ストレイト・ストーリー

すとれいとすとーりー|The Straight Story|The Straight Story

ストレイト・ストーリー

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レビューの数

40

平均評点

78.0(270人)

観たひと

471

観たいひと

80

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ フランス
製作年 1999
公開年月日 2000/3/25
上映時間 111分
製作会社 ピクチャー・ファクトリー=レ・ステュデイオ・カナル・プリュス作品(製作協力*フィルム4)
配給 コムストック配給(コムストック=テレビ東京=ポニーキャニオン=テレビ大阪提供)
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

長年音信不通だった兄に会うため、トラクターに乗ってひとり旅に出る老人の姿を描くロードムービー。監督は「ロスト・ハイウェイ」のデイヴィッド・リンチ。脚本はリンチのパートナーであるメアリー・スウィーニーが実話を元にジョン・ローチと共同で執筆(編集も)。製作はアラン・サルド、ニール・エデルスタインとスウィーニー。製作総指揮はピエール・エデルマンとマイケル・ポレア。撮影は「砂の惑星」「ケープ・フィアー」のフレディ・フランシス。音楽のアンジェロ・バダラメンティと衣裳のパトリシア・ノリスはリンチ作品の常連。美術は。リンチの長年の親友でもある「シン・レッド・ライン」のジャック・フィスク。出演は「グレイフォックス」「ゲッタウェイ」のリチャード・ファーンズワース、「タイムトラベラー きのうから来た恋人」のシシー・スペイセク(ジャック・フィスク夫人)、「ストレンジャー」のハリー・ディーン・スタントン、「ツイン・ピークス」のエヴェレット・マクギルほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

アイオワ州ローレンス。73歳の老人アルヴィン・ストレイト(リチャード・ファーンズワース)は家で転倒、杖の世話になることに。そんな矢先、十年前に喧嘩別れをして以来音信不通だった兄ライル(ハリー・ディーン・スタントン)が心臓発作で倒れたという知らせが入る。兄が住む隣のウィスコンシン州マウント・ザイオンまでは350マイル(約563キロ)。車なら1日の距離だが、アルヴィンは車の免許もないうえに足腰が不自由なのでバスにも乗れない。頑固にも自分の力だけで兄の元を訪ねると決めたアルヴィンは、一緒に暮らす娘ローズ(シシー・スペイセク)の反対を押し切り、なんと芝刈機に乗って荷車を引いて出かける。一度は芝刈機の故障で戻ったものの、再び小型のトラクターを買って再出発。かくして、アルヴィンは時速5マイル(約8キロ)の歩みで、6週間の長旅の末、ようやく兄の元へたどりつくのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2000年5月上旬号

劇場公開映画批評:ストレイト・ストーリー

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2000年4月下旬号

ゴールデン・ウィーク新作紹介:ストレイト・ストーリー

2000年4月上旬春の特別号

作品特集 ストレイト・ストーリー:村上龍「ストレイト・ストーリー」を語る

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2000年3月下旬号

新作紹介:ストレイト・ストーリー

劇場公開映画批評:ストレイト・ストーリー

2018/01/04

2018/01/27

100点

選択しない 
字幕


言葉

10年前に絶縁した兄が病気で倒れた。
弟のアルヴィンは73歳。目も腰も悪くなっている。それでも、たった一つの思いを持って、時速8㎞のトラクターで560㎞離れた兄に会いに行く。


作中の音楽、台詞は最小限。話の核となる、弟アルヴィンと兄ライルの関係すらほとんど語られることはない。物語の展開もスローペースで気ままに進んでいく。それでも、ここまで魅了されるのは、リチャード・ファーンズワースの演技やスタッフたちの本作に懸ける思いの発露だと思う。

そして、アルヴィンや道中出会う人々の言葉一つ一つが響いてくる。
それは、綺麗に飾り付けた言葉ではなく、何の飾り気もない、ありのままの言葉だから。思いや気持ちに装飾はいらない。年の始めに、素敵なことを教えてもらえました。

2017/11/17

2017/11/18

76点

VOD 
字幕


歳を取って最悪なのは、若かった頃を覚えていること

実話。いいお話。   ビデオ

2017/08/14

2017/08/14

95点

レンタル/埼玉県/TSUTAYA/TSUTAYA 戸田公園店/DVD 
字幕


デヴィッド・リンチ監督らしからぬ雰囲気のノンビリした映画であるが、見事な映画であった。

近年、せわしい映画ばかり観ていると、こういうノンビリした作品をゆったり観るのもいいものだ、と思ってしまう。

この映画、実話であり、デヴィッド・リンチが描くロードムービー。

物語は、アルヴィン・ストレイトという老人が、長年会ってもいない兄弟が病気で倒れたので、遠路はるばる「トラクター」で会いに行くというもの。
アイオワ州からミシシッピ川を越えてウィスコンシン州まで行くのだが、なんといっても「トラクターなのでノロイ」のである。
映画を観始めたころは、このノロさにイライラしたりしていたが、観ているうちに「なかなかイイものではないか」と思ってくる。
アルヴィン老人は、途中でヒッチハイクをする若い女性、トラクターが暴走して修理してもらっている間に出会う人達などと出会う。とりわけ、戦争を互いに経験した老人どうしの会話からは、戦争の辛さが伝わって来る。

アルヴィンいわく、「年とって悪いのは、若い頃を思い出すことだ。若い頃は、自分が年を取るなんて思わなかった」というセリフは素晴らしい。

デヴィッド・リンチ監督らしからぬ雰囲気のノンビリした映画であるが、見事な映画であった。

2017/04/23

30点

選択しない 


おじいちゃんがトラクターでひたすら移動するロードムービー。感動はしなかったなぁ。まぁだいぶのんびりする感じの映画。広大な畑と星空が繰り返される。

2017/03/11

2017/03/11

70点

購入/ブルーレイ 
字幕


戦争の体験談が染み渡る

腰を悪くしたストレイトが長年疎遠となり病気になった兄に会いに行く。ここで問題になってくるのはストレイトの高齢と兄までの距離。目が悪く免許も持っておらず車で移動ができないうえに500キロ以上の距離がある。ここでストレイトがとる行動は・・・。

年寄りゆえの強情な性格でとんでもない移動手段を試みるが、この図々しさが旅を豊かにする材料にもなってくる。
目を見張るのは道中の人々との触れ合い。
老若男女関係なく助けを求めては拒みもせず自身の経験を糧に助言をしていく様は老人の鑑といってもいい。
刺激的なのは同じ年齢ほどのおじいさんとバーで会話するシーン。初めて自身の過去を吐露するシーンであり、戦時中の苦い経験をお互いで共有し合う。二人とも涙を流しながら会話する数分間は貫禄があり若者に向けての貴重なメッセージとも捉えられる瞠目のシーンだ。

2017/01/09

2017/01/09

70点

レンタル 


驚くほどあっさりと

白日夢を見ているかのような、いつものデヴィッド・リンチらしい異様な雰囲気は全くなく、体の弱いおじいちゃんが小さなトラクターに乗って病気で倒れた兄に会いに行くロードムービー。

もう少しリンチ的な「おかしみ」や「奇妙さ」のような何かがあるのかと思っていたが、実際には何ら奇をてらったところのないシナリオだ。「年をとって最悪なのは若い頃のことを覚えていることだ」とはまさに名セリフ。そのセリフをキッカケに長い間絶縁状態にあった兄との関係が明らかになってくる。

実話を基にしているとのことだけれど、もう少し旅の途中に出会う人物に個性があるといいなと思った。ラストは予想以上にサラリと終わるが、もう少し余韻に浸れる工夫もほしかった気もする。