ゴジラVSメカゴジラ

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ゴジラVSメカゴジラ

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レビューの数

37

平均評点

64.0(204人)

観たひと

358

観たいひと

8

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / アクション
製作国 日本
製作年 1993
公開年月日 1993/12/11
上映時間 107分
製作会社 東宝映画作品
配給 東宝
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督大河原孝夫 
特技監督川北紘一 
脚本三村渉 
製作田中友幸 
プロデューサー富山省吾 
デザインワークス吉田穣 
西川伸司 
青井邦夫 
破李拳竜 
出渕裕 
村上克司 
安井尚志 
杉田篤彦 
宮田英実 
撮影関口芳則 
特技撮影江口憲一 
美術酒井賢 
特技美術大澤哲三 
組付小笠原禎 
装飾多胡啓一 
遠藤雄一郎 
北村陽一 
電飾稲垣秀男 
河原正高 
大道具川口茂 
音楽監督伊福部昭 
音楽プロデューサー岩瀬政雄 
録音宮内一男 
調音多良政司 
音響効果佐々木英世 
照明望月英樹 
特技照明斉藤薫 
編集米田美保 
ネガ編集大坪隆介 
衣裳斉藤育子 
衣裳コーディネイト出川淳子 
ヘアーメイク下鍋良江 
米山勝郎 
音楽エンジニア大野映彦 
俳優係小島文夫 
製作担当者前田光治 
金澤清美 
助監督三好邦夫 
特技助監督鈴木健二 
記録石山久美子 
スチール工藤勝彦 
特技スチール中尾孝 
特殊操演鳴海聡 
渡邊俊隆 
船橋誠 
特技撮影大根田俊光 
特殊効果渡辺忠昭 
操演鈴木豊 
特技製作担当者小島太郎 
特技協力撮影桜井景一 
特技照明機材棚網恒夫 
特技装置野村安雄 
特技組付鴨志田平造 
特技背景小島耕司 
特技記録黒河由美 
特技編集東島左枝 
特技ネガ編集大朝和代 
オプチカルエフェクト木下良仁 
岸本義幸 
松浦正春 
山路宏武 
吉村好雄 
米木美明 
安田芳郎 
佐藤高典 
佐藤元 
フォトグラフィックエフェクト藤下忠男 
泉谷修 
内田剛史 
エフェクトアニメーション吉沢一久 
飯塚定雄 
橋本満明 
西山明宏 
川端孝 
山本英文 
進藤智子 
渡辺義治 
田中貴志 
丹羽学 
マットペインター木村俊幸 
ビデオエフェクト荻原賢治 
オプチカルスーパーバイザー小川利弘 
小野寺浩 
大屋哲男 
CGプロデューサー内海邦男 
清野一道 
大舘隆司 
CGアーティスト船江世志保 
鈴木敬 
荒木史生 
檜皮勝久 
鈴木忍 
井部栄仁 
鈴木馨 
小川幸代 
高橋俊也 
造型チーフ小林知己 
造型佐藤保 
若狭新一 
三上隆男 
ガルーダデザイン・製作小川正晴 
造型助手天木雅和 
擬斗宇仁貫三 
照明機材山崎惣一郎 
特殊機械三輪野勇 
鹿山和男 
宣伝担当堀内實三 
宣伝渉外鈴木律子 
宣伝ポスターイラスト生頼範義 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演高嶋政宏 青木一馬
佐野量子 五条梓
小高恵美 三枝未希
原田大二郎 佐々木拓也
宮川一朗太 曽根崎淳
中尾彬 麻生司令官
佐原健二 瀬川長官
高島忠夫 細野所長
ラサール石井 桂木邦雄
川津祐介 大前博士

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

人類の科学の粋を集めて作られた最終兵器メカゴシラと、ゴジラの闘いを描く、ゴジラ生誕四十周年、シリーズ二十本記念作。監督は「ゴジラVSモスラ」の大河原孝夫。製作はゴジラ・シリーズの全作品を手掛けている田中友幸。プロデューサーは「ゴジラVSビオランテ」から四作連続で担当する富山省吾。脚本は「リトル・シンドバッド 小さな冒険者たち」の三村渉。音楽はゴジラ音楽の生みの親・伊福部昭。特撮監督は「ゴジラVSモスラ」の川北紘一が担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

