何十年前にチラシだけ見たことがあった映画をようやく鑑賞
とても奇妙な設定のボーイ・ミーツ・ガール映画。映画の前半部分では主人公のことを全く好きになれなくてどうしようかと思ったけど、話が進むにつれて案外いいやつじゃん、という気分になってくる。そして、なにより終わり方がめでたしめでたしな感じなので、幸せな気持ちになれるしね。かつてミニシアターブームの頃にカルト的な人気があった映画なのも分かる。いやあ、愛っていいなあ。
とにかくヒロインのクリスティーナ・リッチが最高にキュートで、好きにならずにいられない。こんな特殊な状況でヴィンセント・ギャロについて行くヒロインには、それなりに日常への不満とかそういうのがあるはずで、その辺がもう少し描かれてもいい気はした。