未来少年コナン 特別編 巨大機ギガントの復活

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未来少年コナン 特別編 巨大機ギガントの復活

レビューの数

2

平均評点

69.5(38人)

観たひと

79

観たいひと

7

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / SF / アクション
製作国 日本
製作年 1984
公開年月日 1984/3/11
上映時間 47分
製作会社 日本アニメーション
配給 松竹
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「風の谷のナウシカ」「名探偵ホームズ」の宮崎駿が演出した旧作VTVアニメ。同シリーズの中でも特に人気の高い「インダストリアの最後」「ギガント」「大団円」を再編集したダイジェスト版。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1984年5月上旬号

日本映画批評:未来少年コナン・特別篇

2021/02/20

2021/02/20

70点

VOD/NETFLIX/レンタル/スマホ 


何もかもが中途半端

ネタバレ

テレビシリーズ後半の総集編的な内容。劇場版とつなげて観たらテレビ版全体の総集編としてやっと観れるような感じだ。しかし、どちらにしても中途半端。結局この特別編もテレビ版のラストを出し切ってなく途中で終わらしている。エンドは博士がどうなるかというところばかりに焦点が当たっていて、歯がゆい思いである。宮崎駿はこんなことしたくなかったはずだ。その証拠にシークレットに彼の名前は入っていない。
劇場版よりかは話が面白い部分の抽出だったので評価点は若干高くしているが、満足してつけた点では決してない。

2015/07/04

50点

選択しない 


劇場版の続編はグリコのおまけのような悩ましさ

 1978年4月~10月に放映されたTVシリーズ全26話から、24~26話の空中戦を中心に編集したもので、劇場版『未来少年コナン』の続編。アレグサンダー・ケイのSF児童小説""The Incredible Tide""(途方もない潮流、邦題:残された人びと)が原作。
 全体に面白味を欠く劇場版『未来少年コナン』に比べ、47分とコンパクトになって、巨大飛行機ギガントの空中シーンを見せ場にしている。
 前作でインダトリアを滅ぼしたかに見えたが、地下に潜っていたインダストリアのレプカが空中要塞ギガントを発進させ、世界征服を狙うという筋立てで、それを阻止するコナンとその仲間の戦いが中心。
 話のテンポもよく、まとまってはいるが、『超人ロック』との併映作品で、前作で画竜点睛を欠いた睛の部分だけを作品にしたもので、尺的にもオマケ感は拭えない。
 ほとんどが空中シーンなのでエピソードとしては楽しめるが、演出的には前作で使用されたアクションシーンのほうが斬新。ドラマをとれば本作、映像をとれば前作という、グリコのおまけのような悩ましい構成になっている。