モーガン警部と謎の男

もーがんけいぶとなぞのおとこ|Policeman Morgan and a Man of Mystery|Policeman Morgan and a Man of Mystery

モーガン警部と謎の男

レビューの数

2

平均評点

47.1(8人)

観たひと

15

観たいひと

2

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/8/13
上映時間 86分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督関川秀雄 
脚本高岩肇 
若井基成 
企画亀田耕司 
猪又永一 
清水昭 
製作大川博 
撮影藤井静 
美術森幹男 
音楽富田勲 
録音岩田広一 
照明銀屋謙蔵 
編集長沢嘉樹 
スチル山守勇 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演鶴田浩二 風早
久保菜穂子 麗華
中山昭二 中川
神田隆 等々力
波島進 滝川
小野良 吉田
菅沼正 峰岸
フランク・レイノルズ エド・ブラウン
ハンス・ホルネフ エド・トーマス
山本麟一 黒眼竜
ダンテ・リーレ トニイ
トニイ・リコ サム
山形勲 
テリー・スタンホード マリイ
ジョン・エバース チャーリイ
アンドレ・ヒューズ ワシントン連邦麻薬局長
マーネル・ペレラ バーテン
エディ・モハンダース 刑事A
ダニールミーナレ ペドロ
ハロルド・S・コンウェイ 香港警察の署長
志村妙子 タイピスト
久保一 運転手
木下道子 保母
ジョン・ブロンフィルド モーガン警部
ジェームス・グリフィス トム刑事

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ジョン・ブロンフィルドを迎えてのアクション・ドラマで、高岩肇・若井基成の共同脚本を「わが生涯は火の如く」の関川秀雄が監督した。撮影は「宇宙快速船」の藤井静。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

アリゾナ州、ツーソン町でモーガン警部の友人が殺されるという事件が発生した。モーガン警部とトム刑事の活躍により、香港から輸出される造花から麻薬が発見された。二人は香港に飛んだ。モーガンとトムは、彼をつけて来た怪しげな男を逆に追って、賭博場に足をふみ入れた。そこでは、世界を股にかける密輸団の趙を始め、用心棒の黒眼竜やトニイ達が秘かに通報を交していた。そこで、モーガンは、香港公司社長の令嬢麗華と知りあった。麗華の胸には造花のバラがさされてあった。モーガンとトムは、翌日、造花が造られているという孤児院をたずねた。この造花は、麗華の父周が買いあげ慈善団体に寄附していて、明日、東京の慈善協会支部へ向けて船積みの予定になっていた。麗華は、父周が麻薬密輸団の黒幕で、造花に麻薬を仕込み取引きしているとは知らなかった。モーガンとトムは造花を積みこんだ船に乗り込み東京へ向った。その船には、マラッカの神風と呼ばれる特攻くずれの国際ゴロ、風早というえたいの知れない男も乗りこんでいた。東京へつくや、モーガンは警視庁と協力密輪団捜査にのりだした。その捜査員中川刑事と風早は親友であった。風早は中川の妹ルミ子の許婚だったが、ルミ子が病気で麻薬をうったのが病みつきとなり死亡したため麻薬には心から憎悪を悪じていた。造花は横浜の倉庫に入荷したままだっだ。倉庫で精製した麻薬を造花につめルートに乗せるのである。周、趙をつけた尾行の刑事からブラウン商会が麻薬密売に関係あるとわかった。警察とは別に風早もこの麻薬を追っていた。麗華に好意を持つ風早は、麗華に彼女の父の悪業を話し、父から離れるようにさとした。驚いた麗華は父と別れるべくホテルを飛び出すが、ブラウン達に倉庫に連れこまれた。それを知った風早も麗華を追って倉庫にとびこんだ。モーガン警部と警視庁も倉庫を急襲した。周は自殺し、麻薬団一味は壊滅された。羽田空港を飛びたつモーガンとトム、そして風早と麗華、二機のジェット機は、アメリカへそして香港へと爆音も高く舞い上っていった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1961年9月下旬号

日本映画批評:モーガン警部と謎の男

1961年9月上旬号

日本映画紹介:モーガン警部と謎の男

1961年8月下旬号

新作グラビア:モーガン警部と謎の男

2013/05/13

2014/07/10

35点

映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷 
吹替


図太い厚かましさ

ジョン・ブロムフィールドの顔は覚えていませんが若山弦蔵の声と合わさると微かな思い出が甦る西部の刑事ドラマ。本人を連れてきて映画を作ってしまう厚かましさが△の勢いでしょう。話は破綻とご都合主義だらけですし、関川演出もお座なりですが、アリゾナや香港に見せようとする努力は買ってあげたい。

2013/05/13

2013/09/23

10点

映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷 


金のかけどころが違っている

アメリカから当時はそれなりに知られていた俳優を呼び、日本人キャストも多数の有名俳優が参加しているが、人件費に殆ど使ってしまったとみえ、シナリオ、セットににしても観るに堪えないお粗末さである。
一部ファンにチープな作品を敢えて好む向きもあるようだが、さすがにこの作品は受け入れにくいのでは?