がんばれ!ベアーズ

がんばれべあーず|The Bad News Bears|The Bad News Bears

がんばれ!ベアーズ

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レビューの数

43

平均評点

74.0(308人)

観たひと

467

観たいひと

22

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1976
公開年月日 1976/12/4
上映時間 102分
製作会社 スタンリー・R・ジャッフェ・プロ作品
配給 パラマウント映画=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカ西海岸の町にある少年野球リーグを題材に、お荷物的存在のチーム『ベアーズ』が、奮戦しながら勝ち抜いていく姿を描く。製作はスタンリー・R・ジャッフェ、監督は「候補者ビル・マッケイ」のマイケル・リッチー、脚本はビル・ランカスター、撮影はジョン・A・アロンゾ、全編に流れる音楽はビゼー作曲の『カルメン』で、編曲はジェリー・フィールディング、編集はリチャード・A・ハリス、美術はポリー・プラットが各々担当。出演はウォルター・マッソー、テイタム・オニール、ヴィック・モロー、ジョイス・ヴァン・パッテン、ベン・ピアザ、ジャッキー・アール・ヘイリー、アルフレッド・W・ラター、ブランドン・クルツ、クリス・バーンズなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。ムービーラブカラー、パナビジョン。1976年作品。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

その昔、サンフランシスコ・ジャイアンツの二軍投手の時代、キャンプ試合で、かのテッド・ウィリアムスを三振にとったことが唯一の誇りである、飲ンベエのプール清掃人モリス・バターメーカー(ウォルター・マッソー)は、市会議員のボブ・ホワイトウッド(ベン・ピアザ)に、地元の少年野球リーグ『ノース・ヴァレー・リーグ』の新チームを『ベアーズ』のコーチを依頼された。今は縁を切ったとはいえ、野球と聞けばやはり胸が躍る。その上、コーチ料も貰えるとあって、引き受けたモースだが、ベアーズのメンバーの練習を見て絶望的になった。これは、という素質を持つ選手が1人もいないのである。キャッチャーのエンゲルバーグは、体重90キロの肥満児で、暇さえあればチョコレートを食う。ピッチャーのルディは強度の近眼、タナー(クリス・バーンズ)はプレーするより喧嘩をしている時の方が多く、オギルビー(アルフレッド・W・ラター)は大リーグの事なら何でも暗記している生字引だが、プレーは全くダメ。その他、ハンク・アーロンを神のように崇めている黒人少年アーマッド、ホワイトウッド議員の息子トビー、英語の通じないメキシコ人の兄弟、そして内気な運動神経ゼロのルパスなどが、ベアーズのメンバーである。さて、ベアーズの第1回戦の相手が、ロイ・ターナー(ヴィック・モロー)率いるリーグ最強のヤンキース。ベアーズは一死もとれずに1回の表で26点取られ、たまりかねたモリスはそのまま、放棄試合にした。この惨敗を見て、ホワイトウッドはベアーズを解散しようとしたが、モリスは逆に闘志をかきたてられるのだった。そこで彼は、以前、つきあっていた恋人の12歳になる娘アマンダ(テイタム・オニール)をスカウトした。アマンダは、モリスに投手としての全てを教えられていたのだ。そしてもう1人、タバコを喫い、いつもハーレー・ダビッドソンを乗りまわしている不良少年ケリー・リーク(ジャッキー・アール・ヘイリー)が強打者であることを知り、スカウトした。この2人の加入によって、ベアースは見違えるようなチームになり、以後は連戦連勝、ついにヤンキースと優勝決定戦を争うことになった。今やモリスはベアーズを勝たすためには手段を選ばず、外野に飛んだボールは全てケリーに取るように命じたため、チーム内で内紛が起きようとした。だがヤンキースのターナー・コーチが自分の息子で投手をしているジョイ(ブランドン・クルツ)が命令を聞かなかったために、殴るという事件をきっかけに、モリスは勝負にこだわることを止め、最終回にベンチに残っていたオギルビーやルパスも出場させた。結局この回に4点とられたベアーズ、その裏、3点を返すが負けてしまった。表彰式。優勝したヤンキースはベアーズの健闘を讃えたが、ベアーズのメンバーは「同情なんて、いらないや!」と準優勝トロフィーを放り投げるのだった。(パラマウント映画=CIC配給1時間43分)

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011年12月下旬号

第二回 午前十時の映画祭:「がんばれ!ベアーズ」「ヤング・ゼネレーション」

1976年12月下旬号

外国映画批評:がんばれ!ベアーズその1

外国映画批評:がんばれ!ベアーズその2

外国映画紹介:がんばれ!ベアーズ

1976年11月上旬号

特別カラー・グラビア:「がんばれ!ベアーズ」

グラビア:「がんばれ!ベアーズ」

特集 「がんばれ!ベアーズ」:1 〈座談会〉 「がんばれ!ベアーズ」は子供の世界を描いた大人のためのメルヘンなのだ・・・ 山藤章二×前田陽一×松井猛×黒井和男

特集 「がんばれ!ベアーズ」:2 マイケル・リッチーと悪評さくさくたる人たち(ザ・バッド・ニューズ・ベアーズ・メン)

