ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショー「THE ある女子高校医の記録」にて観賞。
物語は、新宿で売春をしようとしたある女子高校生が警察につかまり、尋問をうけてる最中に太ももの入れ墨を見せて逃げるところから始まり、学校側の調査で4人の女生徒が疑わしいとみて、校長は校医に調査を命じ、思わぬ実態が明らかになり、意外な目的も明るみになるというもの。
本作のみどころは、大映5人娘のうち津山由起子を除いた4人の深夜バイトで見せ場を作っている。とりわけ、南美川洋子のゴーゴーダンス対決や渥美マリのヌードモデルが出色。
今回の校医役は福田豊土だが、キャリアが豊富な分ルックスは…という感が否めない。
さらに、前作よりも脇役がくせもの揃いであろう。
金子信雄・藤村有弘・藤木孝・大泉滉etcといった配役からも前作以上に面白く感じた。
他は前作にも出ていたGSザ・レンジャーズのヴォーカル・宮城ひろしが八代順子の幼なじみ役で結構おいしい所を持っていくし、津山由起子の代わりに福原真理子が重要な役どころで存在感を現している。
それに、渥美マリが本作で初めてセミヌードを披露しており(ポスターではパンティー一丁だが、本編は上半身裸)、これが彼女のセクシーなイメージを生み出すきっかけになったのでは?と思っている。
ま、この作品は笑えるシーンやつっこみ所が前作以上に満載なので、結構楽しめる映画に仕上がっていると思う。