風と共に去りぬ

かぜとともにさりぬ|Gone With the Wind|----

風と共に去りぬ

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レビューの数

98

平均評点

80.9(675人)

観たひと

1067

観たいひと

95

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1939
公開年月日 1952/9/4
上映時間 233分
製作会社 M・G・M映画
配給 MGM日本支社
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「白昼の決闘」「ジェニーの肖像」などの製作者デイヴィッド・O・セルズニックが1939年に完成した長編テクニカラー作品(上映時間228分)で、ベストセラーになったマーガレット・ミッチェル原作小説の映画化。監督は「ジャンヌ・ダーク」のヴィクター・フレミング、脚本はシドニー・ハワードの担当。撮影は「テレヴィジョンの王様」のアーネスト・ホーラーで、レイ・レナハン(「白銀の嶺」)とウィルフリッド・M・クライン(「二人でお茶を」)が色彩撮影に協力している。作曲はマックス・スタイナー、美術監督はリール・ホイラーが当たっている。主演は「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーと「栄光の星の下に」のクラーク・ゲイブルで、「女相続人」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、レスリー・ハワード、イヴリン・キース(「千一夜物語」)、トーマス・ミッチェル(「夢見る少女」)、バーバラ・オニール(「扉の蔭の秘密」)、アン・ルザーフォード(「虹を掴む男」)、ジョージ・リーヴス、フレッド・クラインらが助演する。なおこの作品は1939年度アカデミー作品賞をはじめ監督、主演女優、助演女優、脚色、色彩撮影、美術監督、編集、サルバーグ記念、特別と10の賞を獲得した。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

前篇=1861年、南北戦争が始まろうとする直前。ジョージア州タラの大地主ジェラルド・オハラ(トーマス・ミッチェル)の長女スカーレット(ヴィヴィアン・リー)は、樫の木屋敷と呼ばれる同じ大地主ウィルクス家で明日開かれる野外宴会に、そこの嫡子で彼女の幼馴染みであるアシュリー(レスリー・ハワード)と彼の従妹メラニー(オロヴィア・デ・ハヴィランド)の婚約が発表されると聞いて心おだやかでなかった。激しい気性と美しさをあわせ持つスカーレットは、多くの青年の憧れの的であったが、彼女の心はアシュリーとの結婚をかたく決意していたのだ。宴会の当日スカーレットは想いのたけをアシュリーにぶちまけたが、彼の心は気立ての優しいメラニーのものだった。スカーレットはそこで、チャールズトン生まれの船長で素行の評判の良くないレット・バトラー(クラーク・ゲイブル)に会い、彼の臆面のない態度に激しい憎しみを感じながら、何か惹きつけられた。突然、戦争の開始が伝えられ、スカーレットは失恋の自棄からメラニーの兄チャールズの求婚を受け入れ結婚した。メラニーと結婚したアシュリーもチャールズも戦争に参加した。だがチャールズは戦争で病を得て死に、スカーレットは若い身を喪服に包む生活の味気なさからアトランタのメラニーの元へ行き、陸軍病院のバザーでレットと再会した。レットは強引に彼女に近付いてきた。戦況はその頃南軍に利なく、スカーレットとメラニーは看護婦として働いていたが、やがて、アトランタは北軍の接近に脅えた。スカーレットと生まれたばかりの子供を抱えたメラニーは、レットの御する馬車で故郷へと向かった。レットは途中ひとり戦線へ向かい、のこされた2人はやっとの思いでタラの地に着くが、すでに廃墟になって、北軍にすっかり蹂躪されたあとだった。後篇=戦争は南軍の敗北に終わった。捕虜になっていたアシュリーがかえって来てメラニーを喜ばせたが、スカーレットは再び彼に愛を告白してはねつけられた。タラは重税を課され、土地を守る決意を固めたスカーレットは、その頃北軍の営倉に捕らえられていたレットに金策を頼みに行ったが、断られた。彼女は妹スーレン(イヴリン・キース)の許婚フランクが事業に成功しているのを見て、欺いて彼と結婚し、事業を自分の手中に収めてアシュリーを仲間に引き入れ、唯金儲けだけに生きるようになった。フランクが死んで、スカーレットはレットと結婚し、娘ボニーを生んだが、まだアシュリーへの想いが断ち切れず、レットはもっぱらボニーへ愛情を注いだ。こうした結婚生活の不調和から、レットはボニーを連れロンドンへ行ったが、ボニーが母を慕うので再び戻ってきた。ところがボニーが落馬して死に、メラニーも病死してしまった。このためレットとスカーレットの結婚生活はまったく破れ、レットはチャールズトンへと去っていった。スカーレットはこのとき初めてレットを愛していたと気付くが、一番愛しているのはやはりタラの土地であった。彼女はタラに帰ってすべてを考え直そうと決心した。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011年5月上旬号

