紅の豚

くれないのぶた|----|----

紅の豚

amazon
レビューの数

108

平均評点

78.9(1261人)

観たひと

2464

観たいひと

59

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / ファンタジー / アクション
製作国 日本
製作年 1992
公開年月日 1992/7/18
上映時間 93分
製作会社 徳間書店=日本航空=日本テレビ放送網=スタジオジブリ提携(製作…スタジオジブリ)
配給 東宝
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督宮崎駿 
脚本宮崎駿 
原作宮崎駿 
企画山下辰巳 
尾形英夫 
製作徳間康快 
利光松男 
佐々木芳雄 
プロデューサー鈴木敏夫 
作画監督賀川愛 
河口俊夫 
撮影奥井敦 
美術久村佳津 
音楽久石譲 
主題歌加藤登紀子 
録音浅梨なおこ 
編集瀬山武司 
ハーモニー高屋法子 
色彩設計立山照代 
木村郁代 
宣伝プロデューサー徳山雅也 
宣伝大野浩 
動画チェック舘野仁美 
中込利恵 
藤村理枝 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)森山周一郎 〔声〕ポルコ・ロッソ
加藤登紀子 〔声〕マダム・ジーナ
岡村明美 〔声〕フィオ・ピッコロ
大塚明夫 〔声〕ドナルド・カーチス
関弘子 〔声〕バアチャン
桂三枝 〔声〕ピッコロおやじ
上條恒彦 〔声〕マンマユート・ボス

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

20年代のイタリアを舞台に、豚に変身してしまった飛行機乗りの夢とロマンを描いたアニメ。原作・脚本・監督は「魔女の宅急便」の宮崎駿。作画監督は賀川愛と河口俊夫が共同でそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

第一次大戦時、イタリア空軍のエース・パイロットだったポルコ・ロッソ。彼はある事がもとで自分に魔法をかけ、豚に姿を変えた。今ではアドリア海にはびこる空賊を捕らえる賞金稼ぎ。その彼を煙たがる空賊達はポルコを倒すため、アメリカのパイロット、ドナルド・カーチスを雇い入れた。腕はやたら立つくせに、どこか陽気で女に惚れっぽい気のいい奴だ。彼は、エンジンの不調に手を焼くポルコを待ち伏せて、まんまと撃墜に成功する。ポルコのかつての飛行機仲間であり、今はホテル・アドリアーノのマダムであるジーナに一目惚れしていたカーチスは、ポルコがいない間に彼女に言い寄るが、私には待っている人がいると、あっさりかわされてしまう。ポルコは壊れた愛機を馴染みの修理工場ピッコロ社へと運び込む。そこで出会うピッコロの孫娘・フィオ。艇の設計改造をやるという彼女に、ポルコは一旦は憤慨するものの、熱意に満ちた彼女に負けて全てを任せてしまう。快活で屈託のない彼女の姿がポルコには新鮮に映った。そして完成したポルコ艇は想像通り完璧だった。やがてフィオはポルコ艇に乗り込み、彼と行動をともにする。蘇った艇を操り、ようやくアジトに戻ったポルコたちを待ち受けていたのは、例の空賊どもだった。地上でポルコを襲う彼らの卑劣さにフィオは激怒し、彼らにポルコ対カーチスの再試合を迫る。そこへ颯爽と登場するカーチス。高飛車に出ようと格好をつけるカーチスだったが、フィオを見るなり再び一目惚れ。彼女を賭けるという条件で話に乗ってしまう。決闘の前夜、ポルコはフィオにせがまれるままに、第一次大戦での体験を語った。そして遂にやって来た決闘当日、大勢の空賊やフィオに見守られながら大空中戦を繰り広げるポルコとカーチス。果ては2人の殴り合いとなりポルコはカーチスを倒すのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1992年8月下旬号

