命しらずのろくでなし

いのちしらずのろくでなし|----|----

命しらずのろくでなし

レビューの数

2

平均評点

61.3(6人)

観たひと

7

観たいひと

2

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/6/23
上映時間 87分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
カラー シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督江崎実生 
脚本若井基成 
林弘明 
企画高木雅行 
撮影高村倉太郎 
美術千葉一彦 
音楽伊部晴美 
録音沼倉範夫 
照明藤林甲 
編集辻井正則 
スチル斎藤誠一 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演宍戸錠 竜巻丈次
弓恵子 郷万智子
小浜奈々子 千賀子
小高雅二 轟雷造
谷村昌彦 春風吹太
高品格 谷田
近藤宏 青島
土方弘 草加
平田大三郎 岡田
市村博 塚口
水川国也 殺される競輪選手
茂手木かすみ 百子
緒方葉子 トルコ娘
峰三平 レーシングカーの客A
松丘清司 レーシングカーの客B
加原武門 全国支店長代表A
山之辺潤一 全国支店長代表B
木島一郎 全国支店長代表C
島村謙次 全国支店長代表D
長弘 白バイの男
柳瀬志郎 銃砲店主
杉江弘 パイロット正木
糸賀靖雄 整備士三島
八代康二 洋装店マネージャー
久遠利三 ジュース工場の宣伝課員
高山千草 ジュース工場の女事務員
村上和也 ポン引
榎木兵衛 ポン引セリ人

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「現代悪党仁義」の若井基成と「腰抜けガン・ファイター」の林弘明が共同でシナリオを執筆、「河内ぞろ あばれ凧」の江崎実生が監督した“ろくでなし”シリーズ。撮影は「男の紋章 喧嘩街道」の高村倉太郎。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

日本を代表する三大ギャンブルの関係者が白昼何者かの手によって次々と殺されていった。たまりかねた協会は犯人逮捕の功労者に一千万円の賞金をかけた。これを聞いて喜んだのが、ろくでなしのジョーこと竜巻丈次だ。ちょうど博奕の借金もたまっていた矢先でもあり渡りに舟と早速犯人逮捕に乗りだした。丈次はこの事件のうらにはノミ屋のシンジケートがあるとにらみ、まず表むきは商事会社という看板をあげながら、影ではあくどい仕事に手をそめている轟商事に目をつけた。一方そんな丈次の動きをいち早く察知した轟は、幹部の一人で殺し道具作りの名人・草加に爆薬を仕込んだ腕時計を作らせた。これを情婦・万智子に持たせ色仕かけで丈次に渡そうというのだ。ところがいざという段になって、万智子は丈次の男性的魅力にすっかりまいってしまって、この計画はおじゃん。怒った轟は、こんどは草加に殺人ベッドを作らせ、踊子・千賀子に丈次を誘惑させた。が、この計画も轟を裏切った万智子の機転で丈次は危機を脱した。怒った轟は子分吹太に万智子暗殺を命じた。しかし万智子にホレている吹太には万智子を殺すことはできなかった。一方丈次は、競輪選手殺しの張本人・百子を追って、あの経営する銃砲店に乗りこんだものの、轟の罠に落ち、百子は殺され、丈次も捕われの身となった。が、これを助けたのは万智子だった。万智子が生きているのを知った体は再び吹太に丈次殺害を命じた。命がけの吹太は、、爆薬入り腕時計を丈次に渡した。一方丈次は万智子からシンジケートのありかを聞きだし、轟に迫った。高速道路上で丈次と轟の激しい追跡戦が始った。が、突然あの車は爆発してしまった。丈次が爆薬入りの時計を轟の車に落してきたのだ。せっかくの賞金を眼の前で逃した丈次は軽い舌うちを残すとまたどこへともなく去っていった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1965年6月下旬号

新作グラビア:命しらずのろくでなし

日本映画紹介:命しらずのろくでなし

1974/10/05

2014/08/25

61点

映画館/東京都 


ジョーに依存

本作は、ジョーだけに依存しており、ヒロインも悪役も小物ばかりであまりにも弱い。それでも面白くなったのはジーのコメディセンスのおかげ。

1972/09/23

2012/03/10

63点

映画館 


コメディの佳作

江崎は観るまで作品に完成度がわからない。本作は出来が良かった。錠と谷村の掛け合いが面白い。コメディの佳作である。