第二回 午前十時の映画祭:「風と共に去りぬ」「ドクトル・ジバゴ」

2010年1月上旬号

DVDがおもしろい!:DVDコレクション No.449 「風と共に去りぬ」

2004年12月上旬号

DVDコレクション :第174回 「風と共に去りぬ」

1994年7月上旬特別号

ビデオ:スペシャル・レポート 「風と共に去りぬ」50周年記念マスター発売

1972年6月下旬号

S・Bスペシャル ミュージカル2本:風と共に去りぬ

1967年4月下旬号

新作グラビア:風と共に去りぬ

1961年8月上旬号

旬報万年筆:復活した「風と共に去りぬ」

1952年10月下旬号

外国映画批評:風と共に去りぬ

1952年9月下旬号

「風と共に去りぬ」はいかに宣傳されたか:

1952年7月上旬夏季特別号

外国映画紹介:風と共に去りぬ

1952年4月下旬号

シナリオ:風と共に去りぬ(後篇) D・O・セルズニック製作 M・G・M映画

1952年4月上旬特別号

新作グラフィック:風と共に去りぬ

特別掲載シナリオ:風と共に去りぬ

2020/06/14

2020/06/21

85点

テレビ/無料放送 
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時代を超える烈女スカーレットオハラのピカレスクロマン

HBOマックスが『風と共に去りぬ』を配信停止という報を受け、「見たつもりになって見てない名作」なので重い腰を上げて鑑賞することにした。3時間53分という大作なんてこんなきっかけもがなければ見る機会がない。ちなみにDVDは20年以上も前に購入し、ずーっと鑑賞せずに今日まで至ってしまった。そして購入したDVDではなくHDDの肥やしになっている衛星放送の録画版をみるという…。

見てないつもりだったのだが、劇中の各所で「あれ?次はこうなるんじゃなかったけ?」という映画デジャブ現象に遭遇。ラストの展開などは結構鮮明なレベルで憶えていたのだが、たぶんTVで放送していたのを断片的に見ていたんじゃないかと。

改めて鑑賞して衝撃的だったのは、主人公スカーレット・オハラの規格外、桁違いにエキセントリックなキャラクター。自由奔放といえば聞こえがいいが、もはやこれはピカレスクロマンなのではないか。アトランタの炎上崩壊シーンとか、駅の戦傷者シーンなど歴史に残るであろう名シーンなどが霞むぐらいに強烈なキャラクター。

戦前のお話なのでてっきり典型的な文芸ロマンスかと思い込んでいたのだが、全然全くの正反対。当てつけで結婚するわ、税金のために妹の恋人を略奪結婚するわ、負傷者の救助もイヤイヤやっているし、男性からみると共感度ゼロの悪女。いや悪女というより烈女か。よくもこんなキャラを戦前に描いたな。さらにこれが桁違いに美人のビビアン・リーが演じているので、鮮烈さに拍車がかかっている。
あまりに凄すぎて理解しがたいので、マーガレットミッチェルの原作の評価とか、なぜに女性にスカーレット・オハラのキャラがウケているのか、真面目に調べてしまった。

