トゥルーマン・ショー

とぅるーまんしょー|The Truman Show|The Truman Show

トゥルーマン・ショー

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レビューの数

105

平均評点

77.6(1135人)

観たひと

1965

観たいひと

96

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1998
公開年月日 1998/11/14
上映時間 103分
製作会社 スコット・ルーディン・プロ作品
配給 UIP
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ある男の生涯が、テレビの人気連続ドラマとして24時間ノンストップ生中継されていた……という異色作。監督は「刑事ジョン・ブック 目撃者」「フィアレス」のピーター・ウィアー。脚本は「ガタカ」(脚本・監督)のアンドリュー・ニコル。製作はニコル、「白い嵐」のスコット・ルーディン、「ジャングル・ブック」のエドワード・S・フェルドマン、「ファースト・ワイフ・クラブ」のアダム・シュローダー。撮影は「ダメージ」のピーター・ビジウ。美術は「バグジー」のデニス・ガスナー。出演は「ライアーライアー」のジム・キャリー、「目撃」のエド・ハリス、「コンゴ」のローラ・リニー、「サバイビング・ピカソ」のナターシャ・マケルホーン、「コップランド」のノア・エメリッヒほか。98年キネマ旬報ベスト・テン第3位。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

周りを海で囲まれた平和な離れ小島の町シーヘブン。保険のセールスマン、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は看護婦でしっかり者の妻メリル(ローラ・リニー)や親友のマーロン(ノア・エメリッヒ)とともに平凡な毎日を送っている。ボート事故で父親を亡くした彼は水恐怖症で島から出たことはなかったが、大学時代に出会った忘れられない女性、ローレン(ナターシャ・マケルホーン)に会うためフィジー島へ行くというささやかな夢があった。ある日、トゥルーマンは、いつもと違う行動を取るとまわりの様子が落ち着かなくなることを発見。不安と疑問がつのり、妻のメリルに怒りをぶつけた末、メリルは家を出て行ってしまう。トゥルーマンは意を決し、地下室で寝ているふりをして海にボートで漕ぎ出して行く。実はトゥルーマンの家族や同僚は俳優で、住む島全体がロケセット、通行人はエキストラという、虚構の世界に生きており、生涯のすべてをテレビ放送されていたのだ。ディレクターの指示で彼の人生はコントロールされてきた。ディレクターのクリストフ(エド・ハリス)と会話を交わし、本当の人生を歩みたいを訴えるトゥルーマン。だが、虚構の世界へ戻るよう説得するクリストフは、装置を使って嵐を起こす。荒れ狂う波をくぐりぬけた果てに、トゥルーマンは虚構の世界=ロケセットの終端部にたどり着く。そこには外への出口があった。クリストフの呼びかけを無視し、トゥルーマンは出口から出て行く。そしてテレビでその一部始終を見ていた観客たちはトゥルーマンの勇気に拍手を送るのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1998年12月上旬号

劇場公開映画批評:トゥルーマン・ショー

劇場公開映画批評:トゥルーマン・ショー

外国映画紹介:トゥルーマン・ショー

1998年11月下旬号

特集 トゥルーマン・ショー:作品評

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特集 トゥルーマン・ショー:ピーター・ウィアー監督 インタビュー

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1998年11月上旬号

COMING SOON【新作紹介】:トゥルーマン・ショー

1998年9月下旬号

スペシャル・セレクション 98秋の話題作:トゥルーマン・ショー

2022/09/10

2022/09/10

75点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


かごの鳥

生まれたときから囲われた人口世界に住み、その生活を24時間放映されている男トゥルーマン(ジム・キャリー)が、自分が作られた世界にいることを知り、外に出て行くまでを描く。
コメディーとなっているが、設定がコメディー風なだけで、いたってまじめなドラマである。もちろん主演のジム・キャリーがコメディアンだからそう分類したのかもしれないが、いつものジム・キャリーのようなおふざけ演技はない。
エド・ハリスが番組のプロデューサー役で渋いところを見せる。
どこでトゥルーマンが虚構の世界に住んでいるか気づくかが見物。映画の中の視聴者と、自分たちこの映画の視聴者が一緒になってトゥルーマンを見守っているのがシンクロする。

