マトリックス

まとりっくす|The Matrix|The Matrix

マトリックス

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レビューの数

156

平均評点

79.5(1642人)

観たひと

2767

観たいひと

60

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / アクション
製作国 アメリカ
製作年 1999
公開年月日 1999/9/11
上映時間 136分
製作会社 シルヴァー・ピクチャーズ作品
配給 ワーナー・ブラザース映画(製作協力*ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ=グルーチョ=・フィルム・パートナーシップ)
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

仮想現実空間を創造して世界を支配するコンピュータを相手に戦いを挑む男の死闘を描いたSFアクション。監督・脚本は「バウンド」のラリーとアンディのウォシャウスキー兄弟。製作は「リーサル・ウェポン4」のジョエル・シルヴァー。製作総指揮は「フェイス/オフ」のバリー・M・オズボーン、「ダーク・シティ」のアンドリュー・メイソン、「プラクティカル・マジック」のブルース・バーマン、「ディアボロス 悪魔の扉」のアーウィン・ストフ、ウォシャウスキー兄弟。撮影のビル・ポープ(「グリッドロック」)、音楽のドン・デイヴィス(「ロスト・イン・スペース」)、編集のザック・ステインバーグは「バウンド」に続く参加。美術はオーウェン・パターソン。衣裳は「ヘンリー五世」のキム・バレット。カンフー指導は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ、「ブラック・マスク 黒侠」(監督も)など、香港武侠アクションの第一人者ユエン・ウーピン。出演は「ディアボロス」のキアヌ・リーヴス、「イベント・ホライゾン」のローレンス・フィッシュバーン、「サボタージュ」のキャリー=アン・モス、「プリシラ」のヒューゴ・ウィーヴィング、「バウンド」のジョー・パントリアーノほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

近未来。コンピュータ・プログラマーのトーマス(キアヌ・リーヴス)は裏稼業ではネオと呼ばれる名うてのハッカーだったが、ある日、突然トリニティ(キャリー=アン・モス)と名乗る美女の接触を受け、彼女に導かれて、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)なる人物に会う。彼はトーマスが生きているこの世は、実はコンピュータが創造した仮想世界で、実際は彼らが造り出した巣の中で夢をみせられているだけだという恐るべき真実を告げる。トーマスことネオはコンピュータの支配を覆す救世主と目されて彼らの仲間に迎え入れられ、仮想空間でコンピュータと格闘できるだけの訓練を受けた。だが、モーフィアスに引き合わされた予言者(グロリア・フォスター)はネオに「あなたは救世主ではない」と告げた。ほどなく、コンピュータの手先であるエージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)に籠絡されたサイファー(ジョー・パントリアーノ)の裏切りで、仲間は次々に消され、モーフィアスは敵の手中におちる。ネオは自分は救世主ではないとトリニティに事実を告げながらも、モーフィアスを救出するため、エージェント・スミスらの元に彼女と共に乗り込む。見事モーフィアスを救出したネオだが、そこにエージェント・スミスが立ち塞がった。激闘の末、脱出のためにマンションの一室に逃げ込んだネオはスミスの銃弾の前にあえなく倒れる。だが、ここで奇跡が。予言者はトリニティに彼女が愛する者が救世主となると告げていたのだ。そして彼女はネオを愛するようになっていた。かくしてここにネオは救世主として再生し、スミスらを倒し、新たにコンピュータに戦いを挑んでいくのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1999年11月下旬号

外国映画紹介:マトリックス

1999年10月下旬号 創刊80周年特別号2

劇場公開映画批評:マトリックス

劇場公開映画批評:マトリックス

劇場公開映画批評:マトリックス

1999年9月下旬号

巻頭特集 マトリックス:コメント

巻頭特集 マトリックス:コメント

巻頭特集 マトリックス:キアヌ・リーヴス インタビュー

巻頭特集 マトリックス:キャリー=アン・モス インタビュー

巻頭特集 マトリックス:作品評

巻頭特集 マトリックス:座談会 ウォシャウスキー兄弟×樋口真嗣

巻頭特集 マトリックス:ウォシャウスキー兄弟は語る

巻頭特集 マトリックス:ジョエル・シルバー インタビュー

巻頭特集 マトリックス:ジョン・ゲイター インタビュー

巻頭特集 マトリックス:ジェフリー・ダロー

1999年7月上旬夏の特別号

スペシャル・セレクション 夏から初秋にかけての話題作:アイズ ワイド シャット/恋は嵐のように/エントラップメント/セレブリティ/エリザベス/オースティン・パワーズ:デラックス/マトリックス/シンプル・プラン

2022/08/05

2024/01/19

85点

選択しない 
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劇場での鑑賞!

