(※)ジーン・アーサー主演作。しかし、KINENOTEには『街は春風』の記載欄が無いので、こちらにレビュー記載。評定はつけない。
KINENOTE運営の方々も大変だとは思いますが、レビュー欄は設けていただきたいと思います。
大富豪で有名な銀行家だが、倹約家の男。妻が高価な毛皮コートを買ったのを知って夫婦喧嘩となり、男はその高価な毛皮コートをビルの屋上から下の公道に投げ捨ててしまう。
オープンバスで公道を通った女性に、その毛皮コートが被さる。コート被さった女性がジーン・アーサー。ここからドタバタ喜劇が始まり、ドタバタと並行して大富豪銀行家の息子(レイ・ミランド)とジーン・アーサーとの恋愛物語も始まる。
微笑ましい騒動が続くが、たくさんの食べ物を持って転んだりするシーンはチョットいただけなかった。食べ物を粗末にするドタバタ以外は比較的おしゃれな感じでナイスか…。
ジーン・アーサーは、1979年に銀座の映画館で観た『歴史は夜作られる』のスクリーンで輝いていた美人。
本作は『歴史は夜作られる』と製作年が近く、やはりジーン・アーサーは綺麗!
また、ジーン・アーサーの相手役となるレイ・ミランドもメチャメチャ若い!
レイ・ミランドを初めて知ったのは、TVドラマ『刑事コロンボ』の犯人役、その後、ヒッチコックの『ダイヤルMを廻せ!』、フリッツ・ラング『恐怖省』、ワイルダー『失われた週末』などなど(書ききれないほど)多数の映画に出演している好きな俳優のひとり。
本作、なかなか楽しいコメディ映画だった。