2022/09/04

2022/09/04

75点

選択しない 


どこを皮肉ってるのか

肌に合わないと言うか、理解が追いつかないと言うか、どこをメインで皮肉ってるのかがピンと来なかった。
エンタメ?広告?管理社会?人生?たぶん全部引っ括めてなんだろうけどどれも半端な印象。
で、見終わった後に出だしだけもう一回見直したら、自分の中の違和感の正体は「トゥルーマン・ショー」っていう番組の設定の甘さだと思った。
まぁ単純にハマれなかったってことですね。

2022/05/21

2022/05/22

75点

VOD/NETFLIX/購入/テレビ 


トゥルーマンの幸せを共に享受する

トゥルーマンの毎日そして人生を視聴者は一緒に享受し、テレビの中にある彼のリアル⁉︎な人生を共に歩むことで自分の人生にもその喜びや悲しみを共有させていく。作り物ではない作られた物語、その中の幸せを噛み締めていられたならばトゥルーマンの人生は以降どうであったのか?
彼の選んだ選択に視聴者は心からの喝采を送る。もうこうするしかない選択をみんな理解していたからこその拍手だったのであろう。リアルな世界を踏み締めたとき、彼は真のトゥルーマンとなった。シルビアと会えてたらいいなぁ。

2022/05/07

2022/05/07

78点

VOD/NETFLIX/レンタル/PC 
字幕


浅はかで、怠惰で、傲慢な世界

ネタバレ

平凡な日常のある朝に、空から謎の小物体が、自分の近くに落ちてきた。その後、自分は監視されている感じや死んだはずの父が路上を歩いているのを見かけるなど、違和感が渦巻くようになる。

何の前知識もなく見始めたら、最初は主人公が認知症でも発症してきているのかと思ってしまったが、そうではなかった。

むしろ、人間の欲や浅はかさを痛烈に皮肉にした映画だと思った。虚構に完璧な現実を再現することが無理なのに、それを貫ぬき通そうとする浅はかさと、それでも虚構に現実では得難い刺激や安寧(実際には様々な可能性があるはずなのに)を求める怠惰で傲慢な欲。それらが作り出す歪な世界に吐き気さえ感じるところを、ミステリー→種明かし→ハプニングという物語の流れを作って娯楽化に成功しており、これまた皮肉だなと思えてならない。

結局、ちゃんと理解しようと思い、もう一度頭から見てみると、シーンの細かいところでの役者の表情や視線の意味が理解できて、二度目もいろいろ発見のある映画でした。

2022/01/29

2022/01/30

65点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


一人の人間(トゥルーマン)が生まれてからの一生を生中継で放送し続ける。彼以外はすべて俳優で、彼の住む世界は大規模なセットの離島という設定。まるでSF映画のようだが、それと共に現代の人間が普通、一般的な幸福と考えている生活は敷かれたレールの上を走る列車に乗って行くようなものだ、というシニカルな発想とも見て取れる。ラスト、実世界に旅経つ彼は本当の自分、つまりトゥルーマンとして目覚め、自分で自分の世界を切り拓いて行く。そういった姿勢を認め、祝福するところがアメリカらしさか。

2022/01/10

2022/01/12

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


「事実に基づく物語」

◎ ありえない設定、ありえない展開だが、「作り物」と思って難しく考えずに観れば楽しい。テレビで「トゥルーマン・ショー」を観ている人たちは、それが「作り物」でないから興味を持って見続けている。
◎ この頃「事実に基づく物語」とコメントの入る映画がずいぶん増えたように思う。それが奇抜なストーリーであればあるほど、「事実に基づく物語」の一言が効果を醸す。同じ内容、同じ展開であれば、人はツクリゴトよりもジジツの方に重きを置くのは確かなようだ。そのうちに『トゥルーマン・ショー』のような作品の巻頭にも「事実に基づく物語」と入る日が来るかもしれない。