一九九二年、筑波の国連G(ゴジラ)対策センターで、対ゴジラ用最終兵器“メカゴジラ”が開発された。その前身である試作機“ガルーダ”の開発チームにいた青木一馬は、精鋭部隊Gに出向させられメカゴジラの操縦を習得すべく厳しい訓練を受けていた。一方、使用済み核燃料の廃棄場であるベーリング海の島に赴いた調査隊が、巨大な巣と、翼竜のものと思われる孵化前の卵を発見する。彼らは放射能によって巨大化した翼竜・ラドンに襲われるが、海中から現われたゴジラによって、ラドンは倒された。卵は京都の国立生命科学研究所に運ばれ研究が開始される。そしてそれが六五〇〇万年前のものであること、その時の心理状況で変色し、研究所員・五条梓が近くにいると安静状態を示すことがわかった。卵の表面に付着していた太古の植物が“音楽”を発していることに気づいたGの超能力者三枝未希は、その音楽をテレパシーによって卵に伝える。すると突然卵は孵化を始めた。誕生したのは翼竜ではなく、ゴジラザウルスの赤子“ベビーゴジラ”であった。ゴジラは自分が産み落した卵を、ラドンの巣に託卵していたのだ。その頃、伊勢湾にゴジラが出現し、四日市に上陸。Gはメカゴジラで迎え撃つが、想像を絶するゴジラのパワーによって、機能停止に陥る。京都へ向かったゴジラはベビーゴジラを捜すが、ベビーは細胞保存室に隔離されており見つからず、ゴジラは大阪湾へと去っていく。ベビーは筑波の国連Gセンターへ移送され、梓が付き添うことになる。Gセンター作戦会議は梓の反対を無視して、ベビーをおとりにゴジラをおびき出す作戦を決行する。だが蘇ったラドンが突如飛来、ベビーと梓の乗った輸送途中のコンテナを奪い、幕張のベイエリアへと向かった。修理を終えたメカゴジラが幕張に到着し、激しい交戦の末、ラドンを倒してコンテナを取り戻す。が今度はそこへゴジラが出現、一馬は秘かに改良していたガルーダに乗り込み幕張へ。ゴジラは、ガルーダと合体しバージョン・アップした“スーパー・メカゴジラ”によって、致命的な打撃を受けるが、三度蘇ったラドンの力でもとに戻る。Gがベビーをゴジラに返すと、ゴジラは破壊を止め、ベビーを連れて海へと去っていった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1994年2月下旬決算特別号

日本映画紹介:ゴジラvsメカゴジラ

1994年2月上旬号

グラビア 《Talky Talk(News)》 :ゴジラvsメカゴジラ封切

日本映画批評:ゴジラvsメカゴジラ

1993年11月上旬号

サントラ・ハウス:「ゴジラvsメカゴジラ」音楽レポート

1993年7月上旬号 夏の特別号

グラビア《Talky talk》:ゴジラvsメカゴジラ

2023/12/01

2023/12/02

60点

レンタル/沖縄県/ゲオ/ゲオ与那原店/DVD 


ミニラはどこへ?

この作品からGフォースが設定されて昭和の時代のように超兵器が登場するようになった。巨大ロボットアニメの影響だろうなあと思う。メカゴジラも人間が中に入って操縦するのだから、恐らくそうなのだろう。それとも戦隊ものなのか。ともあれ怪獣ブームが下火になり、代わりに巨大ロボットアニメが登場して、本作でもってぐるっと回って元通りなのか。

本作ではベビーゴジラが登場して、ミニラはなかったことにしている。不憫な奴だな、ミニラ。しかし、この着ぐるみ、もう少しなんとかならなかったのか。生物感、まるでなし。これじゃCGの方が良かった。このベビーと生命科学研究所の所員・五条梓(佐野量子)と心を通い合わせるという子供向きの設定もある。回を重ねると、平成シリーズも子供の観客を意識しなければならないのはまあ仕方ないと思うしかないか。