日本映画批評:紅の豚

1992年7月下旬号

特別企画 紅の豚:宮崎駿監督 インタビュー

特別企画 紅の豚:世界に羽ばたく宮崎アニメの世界

特別企画 紅の豚:宮崎駿のすぐれた飛翔感覚

特別企画 紅の豚:日本航空文化事業センタービデオ部長堀米次雄氏にきく

特別企画 紅の豚:加藤登紀子 インタビュー

特別企画 紅の豚:宮崎駿 フィルモグラフィー

グラビア《Coming Attractions》(新作紹介):紅の豚

日本映画紹介:紅の豚

1992年4月上旬春の特別号

特集 紅の豚:ちょっと早目の作品研究と宮崎駿ロング・インタビュー

2025/05/11

2025/05/11

78点

VOD/U-NEXT 

・ポルコロッソの渋さとかっこよさ、空賊をはじめとする戦闘機乗りのロマン、ダンディズムがあふれる作品 戦中のイタリアの世界観に酔いしれる
・空賊を対峙する冒頭、ジーナを中心とする酒場のシーン、カーチスとの因縁、新しい戦闘機の作成とフィオとの関係、最後のカーチスとの闘い 一貫するロマンとダンディズムの中で、まっすぐ進む物語が心地よい
・アニメのポップな世界観の中で空中戦は迫力ある 多数の飛行機が同時に入り乱れえるシーンはゲームの「エースコンバット」のようでかっこよい
・相変わらず宮崎アニメの女性は魅力的 整備士で若いフィオは王道の女性像 一方のジーナの色気あふれる存在も印象的

・あえて描かないブタになった理由とその後のポロコ すっきりしたい自分がある
 

2025/05/09

2025/05/11

83点

テレビ/無料放送/日本テレビ 

「風立ちぬ」が似てる。
こっちが先なので。同僚や敵のパイロット達が死んで飛行機ごと空へ昇るシーンとか、飛行艇の設計や運転技術が詳細でオタクっぽいところとか、第二次大戦直前の不穏なイタリアの雰囲気とか。駿は飛行機とか翼のある物とか飛ぶ物がとにかく好きだよね。メーヴェもそうだし、ラピュタも。そして、美しい飛行艇が沢山。ピッコロ社製の軽薄な赤、ロイヤルブルーのカーチス、マンマユートの迷彩柄ジーナの白い私艇など。アドリア海の青い海と空を自在に駆け巡るのを見ているだけでも楽しい。
昔は、ポルコがどうして豚なのか、ジーナはどうして3回も結婚したのか、フィオはポルコが好きなのかどうか、そういうことを気にしてた。でも今はそういうことより、喧嘩口上の鮮やかさに感動する。マンマユートの団長に啖呵をきったフィオ、ピッコロおやじに言い込められるマルコ、カーチスとマルコの掛け合い、カーチスを颯爽とかわすジーナ。どのキャラクターも信条と覚悟を持っていてかっこいい。

2025/05/10

2025/05/11

77点

テレビ/無料放送/日本テレビ 


敵対関係が仲良し

金曜ロードショーの録画で、何気に観た。

この映画、どうやら自分はちゃんと観たことがなかったようだ。

宮崎駿の空飛ぶシリーズ(〜宅急便)はやっぱり良い。
ディティールにこだわった絵作りは美しいし、セリフもいちいち気が利いている。
ヒロインもどこか共通していて、フィオ嬢もかなり魅力的。
徹夜明けの設計図や水路を飛び立つシーンはアガる。

物語上の敵対関係が仲良しに見える演出も楽しい。
殺し合いの戦争要素をうまく避けながら、浪漫的な要素を中心に組み上げるエンタメ演出は感心する。

2025/05/10

2025/05/10

87点

テレビ/無料放送/読売 テレビ 


また観た

登場人物がすべて魅力的。
特に男たちは子供心を持ち続けている大人たち。フィオとジーナは対照的に見えるが実は同じハートを持っている魅力的な女性。

2025/05/09

2025/05/10

-点

テレビ/無料放送/日本テレビ 


マダム・ジーナ!

ネタバレ

スイミングクラブの女の子さん15人可愛い
森山周一郎さん最高! ジーナのお庭すてき
『さくらんぼの実る頃』 『時には昔の話を』

2025/04/17

-点

選択しない 


バカな男たち

初めてちゃんと鑑賞

真っ直ぐでキラキラのフィオの魅力
ウルスラ、ナウシカ、雫、キキ...
ジブリの女の子全員に通じる

最後の戦いのシーンが最高と聞いていたけど、
声出してガハガハ笑えるくらい面白かった
誰も憎めないキャラで、マンマユートなんか特に
「ママこわい」
「ママ、助けて」
ジブリショップの看板背負ってるのがいじらしい