問題視されている「奴隷制度肯定描写」は、南部戦争当時の話だから、そんなに目くじら立てることでもないじゃないかと思っていたのだが、実は原作が白人至上主義らしくKKK(クークラックスクラン)が登場するそうで。映画ではプロデューサーがそれを別の表現で回避したので、マイルドな表現にまとめられているそう。たぶんこの辺の背景もあるのではないだろうか。

主人公のキャラが鮮烈過ぎるとはいえ、戦前にこれが撮影されたことが信じられないくらいスケールの大きい映像だし、前半後半それぞれのラストシーンの台詞は時代を超えた強力な生命力と不屈の精神性があり、あの有名なタラのテーマと相まって、無理矢理にでも感動させられてしまう。やはり映画史上に残る不朽の名作であることには変わりはない。

2019/05/21

2020/06/21

87点

映画館/愛知県/ミッドランドシネマ名古屋空港 
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明日は明日の風が吹く

すごく面白い。昔よくやっていた昼1時30分からの主婦向けドロドロメロドラマのよう。約4時間の映画なので、30分のメロドラマ8話分といったところか。この中でジェットコースターのように話が展開。絶世の美女なんだけど超自己中の主人公スカーレットオハラに何度も試練が降りかかり、その度に立ち上がり、最後に決定的に打ちのめされたと思いきや「明日は明日の風が吹くわ」と前を向く。聖母のようなメラニー(スカーレットの友人)も素敵だが、絵になるのはやっぱりスカーレット。

最近、人種差別的な内容だと話題になっているが、確かに白人の視点でしか描かれていない映画です。1939年製作なので仕方ないのかもしれないが、今の時代は注釈が必要でしょう。

2020/03/07

2020/03/09

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
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「壮大なスケールの中に燃え上がる炎の恋!映画史に輝く不朽の名作。」

妻と二日にわけて観賞。
妻は初見、自分は二回目。
妻が寝なかったので面白かったのだろう。

そんな妻がボニーの乗馬シーンでやばそうな雰囲気を察し

「えー!」

落馬で

「えーーー!」

通夜で

「えーーーーーっ!」

の見事な三段落ちをかましました。
そしてラストのスカーレットの名セリフを聞き

「そういうとこやぞ!(いかんのは)」

と最後まで毒づきました。
映画館で観るよりは落ちるがやはり不朽の名作。
ダレずに四時間堪能できました。

2020/01/04

2020/01/05

85点

その他/ネット 
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今から68年前の映画!!!

小説は1936年発行、内容は南北戦争の話だが、今回100分de名著の解説を見て映画をみたくなって探したら、ネットで無料で公開。スカーレットとアシュレー、メラニー、レット・バトラーの人間関係が面白いですね。時代背景は1860年代という今から150年以上前の話ですが、結構今に通じるものがあるのかなぁと思ってみてました。今となっては名著であり、名作ですが、約70年前にこれだけの規模の映画を撮影したことが凄いですね。「明日は明日の風が吹く」が有名ですが、この戦火によって、奴隷制度やら悪習が去っていったということでしょうか。もっと若いうちに見てみたかったですね。

2019/12/26

2019/12/26

-点

VOD/NETFLIX 
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長かったけど最後の5分まで新展開があり退屈しない、スケールがすごい。黒人奴隷の〜ですだ、って語尾。

2019/10/12

2019/10/15

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
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母がこよなく愛する映画

子どもの頃に見たきりで内容がうる覚えだったのだが、林真理子さんの「私はスカーレット」を読みたくて、何十年ぶりかに鑑賞。
映像こそ古めかしいが、南北戦争を敗北国視点で考えたり、その時代のアトランタに生きた人々の暮らしをを垣間見たり、歴史的目線でも観ることができた。後半のレッドバトラーとのすれ違いに涙すると母は言うが、わがまま放題やってきた報いだよなーとも思ってしまう…。でも全体的に生きる強さや、どんなことがあってもヘコたれない前向きさなどは学ぶものがある。