特集 「がんばれ!ベアーズ」:分析採録

2020/04/22

2020/04/30

75点

レンタル 
字幕


「カルメン」を聞くといつでもこの映画が想い出される

リアルタイムで映画館で鑑賞して、今回観直してみて面白かったことに変わりがない。
意外性の無いお約束通りの娯楽映画。それが心地いい。これが映画の王道と言わんばかりの後味の良さ。

そういう娯楽映画のマニュアル通りのつくり方であるのだが、最後に試合に負けるのがポイントだろう。
同時期に公開された「ロッキー」もそうだが、通常のつくり方だったら、最後には主人公が勝利してめでたし、めでたしであろう。

そうしなかったことにベトナム戦争の影響がある。この戦争の泥沼化、そして敗戦というのが、何でも一番であることを自負していたアメリカ合衆国の自信を失ってしまう。アメリカの正義、愛国精神も揺らいでしまう。

そしてアメリカン・ニューシネマで描かれるアメリカ社会の矛盾や不条理などを描いてアメリカが必ずしも一番でなくなった。
ハリウッド映画の定番、能天気なくらいのハッピーエンドなんか嘘っぽくてつまらないものとなってしまった。

そういう経緯を経て、またハリウッド映画は息を吹き返した。パニック映画のような大見世物娯楽大作に「ロッキー」や本作のような観ていてスッキリする作品、黄金期のハリウッド映画をとりもどした。

「ロッキー」や「がんばれ!ベアーズ」のラストで描かれる試合に負けても心意気では負けないよである。 

というのは何でもアメリカが一番、勝利することが価値があるのではなく、自分のやることに自信を持つことが大切だということを感じさせる。ナンバーワンにならなくても、この世にひとつのオンリーワンですねえ。

わたしが映画ファンになったのはこの頃なのだ。それはとても幸運だったと思う。もう少し早く映画ファンになったらアメリカン・ニューシネマのような暗い映画を観てガックリしたら少年から今のジジイになるまで映画を観続けることはなかったかも知れない。こういう映画こそ映画の王道であって、観終わってなんらかの希望や気持ちが軽くなるような映画を観続けたから、映画って良いもんだなと思う。一生付き合う価値があるものに出会ったと思う。そういう映画に出会い続けて、映画ファンになったのだ。

今のハリウッド映画は米同時多発テロの影響を受けて、アメコミのヒーロー映画も単純明快、勧善懲悪なものでない。またアメリカの観客もそういうものは嘘っぱちで面白く感じないかもしれない。でも、映画としてはクオリティの高い映画でも「ジョーカー」は二度と観る気が起こらないほどに落ち込んだ。もし、私がいまの時代に映画ファンになったら、映画ファンを辞めたかもしれない。ラース・フォン・トリアーやデヴィッド・フィンチャーのような映画ばっかり観ていたら、死にたくなるよ。

今こそ、ハリウッド映画の楽天主義、ハッピーエンドが必要なのだ。

2020年

2020/03/19

70点

選択しない 


缶ビール片手のベンチ采配もいいなあ

 懐かしい映画。ベンチでも缶ビールを手放さない少年野球の監督っているのか、アメリカってこんなのもありなのねと思った。野球なんてとんとダメ少年たちと酔っ払い監督の組み合わせなんて、よくも考えたものだ。こんな映画ができちゃうアメリカってすごいなと思った。

 優勝をかけた試合では、大人の欲というのが出る。どうしても。ここまでくれば、子どものことなんか構わなくなるのはよくわかる。勝たなきゃと思う。子どもって、そこまで灰汁は強くない。年を重ねるとそうなっちゃう。
 でも、ベアーズの監督、ウォルター・マッソーさんよく思いとどまった。ビール片手の監督には、最後の采配が似合っている。
  
 テイタム・オニールは今どうしているのだろうか、ウィキペディアをのぞいてみようか。

2019/11/15

2019/12/31

60点

選択しない 


野球を描いたものとしては低俗
アマンダ役のテイタム・オニールが可愛かったくらいか。

2019/11/14

2019/11/14

78点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
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また観た

テイタム・オニールを始めとして、子供たちの自然な演技が上手い。

1980年代

2019/04/15

70点

テレビ 
吹替


オシャマなT・オニール

まだまだあどけなさが抜け切らないオシャマなT・オニールと、トボケタ雰囲気を漂わすW・マッソーの対照の妙光る配役が印象的。数々の障壁を乗り越えながら、野球を通して成長する子供たちの姿をコミカルタッチで紡ぎ出したファミリー映画のプロトタイプ。

2012/08/05

2019/02/23

-点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズ上大岡 
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“Bears 1976”と記された記念写真・・・

午前十時の映画祭。
閑散とした場末のポルノ常打ち館に入り浸っていた高校一年の時。超満員の観客が沸き返る中で、ああ映画って本来はこれが王道なのだと思い起こされた。酒飲み運転のバターメイカー、喫煙する子供たちとみんなワイルドだったが、エンディングの“Bears 1976”と記されたプレートの記念写真が今はセピアの色合いとなったのが、今は切ない。