宇津見は高級車に乗った謎の女の依頼でアルバイト気分で引き受けた仕事は麻薬の運搬でした。
バイト仲間と巻き込まれ、時・所を変えて次々と襲撃を受け、ひたすら逃げ回るだけの宇津見たちは、一人また一人と倒されていきます。
襲うのは無論秘密の漏れるのを恐れた麻薬組織の仕業です。
この手のストーリーは、シンプルなほうが観る側は入りこみやすいですが、バックに外国の秘密組織が絡んでいて、目的達成のため外人らしく非情な手段にうって出るという、余計な描写が加わった事で、アクション映画の陥るスピード感が失われるという悪いパターンが本作でも出てしまいました。
余談ですが「殺される」を「けされる」と読ませるのはひどすぎると思います。当時の小学生の目にもポスターは映ったでしょうに、変換もされないようでは困りせます。