雑兵物語

ぞうへいものがたり|Rabble Tactics|Rabble Tactics

雑兵物語

レビューの数

3

平均評点

62.1(18人)

観たひと

33

観たいひと

4

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 時代劇 / コメディ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/7/13
上映時間 90分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督池広一夫 
脚色小国英雄 
原作清水崑 
企画高森富夫 
財前定生 
撮影宮川一夫 
美術太田誠一 
音楽浜口庫之助 
録音海原幸夫 
照明岡本健一 
編集谷口孝司 
スチル西地正満 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演勝新太郎 茂平
船越英二 弥十
藤村志保 於莵
小林勝彦 織田信長
柳家金語楼 了海
ミヤコ蝶々 窩主買の姿
堺駿二 仙太
中村豊 猪之吉
三角八郎 藤七
毛利郁子 居酒屋の女
遠藤辰雄 孫六
柳谷寛 益田庄兵衛
山路義人 木原武兵衛
人見きよし 北軍の足軽小頭
今喜多代 お常
太平洋子 おたつ
横山アウト 五郎八
ノック 北軍の斥候留吉
フック 北軍の斥候A
パンチ 北軍の斥候B
平和日佐丸 茶店の客A
平和ラッパ 茶店の客B
寺島雄作 杢兵衛
水原浩一 近江屋甚五郎兵衛
尾上栄五郎 立石源太左衛門
東良之助 田村玄蕃正
伊達三郎 山本将監
沖時男 半蔵
三浦志郎 嘉助
越川一 久作
三上哲 勘太
山岡鋭二郎 亀吉
黒木英男 権次
滝のぼる お関
美吉かほる お種

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

サンデー毎日・週刊漫画連載の清水崑の漫画“戦国雑兵”を「天国と地獄」の小国美雄が脚色、「影を斬る」の池広一夫が監督した時代喜劇。撮影は「女系家族」の富川一夫。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

戦国時代の荒れ果てた一寒村に二十文の日当で足軽十五人の徴発がきた。うまい話だが頭数を揃えねばと、了海和尚と相談の上、半人前の小男の仙太、大モノグサの弥十、折しも通りかかった茂平を口説き、仙太の女房で体重三十貫、しかも臨月近いおたつ、男おんなの於莵まで男装させ、頭数を揃えた。成立ちからこれだから五郎八と藤七は両軍の勝敗をバクチのタネにする。茂平は味方が危くなると、敵の斥侯になっている隣村の留吉から敵方の旗を手に入れてみんなにつけさせる。拾い物に精出して盗品買いの婆に売りつけるといった調子。この奇妙な連中を使って敵の裏をかき、大切な兵器を居城清州に運ばせようと考えたのは信長だ。極秘だという荷物の中味を覗くとただの黒い鉄の玉。ところがこれが“国崩し”という物すごい爆弾と判ったが、お目付けの益田庄兵衛がいるので逃げるに逃げられず、へっぴり腰で道中がつづいた。清州にたどりつき、明朝を期して砲撃と決ったが、一足さきに故郷へ帰ったはずの仙太夫婦と赤ん坊が敵の城にいることが判った。そこで一同は必死になって仙太を救けに出かけ、雑兵たちや仙太親子を脱出させた。とたんに大音響、茂平は於莵を突き倒すようにして身を伏せた。やがて顔を上げてみれば、砦はあとかたもなく、ただ巨大なキノコ状の翼が天を突き上げるようにグングンのびていた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1963年8月下旬号

日本映画批評:雑兵物語

1963年7月下旬号

新作グラビア:雑兵物語

日本映画紹介:雑兵物語

2021/09/12

2021/09/12

60点

テレビ/有料放送/時代劇専門チャンネル 


将に雑兵

ミヤコ蝶々、平和ラッパ他、きちんと見れば関西の芸人が多数出演。

2015/11/17

2015/11/17

65点

テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


百姓達の連帯感をコミックに描く

雑兵として徴発された百姓達が、仲間の危機を救うために活躍する物語。勝新太郎、船越英二などシリアスな演技を得意とするスターが、ここでは喜劇を演じる。
船越英二のとぼけた味が良い。また勝新太郎もタイトルの清水昆のマンガから抜け出してきたような味のある演技。
脇役はいろいろな喜劇人がでるが、アチャラカではなく、まじめにその持ち味を生かした演技をしている。
船越の「雑草の悔しさ、苦しさを本当に知っているのは雑草だけだ」といって仲間から敵陣に向かって離れていくシーン。そのあと勝を残して一人、また一人と助けに行くシーンはとても良い。
感動のラストシーン。

1963年

2013/07/04

-点

映画館/鹿児島県 


小学校引率で鑑賞

大映高島屋だった、と思います。