ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショー“東映ニューポルノ”特集の1本「女高生飼育」は、「完全なる飼育」という映画でも取り上げられている実際の事件をもとに、関本郁夫が脚本を書き、本田達男が監督した、本田にとっては最後の監督作で、わたくしには雑に書き殴られた脚本を、才能を欠いた演出家がただアップの連続で絵にしているだけの映画にしか思えず、個人的なツイッターには“なるほどこれで演出部はクビになって製作部に飛ばされたわけでしょうが、会社はきちんと見るところは見ているのだと感心したことが、唯一の収穫でしょうか”と書きました。