ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

ろっくすとっくあんどとぅーすもーきんぐばれるず|Lock, Stock & Two Smoking Barrels|Lock, Stock & Two Smoking Barrels

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

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レビューの数

43

平均評点

79.2(490人)

観たひと

833

観たいひと

121

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 イギリス
製作年 1998
公開年月日 1999/8/7
上映時間 108分
製作会社 マシュー・ボーン・プロ作品
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

カード賭博で借金を抱えて一獲千金を狙う4人組の若者とたくさんのギャングたちが入り組んで争奪戦を繰り広げる様を、巧妙でスピーディな展開で綴った犯罪アクションの快作。監督・脚本はミュージックビデオやCMで活躍してきた新鋭ガイ・リッチーで、製作のマシュー・ボーンと組んで映画化を実現。製作総指揮は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のスティーヴン・ティッシュ、自ら本作に出演を申し出たというアーティスト・俳優のスティングの妻であるトルーディ・スタイラー(「グロテスク」)、ピーター・モートン、アンガッド・ポール、スティーヴン・マークス。撮影はティム・モーリス=ジョーンズ。音楽はデイヴィッド・A・ヒューズとジョン・マーフィで、ストゥージズ、ジェームズ・ブラウンはじめ新旧の凝った選曲で聴かせる。美術はイアイン・アンドリュース、「普通じゃない」のイヴ・マヴラキス。編集はニヴン・ハウィー。衣裳は「ピーターズ・フレンズ」のスティーヴン・コリー。出演は新鋭ニック・モーラン、「スパイス・ザ・ムービー」のジェイソン・フレミング、「日蔭のふたり」のデクスター・フレッチャー、「スカートの翼ひろげて」のスティーヴ・マッキントッシュ、元サッカーの名選手ヴィニー・ジョーンズほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ロンドン、イーストエンド。ヤミ商売で小金を稼ぐチンピラ4人組、リーダー格のエディ(ニック・モーラン)、トム(ジェイソン・フレミング)、ベーコン(ジェイソン・ステイサム)は、ポルノ王として町を牛耳るハチェット・ハリー(P・H・モリアーティ)相手にカード賭博で勝負を挑むが、ハリーの用心棒バリーの八百長にひっかかり、50万ポンドと巨額の借金をつくってしまう。ハリーはかつて張り合ったことのあるエディの父親JD(スティング)の酒場を借金のカタに取り上げてしまおうという腹だったのだ。返済期間はたった1週間と決められ、窮した4人だが、エディの隣のフラットに住む麻薬の売人ドッグとブランクが、ウィンストン(スティーヴ・マッキントッシュ)が上流階級の子弟仲間で営むマリファナ工場を襲う計画を話しているのを偶然盗み聞き、ブツを横どりすることに決める。ギリシャ人のニックから犯行用に骨董品の2丁の散弾銃を買い取る4人だが、実はそれは骨董マニアのハリーが必死に探しているお宝だった。バリーに命じてディーン&ゲリーのベンツ兄弟に盗ませたはいいが、手違いでニックから4人にわたったというわけだ。さて、首尾よくドッグたちから横どりは成功し、地元の麻薬王ロリー(ヴァス・ブラックウッド)にブツを渡したはいいが、それはウィンストンがロリーに渡すはずの品物だった。激怒したロリーはエディのフラットを襲うが、部屋にいたのはブツを4人に横どりされたドッグたちだった。さらにそこにハリーに雇われたビッグ・クリス(ヴィニー・ジョーンズ)とその息子も来た。さて、祝杯をあげていた4人がフラットに戻ると、そこは激しい銃撃戦で死体の山。金も麻薬も銃も消えていた。とっさに事態がのみこめない4人だったが、大金と麻薬を求めて町へ繰り出す。かくして大混乱の末、当事者のギャングたちは不測の最後を遂げていき、4人は命こそ助かるが予想外の結末を迎えてしまうのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1999年10月上旬号 創刊80周年特別号1