ネタバレ

マトリックス1作目、午前10時の映画祭プログラムにあったため、念願の劇場での鑑賞!
緑の文字列で味わう幸福感。劇場の音響で気づけたのは会社で説教受けてる時の窓掃除の音、センチネルがじりじり迫ってくる音。やっぱりこういう大きいわけではない音とか感じられるの良いよね。
窓掃除の泡や、車のガラスに打ちつける大雨も、あの文字列に見えてくる。船のクルーの活躍に切なさを感じ、4作目まで思い出し感慨深くなってた。

2023/08/08

2023/08/09

73点

VOD/U-NEXT 
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何度観てもよく分からないが

何度目かの鑑賞だと思うんだけど。
やっぱり何度観ても、内容がというか劇中で説明されている現実と仮想現実の世界の関係がよく理解できない。

ただ、この作品はそこは大して重要ではないのだろうけど。
でも、どうしても、そこの難解さがノイズになってしまう。

当時の最新の映像やアクションは四半世紀経つと、やっぱり古く感じる。
それが「最新」が持つ宿命みたいなものなんだろうけど。

ただ、衣装のスタイリッシュさは今観ても、カッコイイと。
映像に反して、デザインの普遍性っていうのもあるんだなぁと。

この頃のキアヌリーブスはやっぱりカッコ良かった。

2022/12/12

2022/12/13

90点

購入/DVD 
吹替


とても20世紀の作品とは思えないですよね

色々な意味でSF&アクション映画の礎となった作品だと思います。 弾丸をスローモーションで避けるシーンなんか、アクション映画の定番に成りましたし、TVのお笑い系でも度々目にしましたね。 「バレットタイム」という技術なんだそうですが、20年以上経った今見直してみても、ワクワクする映像だったと思います。 なんでもアニメの様な実写映画を作ることが目的だったようで、生身の人間のワイヤーアクションやカメラアングルだけでは解決できない部分で、SFXや新しいアイデアをねじり込んで完成させた根性作品の様です。 カメラ120台って、どんだけ~と思いました。 メイキングを観ると手書きや印刷の背景が結構使われていて、その点でも驚きが有りました。

また、日本を強く意識している様で、モニターを流れる裏文字カタカナは他国の方が見たら不思議な文字に見えるんだろうなと思いました。 物語の方も深く考えると結構ゾッとしますが、軽く流せば仮想空間を現実世界の反乱軍が救世主を迎えて制圧するってお話ですが、単純にNeo vs スミスのお話で終わっています。 トリニティーとNeoの恋バナは少々唐突過ぎた様にも感じましたが、エピローグも含め、次回作に乞うご期待といった所でしょうか。

2022/10/22

2022/10/23

80点

テレビ/有料放送/WOWOW 


仮想と現実、機械と人間

最新作の予習として、たぶん4、5回目の鑑賞だが、初上映時にはかなりのインパクトを受けたのを覚えている。仮想と現実、機械と人間の二項対立をうまくからめたプロットは今観てもかなり優れていると思う。わかりにくい構成もいい味をだしている。ただ当時注目された演出の部分はそれらを継承・発展させた作品が多く出たおかげで、新鮮味は薄れた。当時ならもっと高得点を与えたと思うが、今観た評価はこれくらいか。

2022/09/18

2022/09/19

85点

購入/DVD 
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久しぶりに見たけど、あの着想は色褪せない。 WOWOWの録画は、BDの表面が曇って、読み取れなくなっていた。ケースの問題なのか解明が必要

ワイヤーで釣りながらの特殊撮影は、もっさりして残念な感じがあり、時代を感じさせる

2022/08/23

80点

映画館 
字幕


マトリックス

サイバーパンク・ムーブメントそしてそれに影響を受けた「功殻機動隊」などに影響を受けつつ、人間が生きる現実はコンピューターが作り出した仮想現実だったという設定、仮想現実の中でルールや物理原則から自由になるための方法がカンフーの修行によって自分の殻を破るというのがカッコいい。最初は頼りなかったコンピューターオタクでハッカーだったのがモーフィアスの導きや戦いの中で救世主として覚醒していくネオ、クールだがネオを一途に愛するトリニティ、ネオを導くモーフィアス、ワイヤーワークを生かした華麗なカンフーアクション(ネオとモーフィアスの稽古シーン、ネオとスミスのカンフーバトルなど)、ジョン・ウー張りの華麗なガンアクション(捕らわれたモーフィアスを救い出すためにネオとトリニティがエージェントと戦うシーンなど)、聖書や不思議の国のアリスやオズの魔法使いなどを引用したユニークな台詞、傑作SFアクション映画です。