トゥルーマン・ショー

とぅるーまんしょー|The Truman Show|The Truman Show

トゥルーマン・ショー

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レビューの数

115

平均評点

77.5(1189人)

観たひと

2025

観たいひと

95

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1998
公開年月日 1998/11/14
上映時間 103分
製作会社 スコット・ルーディン・プロ作品
配給 UIP
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ある男の生涯が、テレビの人気連続ドラマとして24時間ノンストップ生中継されていた……という異色作。監督は「刑事ジョン・ブック 目撃者」「フィアレス」のピーター・ウィアー。脚本は「ガタカ」(脚本・監督)のアンドリュー・ニコル。製作はニコル、「白い嵐」のスコット・ルーディン、「ジャングル・ブック」のエドワード・S・フェルドマン、「ファースト・ワイフ・クラブ」のアダム・シュローダー。撮影は「ダメージ」のピーター・ビジウ。美術は「バグジー」のデニス・ガスナー。出演は「ライアーライアー」のジム・キャリー、「目撃」のエド・ハリス、「コンゴ」のローラ・リニー、「サバイビング・ピカソ」のナターシャ・マケルホーン、「コップランド」のノア・エメリッヒほか。98年キネマ旬報ベスト・テン第3位。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

周りを海で囲まれた平和な離れ小島の町シーヘブン。保険のセールスマン、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は看護婦でしっかり者の妻メリル(ローラ・リニー)や親友のマーロン(ノア・エメリッヒ)とともに平凡な毎日を送っている。ボート事故で父親を亡くした彼は水恐怖症で島から出たことはなかったが、大学時代に出会った忘れられない女性、ローレン(ナターシャ・マケルホーン)に会うためフィジー島へ行くというささやかな夢があった。ある日、トゥルーマンは、いつもと違う行動を取るとまわりの様子が落ち着かなくなることを発見。不安と疑問がつのり、妻のメリルに怒りをぶつけた末、メリルは家を出て行ってしまう。トゥルーマンは意を決し、地下室で寝ているふりをして海にボートで漕ぎ出して行く。実はトゥルーマンの家族や同僚は俳優で、住む島全体がロケセット、通行人はエキストラという、虚構の世界に生きており、生涯のすべてをテレビ放送されていたのだ。ディレクターの指示で彼の人生はコントロールされてきた。ディレクターのクリストフ(エド・ハリス)と会話を交わし、本当の人生を歩みたいを訴えるトゥルーマン。だが、虚構の世界へ戻るよう説得するクリストフは、装置を使って嵐を起こす。荒れ狂う波をくぐりぬけた果てに、トゥルーマンは虚構の世界=ロケセットの終端部にたどり着く。そこには外への出口があった。クリストフの呼びかけを無視し、トゥルーマンは出口から出て行く。そしてテレビでその一部始終を見ていた観客たちはトゥルーマンの勇気に拍手を送るのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1998年12月上旬号

劇場公開映画批評:トゥルーマン・ショー

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1998年11月下旬号

特集 トゥルーマン・ショー:作品評

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1998年11月上旬号

COMING SOON【新作紹介】:トゥルーマン・ショー

1998年9月下旬号

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2024/03/27

2024/03/27

-点

テレビ 
字幕


プルート! ダルメシアン

ネタバレ

だんだん トゥルーマンが愛おしくなる
どんどん ジム・キャリーを好きになる
7才からの友情は きっと本物やと思う

2024/02/27

2024/02/27

-点

テレビ/無料放送/BS松竹東急 
字幕


テレビで録画して観ました、

ネタバレ

ジム・キャリー主演、生まれた時からテレビ中継されて、本人に知られてないが、大人になるにつれ、おかしいと気づきはじめる、この頃はジム・キャリーが輝いていた、何で映画に出なくなったか、真実が知りたいです。

2024/02/09

2024/02/09

-点

VOD 


そう、固唾をのんで見守った

外の人達とはちょっと違う気分だった。みんなやって欲しかったと思ってたんだなあ。
この世界だけで自分なら終わるかもなあと感じたりした。

2023/07/08

2023/07/08

79点

VOD/Hulu/購入/テレビ 
字幕


ジム・キャリーが素晴らしい!

普通に考えたらありえないことなんだけど、上手に映画的なウソをついて成り立たせていると思います。コミカルな演出の面白さと、徐々に核心に迫っていく脚本も良かったと思います。
そして何よりもコメディアンのジム・キャリーが素晴らしかったと思います。

2023/04/16

2023/04/16

87点

選択しない 


映画が作り出す奇跡の世界

ネタバレ

セブチのカムバックトレーサーが
トゥルーマンショーのオマージュだと言うことでみました。

それでなくても、なぜ私は見ていなかったんだ!
こんな凄い作品を。

映画の世界というのが本当に凄いなと思った。
あながち、あり得ない世界でもないしね。

Fight My Lifeだ!

2023/02/25

2023/03/06

75点

選択しない 


世界の真実とは??

ネタバレ

 なんとも暗喩に満ちたSFドラマとしても有名。ある個人の一生をTVショーとして演出する番組なんていかにもSFらしい設定だけれどあまりSF感を感じさせないところが逆に良かったのかもしれない。
日常に潜む謎に気づいたトゥルーマン(ジム・キャリー)が真実を求めて旅立つ姿に観客が共感してしまうのも、トゥルーマンに自分を同化させて観るからだろう。トゥルーマンは我々自身のことなのかもしれない・・という気づきを喚起するようなシナリオ。
 では番組のプロデューサー、クリストフ(エド・ハリス)はいったい何者なのかと言えば、それはもう神とか権力者という存在となろう。彼によって指図され動いている俳優たちはみな神の使いとか独裁者の下僕にあたろうか。
 あるいはテレビという機械(媒体)にがんじがらめにされている人類の滑稽さを皮肉った映画とも取れる。多様な解釈を許すこのユニークな設定がすべての映画だ。その後の「マトリックス」などにも共振する実はハードなSF映画なのかもしれない。