THE GROUND 地雷撤去隊

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THE GROUND 地雷撤去隊

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レビューの数

1

平均評点

59.0(4人)

観たひと

8

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1998
公開年月日 1998/7/4
上映時間 83分
製作会社 GIRAFEE ENTERTAINMENT=BIG BLUE INTERNATIONAL作品(協力*CMAC=MPAインターナショナル)
配給 JHV(ジャパンホームビデオ)
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演江原修 アキラ
諸江みなこ 小森冴子
J・B・ウォーカー ジョー
マーティン・ウォーカー クライトン
山下真広 

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

カンボジアに計画されたリゾート開発予定地で見つかった、地雷の撤去作業に挑む男たちの姿を活写するスリリングなアクション。監督は「SCORE」の室賀厚。脚本は室賀とボブ・サンティアゴの共同。撮影を加藤孝信が担当している。主演は「SCORE]の江原修と「心霊II」の諸江みなこ。98年度ゆうばり国際冒険&ファンタスティック映画祭冒険映画賞受賞。スーパー16ミリからのブローアップ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

内戦の傷跡も癒え、漸く発展の途についたカンボジアで、ホテル開発に乗り出したナカムラ・コーポレーションは道路建設を急いでいた。ところが、その現場が地雷原であることが発覚。作業員が命を落とすという事故が発生してしまう。本社から派遣された現地指揮者の小森冴子は、専門チームによる地雷撤去を依頼し、工事の長期中断を覚悟するが、開発部長のクライトンはそれを聞き入れず、強行に工事を再開しようとする。そしてその作業に、自由という報酬につられた、日本人・アキラを含む数人の囚人たちが集められた。簡単なレクチャーの後、彼らは期限までに9000平米に埋められた100個の地雷を撤去すべく、作業を開始する。だが所詮は素人。次々に仲間が地雷を踏んで死んでいく中で、アキラの精神状態も極限状態に追い込まれていく。それでも、期限の日までに彼は数少ない仲間と地雷撤去に成功するのであった。ところが、約束されていた釈放の話は嘘だったのである。再び刑務所に連れ戻されようとするアキラたち。そんな彼らを、危険な作業を共にしてきた冴子が救った。護送車から脱走したアキラは、活気溢れるカンボジアの街中に消えていく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1998年9月上旬号

日本映画紹介:THE GROUND・地雷撤去隊

1998年7月上旬夏の特別号

COMING SOON【新作紹介】:THE GROUND 地雷撤去隊

1998年3月下旬号

試写室:THE GROUND地雷撤去隊

2009/09/15

2013/10/14

-点

選択しない 


PKO活動のドキュメンタリーですかあ?

カンボジアで地雷を撤去する話? PKO活動のドキュメンタリーですかあ・・・?

などとタイトルを見ると少し引いてしまいますが

見始めてみるとイメージは一変。

この作品で地雷処理にあたるのは

減刑を交換条件にされた刑務所の囚人たち。

「地雷は優しく扱えば怒らない。オンナと同じだ」等々

タフな会話がとびかう命がけの作業は

ならず者たちがトラックで危険なニトログリセリンを運ぶ

ウィリアム・フリードキン監督版「恐怖の報酬」を思わせるムードです。

カンボジアの地雷問題を扱いながら、

声高に正義を振りかざすという映画ではなく

B級アクション風の娯楽作品に仕上げているところに好感を感じました。

主人公はコカイン所持でパクられた結婚詐欺師の男

彼らを安全な場所から指揮してるのは日本企業のエリート女性

同じ日本人同士でありながら対立も。国際社会の中で生きる日本人の姿も伝わってきます。

現地人少女の使い方もナイス!

予算等の諸事情でしょうか、90分足らずの尺で少々物足りず

後半やや甘い展開になってしまいましたが

ストレートな思いが伝わってくる佳作でした。

邦画ばなれしたムードでミリタリー系好きにはおすすめかも。

期待しないで見たせいか評価UPで★★★★。


元ネタhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/rcnbt700/view/20090915