平成ゴジラシリーズは当初はこの作品で打ち止めにするつもりが結局続くことになったが、昭和シリーズの最後に出たメカゴジラの再登場は、最終作という意識をしていたのか。このメカゴジラはGフォースが持っている超兵器という設定になっていて、流線形のフォルムに変わった。おかげで顔つきが犬みたいになってしまった。

と不満はあるものの、こちらが思っていた以上に特撮場面が多くて、もうストーリーなんかどうでもいいという気分になる。


2023/01/15

2023/01/17

70点

テレビ/有料放送/ムービープラス 


流線型メカゴジラ登場

前作のメカゴジラがブリキの鉄板製のようなデザイン(ホメてます)に対して、今回は流線型にモデルチェンジされた。これは、クルマや電車のデザインと同じように時代を反映していると考えればいいのだろうな。前作(VSモスラ)での何か観終えた後に残るモヤモヤ感が今回無かったのは、幕張でのド派手なバトルシーンと何と言っても伊福部昭の音楽である。特にメインタイトルはゴジラシリーズの中でもベストの1曲だ。ベビーゴジラについては目をつむることにしたい。(録画鑑賞)

2022/05/13

2022/05/14

65点

購入/DVD 


ラドンの卵、やけに小さいと思ったら・・・。

大河原孝夫 監督による、特撮・ゴジラ退治・対策ロボ・バトル。
🦖🤖・・・🐦🥚🚁・・・🏬🏣💥🦖🏤🏥・・・🌅
1992年、Gフォース(ゴジラ対策センター)は、ロボット兵器メカゴジラを開発中・・・。

(本作には巨大化する前のゴジラザウルスなるものが登場する。
が、本作から4年後、アメリカで発掘された恐竜(骨)に、ゴジラサウルスと名付けられた・・・。発掘した日本生まれの生物学者はよほど、ゴジラファンだったようです・・・。)

2022/05/04

2022/05/04

73点

VOD/Hulu/購入/テレビ 
字幕


問題作

ネタバレ

ゴジラを倒すことが、必ずしも正義ではないということが分かってしまった作品。
結構な問題作だとは思いますが、可愛いベビーゴジラや合体するメカゴジラなど、子どもが楽しめるようなエンターテイメントに仕上げていたことは間違いありません。
ただ、ラドンの存在や、メガゴジラがゴジラに負けた理由など、人間の側の問題を明確に浮かび上がらせたように思えます。
この先は、どうなるのでしょう?

2021/07/13

42点

選択しない 


このメカゴジラのデザインが1番好き

ストーリー 7
映像 7
演技 8
また見たい度 10
その他 10

計42

2021/07/06

2021/07/07

-点

VOD/NETFLIX 
字幕


残念な映画

ネタバレ

ハリウッド版新作ゴジラシリーズ公開に合わせて、過去作品の一部を見直す過程で鑑賞した。爆撃シーンなど、ゴジラが登場するシーンが絵になるほか、いくつかのシーンは見ごたえはあるのだが、いかにもシナリオが弱く、全体の構成が散漫になっていてドラマとして見る価値はまるでない。

例えば、1974年の『ゴジラ対メカゴジラ』には”沖縄”というテーマがあった。沖縄返還から海洋博に至るまでの社会を背景に”宇宙人”という一見荒唐無稽な存在を落としながら、地方都市の都市化と自然環境が破壊される懸念を見事に捉えていたと思う。要するに社会性があったというとだ。

作られる映画が全て社会性があるものであるべきだ、というわけではないが、いかにも二匹目のどじょうを狙う映画会社の露骨な拝金主義的な意識が強く示されていて不愉快になる。

高島忠夫さんがかつてこのシリーズに出演された『キングコング対ゴジラ』は正直言えば愚作の類である。しかしそれでも人間社会の愚かな欲望などに対する皮肉が描かれていてそれなりの価値を生み出している。

今回のこの映画は、娯楽性という意味ではそれなりに迫力はあるものの、ドラマとしての面があまりにも弱く、見ていても面白くない。残念な作品だ。