ログイン・会員登録
ログイン後にご利用いただけます
戻る
みんながオススメしている最新公開作をチェック!
こうこうせいしんじゅうじゅんあい|Love for Eternity|----
2
54.9点(10人)
21
基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる
キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる
解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる
変わらぬ愛を誓い合った高校生が、その愛を貫くために雪山で自ら命を断つ純愛映画。「高校生ブルース」「おさな妻(1970)」の関根恵子が主演する。脚本は柴田久恵。監督は「新・高校生ブルース」の帯盛迪彦、撮影は「高校生番長 深夜放送」の喜多崎晃がそれぞれ担当。
あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる
青城高校二年生の丘谷由夫と宇野洋子は、共にスポーツで汗を流し、勉強に励み、将来について夢と希望を持って語り合う爽やかなカップルだった。ある日、授業中校長室に呼ばれた由夫は真青な顔をして、そのまま早退してしまった。心配した洋子は、級友の仲本を誘って由夫の家を訪れ、由夫の兄が父親を殺したと知らされた。兄の卓郎が、親友である赤軍派の幹部と刑事である父親の間に入って悩んでいたこと、今朝も革新派学生の情報を掴もうとする父と激しく口論していたことを語り、共に良い兄貴であり良い父だったのにと呟やく由夫に、洋子は深い同情をよせた。宇野家では、由夫の家族に無責任な批判がなされ、母親のとみ子は洋子に殺人犯の家族という理由で由夫との交際を禁じた。宇野建設の社長で、近々参議院に出馬する父親博之の世間体をおもんばかって、娘の友情を踏みにじろうとする大人たちに洋子は激しい怒りと悲しみを覚えた。由夫の災難はまだ続いた。母親が心痛のあまり急死してしまったのである。家庭も未来も失いながら、兄の裁判費用のために高校を中退して働くという由夫の優しさと行動力に洋子はますます惹かれた。由夫が両親のお骨を持って郷里の信州に帰ると聞いた洋子は駅にかけつけ、どうしても別れることができず汽車に乗ってしまった。尊属殺人犯の弟と家出娘というレッテルが取れるまで、兄妹として暮すことを誓い合った二人は懸命に働きだした。しかし、倖せな二人の生活も長くは続かず、宇野家からの捜査願いによって由夫は誘拐犯人として逮捕され、洋子は家に連れもどされた。卓郎の裁判の日、傍聴席で再会した二人は、卓郎に死刑が言い渡され、卓郎自身も控訴を望まず死刑を待っているのを知って呆然とする。二人は、洋子の家族に結婚の許可を求めるが、洋子は部屋に軟禁され、由夫は屈辱的な言葉を浴びせられて追いかえされた。数日後、とみ子に言いふくめられた仲本は、洋子をドライブに誘うが、このチャンスに由夫のもとに行こうとする洋子を見て嫉妬に狂い洋子に襲いかかり、運転を誤って転落死してしまう。一瞬のすきに車を飛びだしてかけつけてきた洋子と、これを優しく迎えた由夫は、思い出の信州を訪れた。二人の愛に生きたいという願いのために、二人は自らの命を断ちに、降りしきる雪の中を山奥深く消えていった。
キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる
レビュー 登録の新しい順 登録の古い順 レビュータイトルの50音順 評価点の高い順 評価点の低い順
鑑賞日 2017/12/13
登録日 2017/12/14
評点 65点
鑑賞方法 映画館/大阪府/シネヌーヴォ
ママゴトのような2人の生活がユートピアのよう
Like 0
Comment 0
定石通りの純愛心中物で高校生と言うのは少し辛いが清潔感のある篠田三郎と全くの世間知らずのお嬢様を演じた関根恵子の2人はお似合いだったし、ママゴトのような2人の生活がユートピアのように楽しそうで微笑ましかった。
鑑賞日 1971/03/09
登録日 2012/03/02
評点 45点
鑑賞方法 映画館
身分が違います的恋愛
ブルジョア娘と貧困家庭の青年の恋。最後に心中することで結ばれる。陳腐。ラストの幻想的ベッドシーンの表現力の乏しさはもう恥ずかしくて…。
Close
鑑賞記録
mita_sub01_large
mita_sub02_large