無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた

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無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた

レビューの数

1

平均評点

66.0(13人)

観たひと

25

観たいひと

3

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/10/10
上映時間 80分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督池広一夫 
脚本石松愛弘 
池広一夫 
原作笹沢左保 
製作奥田喜久丸 
撮影宮川一夫 
美術小島基司 
音楽渡辺岳夫 
録音原島俊男 
照明今泉千仭 
編集諏訪三千男 
助監督瀬川淑 
スチル吉崎松雄 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演原田芳雄 御子神の丈吉
中村敦夫 疾風の伊三郎
峰岸隆之介 国定忠治
市原悦子 お加代
中野良子 お雪
井上昭文 開雲の長五郎
内田朝雄 韮崎の重三郎
菅貫太郎 巳之吉
早川雄三 榎松
長谷川明男 清蔵
内藤武敏 矢代の梅蔵
安部徹 松戸の助三郎
加藤嘉 流山の吾助
加村赳夫 銀次
梅津栄 源太
大林丈史 甚八
木村元 留造
愛川圭子 若い女
松崎真 賭場の親分
大隅さとみ 小女
平川美津子 女中
佐々木久雄 番頭

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

笹沢左保原作・小説の映画化二作目。妻と子を惨殺された無宿人御子神の丈吉が仇を求めて復讐の旅をつづける。脚本は「無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた」の石松愛弘、監督は脚本も執筆している同作の池広一夫、撮影も同作の宮川一夫。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

一度は堅気の生活に入った無宿人御子神の丈吉であったが、妻子を惨殺され、ふたたび渡世の道へと戻り、仇である国定忠治とその仲間を追って復讐の旅をつづけていた。仇の一人長五郎が、潮来の榎松一家の花会に出席しているのを知った丈吉は、ドスを片手に花会に乗り込むが、多勢に無勢、簀巻きにされて利根川に放り込まれてしまった。老漁師と疾風の伊三郎に救出された丈吉は、なおも仇を求めてさすらう。ある日、丈吉は矢代の梅蔵親分に、かつて丈吉が恩を受けたことのある韮崎の重三郎親分の家出した娘お雪を重三郎のもとまで送り届けるようにと依頼され、丈吉は承諾する。最初はいやがったお雪だが、丈吉の真心に次第に柔順になっていった。ところが、以前丈吉に眼をつぶされた巳之吉が現われ、お雪を犯し、連れさろうとした。さらに、丈吉が巳之吉の投げつけたドスをたたき落したところ、そのドスは弾んでお雪の胸を貫いてしまった。怒り狂う丈吉のドスが巳之吉の息の根を止めるが、お雪はすでに息絶えていた。死を覚悟で重三郎の前へ出むいた丈吉に重三郎は悲しみをこらえ忠治と長五郎は松戸に居ると教えるのだった。しかし、松戸では一日ちがいで忠治が旅立った後で、長五郎と兄弟分の助三郎が丈吉の命を狙うべく罠をはっていた。多勢を相手に苦戦した丈吉だが、最後の手段として、投げつけたドスが深々と長五郎の胸につきささった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1972年10月下旬号

日本映画紹介:無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた

1972/10/11

2012/03/10

70点

映画館 


快調の第二作

ますます快調、シリーズ第二作。日活、大映の役者が次々と出てきては殺されてゆく、原田のワイルドなアクションもよろしい。