スパルタ教育 くたばれ親父

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スパルタ教育 くたばれ親父

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レビューの数

8

平均評点

49.1(30人)

観たひと

50

観たいひと

3

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1970
公開年月日 1970/8/12
上映時間 87分
製作会社 日活
配給 ダイニチ映配
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督舛田利雄 
脚本佐治乾 
中野顕彰 
原作石原慎太郎 
企画園田郁毅 
藤波浩 
川野泰彦 
撮影高村倉太郎 
美術千葉和彦 
音楽宮沢俊之 
録音橋本文雄 
照明藤林甲 
編集井上親弥 
スチール井本俊康 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演石原裕次郎 田上悠三
若尾文子 田上尚子
小池修一 田上学
川口英樹 田上稔
松谷秀子 田上秀子
富松清信 田上清信
富松重隆 田上重隆
渡哲也 原和也
有川由紀 小島雅子
田崎潤 田上義郎
谷村昌彦 中原佐助
青木義朗 小島
川地民夫 今村

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

石原慎太郎のベストセラーを素材に、「反逆のメロディー」の佐治乾、「日本最大の顔役」の中野顕彰が脚本を担当。監督は「嵐の勇者たち」の舛田利雄。ハレンチ学園の高村倉太郎が撮影に当る。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

田上悠三はプロ野球の審判員として、今日も若い審判員、今村たちの勤務ぶりを厳しく観察していた。グランドでは、二軍同志の試合が行なわれ、その中でクロスプレーの末、今村の優柔不断なジャッジに腹をたてた選手の一人、原が今村を突き倒した。これを見た田上はコミッショナーに報告するとともに、今村たちを厳しく叱った。やがて一軍のナイターが始まり田上は主審のポジションに全神経を傾けた。そんなある日、田上家に一カ月の出場停止を喰った原が、田上のスパルタ教育を受けたいと知人の紹介でころがりこんで来た。むげに追い帰すわけにもいかず、ぐずぐずしているうちに、掃除を手伝うやら、わんぱくぞろいの子供の世話をやくやらで、いつの間にか田上家の一員として生活するようになる。妻の尚子は、ナイターのある夜はテレビのナイター中継を見ながら田上の帰る時間を予想して食事の仕度をするが、ちょうどその夜の試合は田上の判定をめぐり、監督との間に激しいトラブルが起った。尚子ははらはらしながらこれを見守っていたが、翌朝の新聞は田上の判定が正しかったことを報じた。次の試合で球場入りした田上がユニホームに着がえている時、先輩の小島塁審が脳内血栓で倒れ危険状態になってしまう。田上はさっそく家族に連絡をとったが、小島の妻は新興宗教にこり、高校生の娘雅子は学園闘争で学校に泊りこんでいて家にはよりつかないありさまだった。田上と原はバリケードの学園にふみこみ、いやがる雅子を無理やり病院につれていったが、親娘の和解のないまま、小島は息を引き取った。そんなことが縁となり雅子の学園の理事からバスケット部のコーチ役を依頼された。昼間だけならということでしかたなく引き受けたものの、タバコをふかす者、シンナー遊びをする者などで部の風紀は乱れに乱れていた。あまりのひどさに怒った田上は全員を集め総ビンタを喰すなど彼一流のスパルタ教育が始まった。やがて夏休みに入り、田上家では、学と稔の成績がガタンと低下、父兄の呼び出しがあった。学校では父親不在の家庭に多い精神不安定児だと言われ、途方にくれた尚子は、田上に不規則な生活の審判をやめてくれるよう頼むが、田上はガンとこの頼みを聞き入れようとしなかった。子供達もいっしょに遊んでくれようとしないパパに激しい不満を抱いていたため、尚子と結束してストライキ体制に入った。そして全員で田上の父義郎の家に出かけてしまった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023/06/17

2023/06/19

40点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


「現代のムシャクシャをぶっとばす型破りの荒療治!!」

石原裕次郎と若尾文子が共演ってことで観賞。
二大スター共演なのに何故埋もれてしまっているか観たらわかった。
とにかくとっちらかっている。
そんな中で織戸組の広告は印象に残るw
車の上でちんちん丸出しリアル小便引っ掛ける子役は強烈!

