八月の濡れた砂

はちがつのぬれたすな|Wet Sand in August|Wet Sand in August

八月の濡れた砂

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レビューの数

33

平均評点

75.2(150人)

観たひと

196

観たいひと

15

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/8/25
上映時間 91分
製作会社 日活
配給 ダイニチ映配
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督藤田敏八 
脚本藤田敏八 
峰尾基三 
大和屋竺 
企画大塚和 
藤浪浩 
撮影萩原憲治 
美術千葉和彦 
音楽むつ・ひろし 
録音古山恒夫 
照明大西美津男 
編集丹治睦夫 
助監督松岡明 
スチール浅石靖 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演広瀬昌助 西本清
村野武範 野上健一郎
中沢治夫 川村修司
赤塚真人 渡辺マモル
隅田和世 稲垣和子
藤田みどり 三原真紀
テレサ野田 三原早苗
三田村元 西本武
八木昌子 西本文子
奈良あけみ 野上雅子
渡辺文雄 亀井亀松
地井武男 井手
新井麗子 女教師
牧まさみ 由美
市村博 大学生
木村敏行 大学生
大浜詩郎 大学生
長浜鉄平 大学生
原田芳雄 神父
山谷初男 五郎

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

夏の湘南を舞台に無軌道な青春を、スピードとセックスと暴力を通して描く。脚本は「野良猫ロック セックス・ハンター」の大和屋竺と峰尾基三。監督は脚本も執筆している「野良猫ロック 暴走集団'71」の藤田敏八。撮影は「女の意地」の萩原憲治がそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

朝の海辺。オートバイをぶっとばす清は、緑色のオープンカーから下着だけで放りだされる少女を目撃する。それは不良学生に暴行された少女早苗で、全裸になって海へ飛び込んだ彼女はごしごしと身体を洗う。清は無人の売店小屋へ彼女を入れ、家に帰って、服を持ってくるが、彼女の姿はなかった。しばらくして、早苗の姉、真紀が清を訪ねてきた。彼女は、清を暴行犯人と思ったらしく、車に乗せ警察につきだそうとするが、怒った清は、車の中で真紀に強引に挑む。しかし、途中で気が変ってしまう。その夜、清は、以前、高校を中退した友だちの野上健一郎と、彼の母雅子の経営するバーで酒を飲む。そこには、雅子に求婚している亀井亀松がいる。健一郎は、何事も理解したような顔をしている亀井が大嫌いだった。数日後、早苗が清を訪ねてきた。その時海岸で彼女を犯した例の不良学生たちを見つけ、健一郎も加わって、オープンカーを奪いさんざんにいためつけ、そのまま早苗の別荘にいって遊んだ。翌日の晩、健一郎は裏通りで三人のヤクザらしい男たちに襲われ、半死半生の目にあう。見舞いにきた亀井の口がすべったことから、彼は、ヤクザを雇ったのは実は亀井だということを知ってしまう。健一郎の傷がいえた頃、彼が、クラスメイトだった優等生タイプの和子にいたずらしたことを知った、彼女に気のあった修司は決闘を申し込むが、惨敗し、火をつけられた修司は、和子を強引に犯す。和子はショックで自殺する。しかし、清も健一郎も、何の興味も湧かない。海にもぐって死んでみようと遊ぶが結局できない。数日後亀井が皆をヨットに招待した。復讐のチャンスと健一郎は、清と早苗、真紀を連れて乗り込み、出航直前、亀井と雅子に銃をつきつけ陸に追いやってしまう。何の目的もなしに、四人はヨットを走らせる。健一郎は清をけしかける。二人の男が真紀を襲う。真紀の切れ切れの悲鳴。真紀はついに犯される。熱いセックスの汗が流れる。そして銃声が鳴り響いた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年8月上旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第2弾 1970年代日本映画ベスト・テン:ベスト15グラビア解説

2004年8月下旬特別号 創刊85周年記念特別号2

キネ旬DVDコレクション :第148回 「八月の濡れた砂」

1972年6月上旬号

ニュー・ウェーブ:「八月の濡れた砂」へのバラード

1971年12月上旬号

NEW WAVE:藤田敏八「八月の濡れた砂」私論

1971年10月上旬秋の特別号

映画批評:八月の濡れた砂

1971年9月下旬号

日本映画紹介:八月の濡れた砂

1971年8月下旬号

特別グラビア:八月の濡れた砂/藤田敏八

シナリオ:八月の濡れた砂

2019/06/27

28点

レンタル 


虚しい青春だねぇ。

 いかにも、ああいう時代だからこその映画。落ちぶれた不良たちの虚しい青春。まぁ、こんな青春はどうせ長く続くものではない。若造がどんなに学校や大人や社会に反抗したとて、それが結局何になる。いくら非行に走り、無軌道なまま時間を潰してもただただ虚しいだけじゃん。後に残るものなんて何もないじゃない。
 主人公たちに共感できるものはゼロ。人を苛めることを喜び楽しみ、セックスし放題、暴力し放題の彼等の姿は観ているだけで気分を害する。こういう映画が量産され、支持されるようになるとは、何とも悲しい。まぁ、「虚しさ」というものを描いた点では評価出来るんだろうが。
 藤田みどりや新人の隅田和世は良かった。でもこのふたりが男どもに襲われるところを観るとやはり辛くなる。テレサ野田は当時14歳くらいだったの?とてもそんなふうには見えない!「シルバー仮面(ジャイアント)」でゲスト出演していたのを観たことがある。鴨川シーワールド周辺でロケしたエピソード。が、劇場公開作品に御出演されているのを観るのは本作が初めて。

2017/08/31

2019/05/11

-点

映画館/東京都/新文芸坐 


時代と自身の変遷の中で

10代、20代・・・40代と時代と自身の変遷の中で『八月の濡れた砂』を見続けて、時々でカッコイイと思ったりダサいと思ったりしてきたが、彼らの焦燥感や閉塞感すら50代の自分には眩しく映るのが今は悔しい。その意味でも青春映画の絶対的シンボリックな存在ではあるのだが、あと十年後の自分にどう映るのかは想像できない。

2000年代

2019/04/10

50点

レンタル 


青春映画の名作

これが青春映画の名作だと言われても、物語も配役も演出も何だか古めかしさばかりが先に立ち、ただただ途方に暮れるばかりの91分だった。まぁ、自分にはこの映画を味わう素養やセンスが無かったと諦めるより他ないってことだと思う。

2003/07/26

2019/02/07

-点

映画館/東京都/東京国立近代美術館 フィルムセンター 


シンボリック

20年ぶりの再会だ。我々があれほど時代の象徴的存在としてパキさんについて語り明かしたこと自体がサブカルの一現象だったのだろうか。中学生から深夜放送を聴き始め、そこから仕入れる若者文化を背伸びをして一所懸命に取り込もうとしていたとき、『八月の濡れた砂』を観るということが、その入り口に立つことだった。

2018/06/27

2018/06/27

80点

レンタル/大阪府/TSUTAYA 


あの夏の日

公開時には見ていない。数年後の自主上映で見た。ずいぶん荒っぽいストーリーがいつもお世話になっております。印象に残っているが、これを見た当時の自分活が蘇ってくる。劇場から出た時の夜の街の蒸し暑さ、体の中から突き上げてくるわけのわからない衝動。いま見返してみてもあれは何だったんだろうと、その正体がわからない。ラストシーンの波に揺られるヨットの上の二人と、石川セリのけだるい主題歌が余韻に残る。テレサ野田のヌードに衝撃を受けた。

2018/06/11

2018/06/14

-点

選択しない 


太陽がいっぱいを思わせるね。