大江戸の鷹

おおえどのたか|----|----

大江戸の鷹

レビューの数

2

平均評点

57.5(2人)

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/4/11
上映時間 78分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
カラー シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督内出好吉 
脚本高田宏治 
企画吉辺恒生 
撮影杉田正二 
美術前田清 
音楽阿部皓哉 
録音小金丸輝貴 
照明中村清 
編集堀池幸三 
スチール諸角義雄 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演若山富三郎 小吉
山城新伍 辰五郎
扇町景子 お信
東龍子 きわ
西崎みち子 おとき
山本順大 久作
星美智子 豊春
永井三津子 竹葉
星十郎 幸平
明石潮 男谷平蔵
伊沢一郎 男谷彦四郎
坂東好太郎 大平民部介
加藤浩 堂塔主馬
楠本健二 金川左膳
時田一男 鮫次
源八郎 作兵衛
五条恵子 芸者A
富永佳代子 芸者B
木内三枝子 芸者C
高松錦之助 修造
赤木春恵 おかね
島田秀雄 
小田真士 
伊吹幾太郎 文太
遠山金次郎 治郎太
疋田圀男 町方同心A
原京市 町方同心B
香月涼二 旗本A
波多野博 旗本B
木島修次郎 やくざ
矢奈木邦二郎 勝半太夫

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「鷹天皇飄々剣 吉野の風雲児 大江戸の対決」の高田宏治のオリジナル・シナリオを、「お世継ぎ初道中」の内出好吉が監督したアクション時代劇。撮影は「侍富士を走る」の杉田正二。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

堅苦しい侍暮らしは性に合わぬと、家を飛び出した男谷小吉は、本所深川界隈の喧嘩の仲裁を買っては、「本所の先生」と町の人気者になっていた。その本所に居合抜きの道場を構えた大平民部介は、この小吉が目の上のこぶだった。暴力を振う大平も小吉が飛びこんでくるといつも引きあげねはならなかった。浪人勝半太夫の娘お信を見染めた大平は、その縁談を断わられるや半太夫を闇打ちにしてしまい、悲しみにうち沈む未亡人のきわに半太夫を殺したのは小吉だと入智恵した。だがこの闇打ちを目撃したのは小吉の弟分辰五郎だった。それを知った大平は、ある夜小吉と勝五郎を襲った。小音と辰五郎は大平達を追っ払ったが、駆けつけた同心に奉行所に連行されてしまった。翌朝、小谷家に引取られた小吉は、兄彦四郎から大小に封印されてしまった。小吉は、きわの家に、父上を殺したのは私でないと挨拶に行った時、お信の清楚な姿に惹かれ、柄にもなく赤くなるのだった。大平の道場では、小吉が奉行所で半太夫殺しを喋ったものと、急拠非常手段をとった。門弟を引き連れた大平は、きわを人質として道場に連れ帰り、小吉に果し状を送った。小吉は、お信と共に道場へ乗り込んだ。小吉とお信は力を合わせて大平を討ちとり、きわを無事救い出した。小吉は父平蔵にお信を嫁にすることを許された。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1962年4月上旬春の特別号

日本映画紹介:大江戸の鷹

2024/09/14

2024/09/14

60点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


勝海舟の父親小吉が殺された勝家の当主の仇を討ち、勝家の婿養子に入るまでを描いたもの。小吉のモテモテぶりが凄い。


2021/12/12

2021/12/12

55点

VOD/U-NEXT 


父鷹の若い頃。

ネタバレ

本所深川で庶民の用心棒的な存在のお侍・小吉は、町衆に評判で女性にも人気。今回も喧嘩っ早い辰五郎を戒め、正業に就かせる。一方で乱暴者を束ねる道場主はある武家の主を闇討ちし、その家に行って主人の敵討ちを助成すると言い出す。その裏にはその家の一人娘の婿養子に入り込もうとする魂胆だったが…

若山富三郎と山城新伍による時代劇。なぜに大江戸の鷹かと思えば、主人公小吉は、勝家に婿養子になっての勝小吉、つまり勝海舟の父親だから、鷹というのは父子鷹の「鷹」。登場人物は実在の人物ながら、ストーリーはお手軽な展開で、量産された中の一本。