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すなのかおり|The Night of the Seagull|----
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62.5点(15人)
21
基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる
キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる
解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる
川口松太郎の原作『人魚』を、馬嶋満と「リオの若大将」の岩内克己が共同で脚色し、岩内克己が監督した。撮影は「首」の中井朝一。
あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる
敦はある大学の水泳部で活躍したことがあったが、今は肋膜を患い、鶴沼海岸近くの自宅で静養していた。身体もすっかり回復し、無為の毎日を送っている敦は、夏の夜明けの海岸で若い女と知り会った。敦は彼女の顔に、不安と動揺がかげのようにつきまとっているのを見て、惹かれるものをかんじた。それから問もなく、水泳部の仲間だった橋本たちが敦の家に遊びに来た。橋本は、その女がかつて同じ大学の水泳部におり短距離界のホープだった水沢亜紀子だと言う。敦は亜紀子と交際するようになった。だが、彼女が何者なのか皆目分らなかった。二人は砂浜で戯れ、海で泳いだが敦はひたむきに彼女を愛するようになっていた。一方、彼女の方はそんな敦に夏だけの交際だと言う。敦は亜紀子が、本当に心をひらいて語ることがないのに気づいていた。だから、初めての情事の夜も敦はみじめさに打ちのめされる思いを味わねばならなかったのだ。ある日、敦は亜紀子に金持ちの外国人の夫がいることを知った。敦に亜紀子の別の秘密を話したのは橋本だった。亜紀子は目下、夫の愛人を殺した容疑で裁判中だったのだ。彼女は自分を愛してくれているとばかり思い込んでいた夫に愛人がいたことから、男と女の愛を信じられなくなっていた。しかし、敦のひたむきな愛を受入れたために、燃えあがってしまった本能の炎を消そうとして苦しまねばならなかった。台風の訪れたある夜、敦と亜紀子は海浜のホテルで一夜を過した。そしてそれが二人の最後の夜だった。間もなく裁判が行なわれ、亜紀子は無罪の判決を受けた。法廷の外で待っていた敦は、自分を見向きもせず、初秋の街に消えていった亜紀子を、茫然と見送るばかりだった。
キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる
日本映画批評:砂の香り
スタッフ特写:「砂の香り」の岩内組
特別グラビア:砂の香り
シナリオ:砂の香り
日本映画紹介:砂の香り
レビュー 登録の新しい順 登録の古い順 レビュータイトルの50音順 評価点の高い順 評価点の低い順
鑑賞日 2021/07/25
登録日 2021/07/25
評点 -点
鑑賞方法 映画館/東京都/ラピュタ阿佐ヶ谷
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Like 0
Comment 0
『砂の香り』。湘南海岸が舞台。江ノ電の併用軌道だけは写る。真夏の湘南海岸が舞台だけど暗い話。病気療養中らしいがブラブラしてる主人公(中山仁)に反感を抱いてしまう。亜紀子(浜美枝)は元水泳選手という設定だが泳ぎが専門家らしくない。平泳ぎが煽り足。亜紀子の家は藤沢市鵠沼松が岡。
鑑賞日 2016/06/04
登録日 2016/06/05
評点 50点
鑑賞方法 映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷
ある意味の記録映画
Like 1
浜美枝の魅力あっての映画。 水着にヌードシーンと、女優さんは自分のベストタイミングでその美しさを後世に残すという役目があるのではないか。その意味での本作品の意義は充分にある。 映画自体の出来が良ければさらに申し分ないが、多くは望めないのでこれで充分であろう。
鑑賞日 1968/11/05
登録日 2012/10/30
評点 66点
鑑賞方法 映画館/東京都
能面を使った効果は
海辺に映える人魚のような浜美枝がとても印象的だった。芸術祭参加作品とはいっても、いかにも芸術的らしく作為するのはどうかと思う。でも、能面を使った効果は失敗とは言えないかもしれない。(1968/11/05:浅草にて:19歳の映画日記より転載)
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鑑賞記録
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