ますらを派出夫会 男なりゃこそ

ますらをはしゅつふかいおとこなりゃこそ|----|----

ますらを派出夫会 男なりゃこそ

レビューの数

0

平均評点

69.0(2人)

観たひと

4

観たいひと

3

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/5/22
上映時間 57分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
カラー モノクロ/スタンダ-ド
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督小田基義 
脚本新井一 
原作秋好馨 
製作山本紫朗 
撮影西前弘 
美術近藤司 
音楽広瀬健次郎 
録音中川浩一 
照明丹羽淳 
編集庵原周一 
助監督岡謙造 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演柳家金語楼 亀山寅造
清川虹子 村崎式子
小原新二 式子の若木つばめ
石浜裕次郎 山崎鍵
環三千世 鍵の妻密子
美吉佐久子 岸英子(女流画家)
海老江寛 伊藤七右衛門
吉川雅恵 七右衛門の妻兼子
桜井園子 七右衛門の娘幸子
川上健太郎 幸子の恋人耕助
有島一郎 相田勝太(ペテン師)
横山エンタツ 遠藤派出夫
三木のり平 五ッ木派出夫
E・H・エリック マスラー派出夫
ダイマル 大助派出夫
ラケット 卓三派出夫
北見礼子 女中お勢
瀬川恭助 牧師
水原節子 岸英子友人A
三鷹恵子 岸英子友人B
時雨乙和 岸英子友人C

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「ますらを派出夫会 粉骨砕身す」の続篇。スタッフは前作同様、キャストも殆んど同じ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ますらを派出夫会では、きょうも会長村崎女史の演説に引続きレッスンの真最中。折から山崎家より註文の電話。第一陣、大助、卓三の二人組が選ばれ早速出かけた。ところが山崎家は新婚半年目で、ベタツキ夫婦、鍵と密子はイチャツキ通し。あてられた大助と卓三は深夜、ヤケクソで一杯飲み始めたが果ては大騒ぎ、忽ち戻されてしまった。次の電話は、女流画家、岸英子女史から。遠藤派出夫が参上したがM過剰の岸女史にあおられて意気消沈。その夜おこなわれた女史のパーティの支度をさせられた遠藤は、急に芸術的意欲が湧いてきたと称する女史たちに裸にされ、ほうほうの態で逃げ帰った。三番目に、船場に店を持つ伊藤家へ五ツ木派出夫が派遣された。伊藤家の一人娘幸子には耕助という恋人がいたが、今度、東京の紙問屋の若旦那と自称する相田勝太を婿に迎えることになったので彼女は沈み込んでいる。きょうも相田がきて伊藤家の主、七右衛門夫婦を相手に、モナコで一億ドルの大バクチをしたとか、新婚旅行は世界一周だとか勝手なことを喋っている。むしゃくしゃした五ツ木は相田の靴の中に火をつけ、あっさりクビとなった。五ッ木のリリーフとして亀山派出夫が派遣されたが彼の働きは名誉挽回という意味で立派なもの。ある日幸子の沈んだ様子を見て、何か役に立つことがあればと慰めた。ところが、その日も伊藤家に現れた相田の顔を見て亀山は、ハッとした。思い出せぬまま相田と幸子の結婚式の日を迎えたが、そのとき相田が結婚詐欺の男だと分った。幸子は無事、耕助と結婚することができた。式場には亀山も参列したが、意外にも“ますらを”の制服を着た相田が神妙な顔付きで参列していた。

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1957年7月下旬号

日本映画批評:ますらを派出夫会 男なりゃこそ