2022/11/09

2022/11/09

55点

テレビ/無料放送/TOKYO MX 


石原裕次郎に渡哲也、そして若尾文子、この顔ぶれでこの程度の映画しか出来なかったとは。邦画氷河期の最中ではこれが現実だったのだろうか。
昭和の世相を大袈裟に描きたかったのかもしれないが、それにしてもややひどすぎる感がある。特に子供のいたずらの程度や、暴走族の描き方は行き過ぎだろう。それによって何かのメッセージを打ち出したかったというのであれば分からなくもないが、観る者に不快感以外の何も伝わってこない。
そもそも題名のスパルタ教育で何を訴えたたかったのだろう?

2007/09/29

2022/11/04

30点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


スパルタ教育妄信映画ではないが…

原作は、石原慎太郎の教育啓蒙書「スパルタ教育」(1969)で、
それを元にストーリーを創作した作品。

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子供にも厳しく悪事にも毅然とした態度であたる大人の姿を、
公正さを象徴するアンパイアという設定を通して描いた映画。

石原慎太郎原作だから、
とにかくスパルタ絶賛で子供の人権なんて無視して構わないという内容かと思いきや、
そんな無茶なことはなく、それなりに子供や若者の立場にも立っている。

とはいえ、結局は教育に対して主張しているだけの映画という印象で、映画としての面白味は無い。

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【あらすじ】

 主人公(石原裕次郎)は後輩にもきびしいプロ野球の審判員で、日曜も仕事でナイターで帰りは遅く、起きるのも遅くて5人の子供と触れ合う時間が少なかった。
 同僚が危篤状態になり、彼の娘(有川由紀)を呼びに学園紛争中の高校に乗り込んで無理やり連れ去り、それがきっかけでその高校生たちの指導を頼まれ、シンナー遊びなどにも毅然とした態度で応対した。
 子供たちの成績が下がっていたずらにも明け暮れ、一緒にいてくれないことに文句を言われた裕次郎は、妻(若尾文子)まかせだった子育てを、一転自らスパルタ式教育を施した。
 そんな父親が判定をめぐって突き倒され観客にも野次られて翌朝飲んだくれて帰ってきたのを見てがっかりした子供たちは、夏休みで母と有川と共に裕次郎の父(田崎潤)の実家に行った。
 しかし、その町で暴れ回って住民たちと対立していた不良たちが、田崎の家に乗り込んで人質に有川を連れ去っていった。
 翌朝、裕次郎が来て不良たちに立ち向かって有川を助け、それを見た子供たちは父を尊敬するようになった。

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(以上、2007年の鑑賞時に書いた文章に、
加筆&訂正をしたもの)

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【基本情報の訂正】

アスペクト比(スクリーンサイズ)がアメリカンビス(1:1.85)
になっているが、
日活のサイトを見るとシネマスコープ(1:2.35)と書かれている。

2019/12/19

2019/12/20

-点

映画館/東京都/ユーロスペース 

『スパルタ教育 くたばれ親父』。プロ野球の審判員の父親を持つ家族。父親は石原裕次郎、母親は若尾文子、5人もの子だくさん。テレビで試合を見てると必ず流れる「織戸組」CM。何とも手作り感満載のCMが見もの。祖父役の田崎潤は「連想ゲーム」のキャラ。後楽園プールでいたずらされた外人役者は誰?

2016/09/14

2016/09/14

60点

テレビ/有料放送/チャンネルNECO 


石原裕次郎と若尾文子が夫婦役というので観た。
結局、何が言いたいのかよくわからなかった。

2016/08/23

2016/08/24

40点

テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


若尾文子共演

裕次郎との夫婦は息が合わない。アンパイアも辛いんだ。時間潰しに見たものは良いが、お金を出した人は気の毒だ。