外国映画紹介:ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

1999年9月下旬号

劇場公開映画批評:ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

1999年8月下旬特別号

COMING SOON【新作紹介】:ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

1999/08/11

2023/11/26

70点

映画館/東京都/シネセゾン渋谷 
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劇場公開時の感想

1999年度キネマ旬報ベスト・テン17位
読者選出ベスト・テン15位の作品。

物語も馬鹿さ加減もいい。

『ビッグ・リボウスキ』のレベルまであと一歩。

(以上、劇場公開時に書いた感想に、若干の手直しをした文章)

2023/10/06

2023/10/22

70点

映画館/宮城県/チネ・ラヴィータ 
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素晴らしい疾走感

 1998年のイギリス映画。Filmarksリバイバル上映。悪ガキ4人組がカードゲームでカモにされ50万ポンドの借金を背負う。安普請のアパートの隣室のギャングが麻薬を奪う計画をたてているのを聞きこれを横取りする計画をたてる。その麻薬をマフィアのロリーに買い取ってもらう薬草を取り付ける。一方悪ガキたちをカモった元締めのバリーは銃マニアで銃の強奪をベンツ兄弟に依頼。しかし旧式の銃だったためその価値を知らず悪ガキたちに安く売ってしまいバリーに取り返して来いと怒鳴られてしまう。悪ガキたちが盗んだ麻薬はもともとロリーに献上されるものだったことから逆上したロリーが悪ガキたちのアジトに向かうがそこにいたのは麻薬を奪われたギャングたちでさらにはバリーから依頼されたクリスもやって来る。銃撃戦で死体の山となりクリスは麻薬と金をもってバリーの元へ。自体が飲み込めない悪ガキたちはバリーの元を訪れるがすでに借金は返済されていた。しかし銃を奪いに行ったベンツ兄弟がバリーと撃ち合いになりまたまた死体の山となる。悪ガキたちは事件と自分たちをつなぐ唯一の証拠である銃を橋から捨てに行くが、クリスから渡された銃のカタログから高価なものであることを知りそれを中止しようとするが端に引っかかっていた銃を何とかしようとして身動き取れなくなってしまうのだった。
 ガイ・リッチーの初期作品でジェイソン・ステイサムのデビュー作でもある本作は、バカバカしさ満点の悪ガキたちがギャングやマフィアなどを巻き込んで関係のない大人たちが勝手に殺し合いを始めて全滅していくという楽しいお話でした。まあ博打で一攫千金を狙ってもカモにされちゃったということが発端なんだけど、悪者たちの欲に駆られた行動が結局は自分に返ってくるという教訓でもありました。複雑な人間関係と馬鹿な行動が絡み合っての物語なんだけど、混乱することなく楽しく鑑賞できたのは脚本が秀逸だったのか演出がうまかったのか。その後のガイ・リッチーの映画もそうだけどこの疾走感は快感ですね。

2023/10/15

2023/10/15

68点

映画館/千葉県/キネマ旬報シアター(旧TKPシアター柏) 
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若きジェイソン・ステイサムのバク宙が見られます

ネタバレ

1998年の作品ですが、初見。

ガイ・リッチーの出世作。
入り組んだ物語をサクサク見やすく処理する手腕がお見事。
面白かった。

公開20数年後の初見なので、いろいろとびっくり。

あれ?スティング?と思ったら、本当にスティングだった。
そして、まだ駆け出し俳優だったろうジェイソン・ステイサムのバク宙。
なんか得した気分になりました。

2023/10/06

2023/10/09

-点

映画館/愛知県/伏見ミリオン座 
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映画館で初めて観た。バリー "ザ・バプティスト"の名前の由来が最高だ。

2023/10/09

2023/10/09

80点

映画館/東京都/ヒューマントラストシネマ有楽町 
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終わり良ければ全て良き

25年前程の上映、当時、劇場観賞出来なかった。
今回、特別上映で観賞出来て良かった。
まず、ガイ・リッチー監督、最高かよと。
そしてジェイソン・スティサム、若けー
(まだアクションは見られない)
まさにすれ違いクライサスペンス
最初はややこしかったが、
進むに連れて面白くなってきた。
欲を言えばシネコンの大スクリーンで観賞したかった。

2023/01/08

2023/01/08

74点

レンタル 
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25年ぶりくらいの視聴

登場人物多しだが、進行と共に、整理されていく。バイオレンスとスタイリッシュが両立させた、はしりのような作品。