといえば、
記録が残っていない場合が多く、
証言も信用できると限らない伝聞情報なので、
実質的にはシーンの大半が『根拠のない創作』にすぎない」
という危険性は、
この作品においては低いと思われる。
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時々モノクロになるのだが、
「TV中継など、実際のモノクロ映像が残っているシーンがモノクロになる」
のかと思ったが、
そんな分け方に合わない場合もあって、理由は不明。