サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点

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サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点

レビューの数

0

平均評点

50.7(5人)

観たひと

9

観たいひと

2

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/11/17
上映時間 0分
製作会社 東宝
配給
レイティング 一般映画
カラー モノクロ/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督青柳信雄 
脚本若尾徳平 
製作安達英三郎 
撮影鈴木斌 
美術北猛夫 
音楽松井八郎 
録音上原正直 
照明大西美津男 
スチル荒木五一 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演藤木悠 権田三郎
高島忠夫 助川十吉
有島一郎 有馬彦吉
久慈あさみ 有馬藤子
白川由美 有馬百合子
河津清三郎 大岡社長
小泉博 原田専務
塩沢とき 原田康江
若林映子 原田令子
小串丈夫 原田新一
伊藤久哉 望月
園田あゆみ 叶子
中山豊 三沢
若松明 倉橋
関田裕 久保
中村吉五郎 伊達
山田彰 宇井
一の宮あつ子 愛子
清水由記 雅子
森今日子 初子
村松恵子 早苗
北あけみ かおる
横山道代 艶子
沢村いき雄 老婆
丘寵児 酔漢
水の也清美 酔漢の妻
佐田豊 巡査
小沢経子 原田家の女中
峯丘ひろみ デパートの店員
田武謙三 石原警部補
小西ルミ 女給A
姿圭子 女給B

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「寒流」の若尾徳平のオリジナル・シナリオを「サラリーマン 権三と助十」の青柳信雄が監督したサラリーマン喜劇。撮影もコンビの鈴木斌。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

権三と助十は、恵豊タクシーの運転手。権三は不精者だが働きもの。助十は口八丁の洒落男。恋も仕事もフェアプレーだ。恋人の百合子にも三ケ月間の水揚げ競争で勝った方がプロポーズしよう、と誓いあった。百合子の誕生日が来た。二人はプレゼントで競い合ったが、はりきってデパートへ行った助十は、財布を掏られてがっかり。そんな助十をみて、権三は自分のプレゼントを二人の連名で百合子に贈った。助十は権三の友情に感謝感激。助十の財布はすぐ戻ったが、中身はからっぽ。助十は届け主のデザイナー令子を疑ったが、令子が原田専務の妹であることを知って大慌てで逃げ出した。資本主のXX鉄道の原田専務は、会社乗っとりを企んで、一番成績の悪い、権三助十のいる城西営業所に眼をつけた。彼は、移動無線車を試用させ、六カ月間で黒字にするようにと無理難題を押しつけた。権三、助十ら優秀な運転手ははりきったが、不馴れな無線車に失敗ばかり。城西営業所はピンチに追いこまれた。権三、助十の提案で、お客の勧誘に努めることになった。おかげで成績はうなぎのぼり。令子も今では会社を思う仕事熱心な助十をみなおし、お客勧誘につとめる助十を手伝うのだった。助十もそんな令子のやさしさに目をみはった。みなの努力で、城西営業所は約束の期間内に黒字になり、すべて事なく終った。権三、助十の水揚げ競争は、僅少の差で権三の勝。約束通り、権三は百合子にプロポーズした。そして権三を祝福する助十のバックミラーには、令子の笑顔が映っていた。

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1962年3月上旬号

日本映画紹介:サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点