好機逸すべからず(Now or Never)(1921)
ネタバレ
監督ーハル・ローチ、フレッド・ニューメイヤー 脚本ーサム・テイラー
出演ーハロルド・ロイド
運転を誤ってある家の壁を車ごとぶち抜いて、その家の者と思われる男に金を渡すとサーっと消えて行き、別の男が来て胸ぐらをつかまれ、あいつに渡したロイドが指さすと男は一目散に逃げ出して、別の男から逃げ出したロイドは列車のしたにもぐりこんだ男を見つけ金を取り戻そうと追いかけるが、金を取り戻したのも束の間、金が飛んでゆく。
気落ちしていると、知り合いの女に会い娘を預けられる。その女は列車に乗ったため、ロイドも娘を抱えて列車に乗るが、切符を持ってないために車掌と追いかけっこになり、何とか逃げ切って、女に娘を引きわたす。車掌に問われて、切符が一枚しかなく幼い少女を列車から降ろして、車掌がオロオロしているとロイドは必死で通路を走り、最後尾からボケっと立っている娘をキャッチするのが可笑しく、挙句に列車の屋根の上に乗り、一安心かと思いきや、トンネルが来て、ギリギリのところで走って最後に倒れてトンネルをくぐり、出てくると顔が真っ黒になっているのがお約束だった。
アテネ・フランセの「映画の授業」で目にする。