主殺しと放火の無実の罪を着せられた女をめぐって、牢内の女たちの一致団結を描く。
題名からしてもっとエロ映画かと思ったが、意外とテーマは親子の愛情だったりする。
主人公はハーフ、同じ牢内に無期懲役の牢名主、女医、妊娠している女郎、商家の娘などがおり、さらに後から牢名主を取って代わるあばずれ女と、按摩などが入ってきて人間模様を繰り広げる。
危ない場面と言えばろうそくの下をくぐらせるろうそく責めの罰のシーンぐらいで、裸の女を縄で巻いて渡らせるところぐらいだ。当然胸は見えないように縄で巻いてあるし、下半身は腰巻きだから、嫌らしくも何ともない。
最後の脱獄シーンは面白く、いろいろな方法を考えつくものだ。
ほとんどのシーンは牢内だけなので、安上がりな映画だ。