メトレス

めとれす|----|----

メトレス

レビューの数

1

平均評点

60.4(8人)

観たひと

13

観たいひと

4

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス
製作国 日本
製作年 2000
公開年月日 2000/2/19
上映時間 102分
製作会社 松竹=東北新社=東北新社クリエイツ作品
配給 松竹
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督鹿島勤 
脚色ジェームス三木 
鹿島勤 
原作渡辺淳一 
企画野村芳樹 
製作植村伴次郎 
プロデューサー代情明彦 
撮影栢野直樹 
美術小澤秀高 
音楽三枝成彰 
主題歌森山良子
(「夕陽の中に」)
録音柴山申広 
効果真道正樹 
照明長田達也 
編集阿部嘉之 
選曲薄井洋明 
製作担当原田文宏 
助監督大津是 
スクリプター松澤一美 
スチール安保隆 
題字近藤晋 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演川島なお美 片桐修子
三田村邦彦 遠藤晶平
石橋保 岡部要介
大島さと子 絵里
りりィ 遠藤美智子
小野麻亜矢 遠藤聖子
田山涼成 馬場
大河内奈々子 峯尾洋子
田嶋陽子 学長
大土井裕二 益田
小林麻子 節子

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

『自立した愛人』を目指し、自分の生き方を模索する女性の姿を描いたラヴロマンス。監督は「いちご同盟」の鹿島勤。渡辺淳一による同名小説を基に、「善人の条件」のジェームス三木と鹿島監督が共同で脚色。撮影を「秘密」の栢野直樹が担当している。主演は「鍵」の川島なお美。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

銀座の高級フランス料理店でソムリエとして働く修子は、妻子ある環境学専攻の大学教授・遠藤と不倫の関係にあった。しかし、彼女は決して彼との結婚は望んでいない。仕事を持ち自立している愛人=メトレスであることが、自分にあった生き方だと思っているからだ。ところが、妻に不倫がバレて家を追い出された遠藤が、彼女に結婚を迫ってきた。しかも、研究の為に5年間赴くアラスカについてきて欲しいと言うのだ。思い悩む修子。そんな彼女の前に、独身サラリーマン・岡部が現れる。彼もまた、修子に想いを寄せる男性のひとりだ。修子は岡部とデートを重ねるが、結婚して落ちつける場所を求めている彼とは、所詮うまくいく筈はなかった。それから暫くして、友人の結婚式に出席する為に、修子は秋田の実家へ戻った。そんな彼女を追いかけ、遠野が秋田へ向けて車を走らせた。ところがその途中、彼は事故を起こして入院してしまう。仕事を休み、遠野の看病にあたった修子は、そこで再び彼に結婚を迫られる。愛と仕事の間で、揺れ動く修子の心。だが、彼女はアラスカ行きを断り仕事を選ぶのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2000年5月上旬号

日本映画紹介:メトレス

2000年3月上旬号

HOT SHOTS:「メトレス」

2000年2月下旬決算特別号

COMING SOON:メトレス

2013/04/07

40点

選択しない 


こんな映画があったことすら認識していなかったが、川島なお美はキレイだった。(確かに)

ネタバレ

これを映画にしてしまうところが辛いのだが、どうもジェームス三木の脚本に便乗して映画化したような作風だった。

しかし、この程度のドラマではまるで映画にならない。残念だがこれはお金を払って見る映画ではない。

女性の自立を描こうとしているのはわからなくはないが、心理のゆれが明確でない。しかも三田村邦彦演じる教授が、主人公の女性を好きになる理由がわからない。ただの体目的ではないのか?そういう映画なら別の表現があるはずだ。

以外だったのは川島なお美の演技は結構上手い。上手いのだが、ぞくぞくするような女性の魅力までは発揮できていない。もっとどろどろすればいいのに。