1954年の自衛隊発足当初より米国から貸与を受けたF-86Fセイバーと共に、本作でもっぱら使われた、航空自衛隊新田原基地所属の練習機『 T-33A シューティングスター』に乗機した教官の北川と教習生の高井の二人は計器飛行訓練中行方不明になります。
空自、海自に加えて海上保安庁に米軍と協力しての大捜索網がひかれるが、事故後2日間の捜索では何の手がかりも得ることが出来ませんでした。
捜索打ち切りの可能性も浮上しますが、最後のチャンスと体制を再編して、3日目の捜索を開始します。
P-2V対潜哨戒機から漂流中のゴムボート2隻を次々と発見し、巡視船が回収し、基地に向かいます。
実話がベースの作品ですが、世が世なれば旧軍全面協力の国策映画として公開される映画です。それ以上のものは皆無です。