女高生飼育

じょこうせいしいく|----|----

女高生飼育

レビューの数

2

平均評点

55.5(6人)

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9

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0

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル エロス
製作国 日本
製作年 1975
公開年月日 1975/3/1
上映時間 53分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督本田達男 
脚本関本郁夫 
企画杉本直幸 
奈村協 
撮影国定玖仁男 
美術山下謙爾 
音楽松田晃 
録音荒川輝彦 
照明鈴木静雄 
編集荒木健夫 
助監督俵坂昭康 
スチール木村武司 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演朝倉葉子 朝倉葉子
江角英明 坂道太
京町一代 河野ふさ
星野美恵子 朝倉紀子
宮城幸生 刑事
小坂和之 刑事
波多野博 司会者
富永佳代子 手島の妻
辻本綾子 手島そのぶ
三上ヒロ子 中年の主婦

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

誘拐された女子高生が飼育されて、やがて女として目覚めていく様を描く。脚本は「札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥」の関本郁夫、監督は「処女・若妻・未亡人 貞操強盗」の本田達男、撮影は「下苅り半次郎 (秘)観音を探せ」の国定玖仁男がそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

昭和42年9月25日、テニスクラブの練習を終えた朝倉葉子は、帰宅する途中、後からつけて来た男に首をしめつけられ、男のアパートに連れ込まれた。男は、葉子の口と眼に絆創膏をはりつけ、ベッドに転がすと服を引きち切り全裸にした。そして、男は葉子の体内に侵入しようとするが、苦痛と恐怖と幼なさが必死に阻んだために、口の絆創膏をはがすと、自分の男性自身を舐めさすのだった。9月26日、男は葉子のメンスに気づき、絆創膏と縛っていたロープをはずしてやる。9月27日、男は、裸で手足の自由をうばわれた葉子を残して外出したために、身動きのとれない葉子は小便をもらしてしまう。帰って来た男は、葉子の濡れた臀部、秘めやかな部分を唇で舐め愛撫してやるのだった。9月28日、葉子、男の男性自身を口に含んでいる。9月29日、肉体的拘束を解かれた葉子が、男の買ってきた新しい下着をつけている。9月30日、テレビを見ている男と葉子。10月1日、葉子を自由にしておいて買い物に出かける男。10月2日、全裸でベッドに横たわる葉子を、濡れたタオルで拭いている男。そのうち、男の欲望は頂点に達し、葉子の体内に侵入した。激しく抵抗する葉子だったが、やがて、男の背を抱きしめていた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1975年8月上旬号

日本映画紹介:女高生飼育

2013/08/16

2014/07/09

5点

映画館/東京都/ラピュタ阿佐ヶ谷 


才能の欠如

ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショー“東映ニューポルノ”特集の1本「女高生飼育」は、「完全なる飼育」という映画でも取り上げられている実際の事件をもとに、関本郁夫が脚本を書き、本田達男が監督した、本田にとっては最後の監督作で、わたくしには雑に書き殴られた脚本を、才能を欠いた演出家がただアップの連続で絵にしているだけの映画にしか思えず、個人的なツイッターには“なるほどこれで演出部はクビになって製作部に飛ばされたわけでしょうが、会社はきちんと見るところは見ているのだと感心したことが、唯一の収穫でしょうか”と書きました。

2013/08/04

2013/08/04

72点

映画館/東京都/ラピュタ阿佐ヶ谷 


ストックホルム症候群を描く

@rightwide: #678 ラピュタ阿佐ヶ谷「女高生飼育」。後に「完全なる飼育」としても映画化された「女子高生籠の鳥事件」をモデルにした1975年製作の東映ニューポルノ。被害者の女子高生がストックホルム症候群的な感情を持つに至る過程を時系列を追って丁寧に描いた小品ながら真面目に作られた佳作である。